湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【天皇杯・3回戦_vs甲府】『ACL届かず』×0-1

今季の開幕を前に、湘南は目標をACL出場に据えていた。リーグ戦の残留を争う今、進出可能なのは天皇杯を掲げることだったが、その道も断たれてしまった。残念でならない。

その相手が「あの」甲府であれば尚更だ。ナビスコとリーグ戦序盤のアウェイで勝ち、リーグ戦後半のホームと天皇杯で負け。同じ2勝2敗でも、痛みはこちらが数倍大きかろう。去年のJ2からの勝敗は五分なのに、節目に顔を合わせては痛い敗戦を喫する相手になってしまったのが悔しい。

試合は攻める湘南と守る甲府にクッキリ色分けされて進んだ。浦和と名古屋との試合の流れはそのままにゴールに迫る湘南と、自陣の堅牢なブロックでそれを跳ね返す甲府

湘南はグギョンこそ韓国代表に召集されて不在なものの、大竹も戻ったほぼベストメンバーの布陣だった。高山がスタメンから外れたのは、暑いデーゲームで消耗戦になることを予想して後半の切り札として温存するためだったはず。

しかし前半で宇佐美の負傷で島村を投入せざるをえず、交代カードを切るタイミングが難しくなった。結局延長戦まで高山を入れられず、高山投入直後に失点したこともあってガッチリ守られてしまい、高山効果はほとんど得られなかった。

甲府がPK(そう、サンちゃんの時にまたPKだったのだ。サンちゃん絡んでないけどw)を外してくれた時には「天が湘南に勝てと言っている!」と思ったものだが…。攻撃の形は悪くはなかったんだけど、ああもガッチリ守られてしまうとなかなか難しいものだ。

『ロマンチスト』と『リアリスト』。存在意義を示すために攻撃スタイルを磨く湘南と、生き残るために徹底的に守備の形を磨く甲府。湘南対甲府は、互いの色がハッキリ出る試合に必ずなるから面白いのだ。願わくば来年も同じステージで…と思うが、どちらかがJ2に降格してしまうのだろう。

不幸中の幸いにも、これでリーグ戦に集中できる。もう明日だけど、次節はアウェイでC大阪戦だ。ホームでは0-3負け。磐田戦からの惨敗の連続で大ブーイングが起きて、一つの転機になった試合だ。ここをラストスパートのための良い転機にしなければならない。

…あ、良い転機にしたいけれど、良い天気にはならないっぽいw。