湘南ベルマーレ 2013
最終節の試合が、終わった。終わってみれば、最後に輝いた浦和名古屋の連続ドローのあと、全て1点差の6連敗。3年ぶりのJ1の舞台での戦いを象徴する結果を示し続けて、シーズンが終了した。 「運命を決めた」甲府戦以降2勝8敗2分。8敗のうち1点差が…
相手との距離を半分に詰めたのなら結構頑張ったようにも見えるけど、結果として相手に遥かに及ばない敗戦だったという意味では変わらない。文字通りの意味でも、一般的な使われ方の意味でも、今回の試合を表すのにこれ以上相応しい言葉は無いだろう。 今回が…
湘南のJ2降格が確定してしまいました。J1チームのサポの皆様、湘南のサッカーはどうでしたか? 湘南スタイルに明るい未来はあると思いますか? 個人的にも辛く哀しい出来事なのは勿論であり、心も身体もとても痛いのだが、それでもそれほど悲観的にはな…
さて、いよいよホントにホントの崖っぷちまで来てしまった。もはや何も言うことはない。何はなくとも勝たなければならなかったんだ、ずっと。それができないから、今ここにいるのだ。 ただ、例によって…もう何度目かもわからないけれど試合内容は良かったん…
プロ野球の日本シリーズに集中してた上に、それが解き放たれて呆けておりましたw。星野の『ロマン継投』への苛立ちについても書こうと思ったけど、アレはもういいや。 さて、もう二週間前になっちゃった、10月27日(日)の昼開催だった新潟戦。心配された台風…
夕方までに他の全ての試合が終わり、甲府と磐田が敗戦。勝てば再び降格圏脱出の扉に手がかかる、是が非でも勝たねばならなかった重要な試合だった。更には唯一のナイトゲームかつNHK-BS1での生中継もあり、内容と結果を残して「湘南ここにあり」をア…
今季の開幕を前に、湘南は目標をACL出場に据えていた。リーグ戦の残留を争う今、進出可能なのは天皇杯を掲げることだったが、その道も断たれてしまった。残念でならない。 その相手が「あの」甲府であれば尚更だ。ナビスコとリーグ戦序盤のアウェイで勝ち…
今節の名古屋戦はサカマガで、前節の浦和戦はサカダイ&サカマガ両誌で、ベストマッチに選定された。優勝を争う浦和と、ピクシー勇退に有終の美を飾りたい名古屋相手に、内容の伴った勝ち点2を得たことは大きな成果だ。 思えば名古屋戦は、前回の春の対戦で…
「試合終了のホイッスルが鳴った時は、今年一番悔しかったです。」永木キャプテンの試合後のコメントだ。4月のアウェイでの試合後でもやはり悔しがっていたのだが、全くの真逆の内容になった。 『J1開幕から6戦勝ちなし…。湘南ベルマーレが感じた浦和レッズ…
ギリギリの勝利、だった。一歩間違えば鳥栖戦のように押し切られていたかもしれない。お互いの意地と誇りがぶつかりあった熱戦を分けたのは、鳥栖戦の不運が裏返ったかのような幸運だった。 鳥栖戦で「もしも下村に当たったボールがゴール側に転がらなかった…
とてつもなく痛い敗戦なのは間違いないのだが、それ以上に痛かったのは湘南の上下のチームが軒並み勝利したことだ。ただでさえ勝ち点差を縮めなければならず、勝利というだけではあまり喜んでいられなかったというのに、だ。 今期最大の遠征計画だった鳥栖戦…
去年の天皇杯初戦は、炎天下で愛媛FCとだった。今年は試合前に結構な量の雨が降る蒸し暑い曇天の中、FC琉球を迎え撃った。遠く沖縄から琉球サポーターが来てくれた。めんそーれ! 敗戦という結果よりも、敗戦したことによりチームの空気が悪くなるのがイ…
この日、スタジアムにはトンデモない強風が吹き荒れていた。ゴル裏で立っていても揺さぶられるほどで、ビッグフラッグは持ちあげるのもやっとなほどに見えた。「湘南に神風が吹いた」と評したのは、仙台の手倉森監督。風を上手く結果に結び付けられたのは、…
51分。58分。62分。67分。同点で迎えた後半、16分間で怒涛の4失点。最悪だよ。もう1試合も無駄にできない時期に来て、こんな展開を見せられるなんて誰が思うだろうか。 しかも散々持ち上げられてから落とされたからね。今回とうとう秘密兵器ステボが登場…
受け入れがたい現実が目の前にあった。勝って初めて降格圏脱出の扉が開き、先の道に明かりが灯る、その重要な試合に敗れた。湘南と甲府のチームもサポーターも、重要性をわかっていた。その上でついた残酷な決着。 試合は前半のうちに、互いに短時間の間に1…
どのタイミングからだったろう。大竹が入ってからか、梶川が入ってからか。ゴル裏のチャントに合わせて、スタジアム全体のベルサポから手拍子が自然発生した。J2の昇格争い時でも無かった現象だった。 出なくていいタイミングでペナルティエリア外に飛び出…
「青天の霹靂」とは、こういう事を言うのだろう。試合開始前、とんでもなく"痛い"日差しに耐えている中で、そのニュースはやってきた。あっという間に知れ渡り、動揺と溜息がゴール裏を支配した。キリノ、中東のチームへの期限付き移籍。 移籍金を獲れる完全…
開幕戦では、逆転でリードしたのに試合終盤にガス欠して2-4。YNC戦では、絶妙なクロスから一発叩きこまれて0-1。三度目の正直と意気込んで臨んだ今節だったわけですが。 流石に同一チームとの三戦目ともなると、流れの中からの失点は無かったし、押し込ま…
川崎の怒涛の猛攻を食い止めたのは、真夏にやってきた新助っ人GK。その名は、アレックス・ホベルト・サンターナ・ハファエル。登録名『アレックス サンターナ』。身長189cm、ベテラン顔の23歳。 この日、湘南は中断期間に獲得した新戦力を二人同時に起用…
前節のアウェイ甲府戦で拾った勝ち点3を今後への布石にするには、この試合は重要だった…所謂『この試合に勝てば波に乗れる』という試合だった。そういう試合は今までも何回かあって、その度に落としてきた。そして、今回も落とした。 内容は悪くは無かった…
この日の勝利で、湘南ベルマーレはJ1通算で100勝目だったそうな。ということは、前回の勝利(5/11 FC東京戦@平塚)が99勝目だったわけで、中断期間を差し引いても実に1ヶ月…4試合足踏みしたことになりますな。 そしてアウェイでの初勝利でもある。も…
湘南ベルマーレのサッカーは、確実に進化している。試合終盤になっても体力が枯渇したようなプレーは無かったように見えたし、コンパクトに上手く守備もできていた。先制点も奪った。…それでも勝てない。勝てなかった。結果だけなら中断前と変わらない。それ…
一ヶ月ぶりのリーグ戦再開。どのチームも中断前の課題を解消するべく準備万端整えての再出発。湘南は後半の最後にスタミナが切れるのを防ぐべく、徹底したフィジカルトレーニングを積んできた。第二の開幕戦で、新しい姿を見せてくれるかどうかに期待してい…
日本代表DF吉田麻也は、以前こんなコメントを残した。 「アイドルのライブじゃないんで、さすがに負けた後はブーイングでもいい。普通、ホームで0-2と完封負けしたらブーイングは起きると思います。」
前回の書き込みを、元にした記事の著者さんが(即座に)見たらしい。 こちらに誤読や解釈間違いがあるなら素直に訂正しますから、ここでなくてもいいからコメントを発してくださいな。もしくは追跡記事をお待ちしています。あの時のGK西川の立ち振舞いがブー…
今回は、ブーイングについて少々考えてみたりする。 まずは、前回の記事でも書いた「とある記事」を取り上げてみたい。J1リーグ戦第13節、湘南対広島@BMWス。試合終盤での出来事について書かれている。まずはリンク先の記事を一読いただきたい。時間の…
今思い返せば同じ大敗でも、名古屋戦も浦和戦も磐田戦も大宮戦も、まだ相手にされていた部類だった。弄ばれてはいたけれど、それでも湘南は戦おうと必死に足掻けていた。 試合を生で観ていれば、劇的な展開に心揺さぶられたり、どうしようもない凡ミスに心が…
仕事が終わって駆けつけると、日が傾いて涼しくなってきていた。観戦日和で、サッカー日和。この季節のこの時間が一番いい気候かもしれない。もっとも定時で即脱出しても到着はキックオフ50分前なので、のんびりSKY丼など食べてる余裕もないのだけれど…
プレシーズンマッチでは、J1のスピードへの対応に苦慮して1-4の敗戦。YNCで当たった時は、前半29分まではペースを握ったものの先制されてからは大宮の流れを崩せず1-3の敗戦。 ここ数戦で積み上げてきた自信を持って、既に二度負けている首位大…
画面の向こうには、いっつも湘南の選手の方が数多く映っている気がする。それくらいコンパクトに守り、攻撃に移れば連動して皆で攻め上がる姿勢が貫かれていた。 実は、FC東京戦が自分達のサッカーを貫いての劇的な勝利だったとはいえ、同じ意識を本当にチ…