湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第28節_vs名古屋(H)】 『成長曲線』△1-1

今節の名古屋戦はサカマガで、前節の浦和戦はサカダイ&サカマガ両誌で、ベストマッチに選定された。優勝を争う浦和と、ピクシー勇退に有終の美を飾りたい名古屋相手に、内容の伴った勝ち点2を得たことは大きな成果だ。

思えば名古屋戦は、前回の春の対戦でも守備はある程度できていたんだ。問題はそれが前へ推進力を犠牲にしてのものだったので、いざって時に思うように攻撃が形作れなかったことだった。

あれから半年、積み上げてきた経験は嘘はつかなかった。浦和戦で得た「湘南スタイル」への確信は、名古屋と正面から向き合っても揺らがなかった。前回『完敗』と評した名古屋相手に、真っ向勝負で互角以上に渡り合ってみせた。

何度もポストに助けられたけれど、守備陣は結果的に久々スタメンのGKサンターナのイエローからのPKによる1失点に抑えられた。前回のPA外ハンドと同じく、ボールに反応して飛べてしまう反射神経と身体能力が生んだ悲劇ということにしておこうw…って笑い事じゃないよ。

その反応で多くのピンチを救ってもくれているし、それを見ていてワクワクもするんだけど、流石にこう何度もPKを献上されるとねぇ…。不運な部分があるのはわかるんだけど、流石にちょっと怖いなぁ。

攻撃はね、もう言うことなし。コバショーが、ここ2戦でスーパーサブとして機能している。もっとも、スタメンで使って最後までこのクオリティを維持できれば一番良いんだろうけどね。それができるのも亀川がスタメンで十分な働きをしてくれているからだし、チーム全体の底上げができているからこそだ。

あれから時間がかかったけれど、ギリギリで間に合った…はずだ。広島戦で叩き折られた成長曲線の延長線上に、ようやく帰ってこれた。天皇杯を挟んでアウェイのC大阪戦が待っているが、今のチームならホームで惨敗した二の舞は無いはずだ。C大阪に柿谷がいるなら、今の湘南には大竹がいる。

その天皇杯の相手が甲府というのも、テンション維持には最適の相手だ。福島Uの仇を取り、リーグ戦の借りを返さねばならない。リーグ戦で勝ち点5差を追いかける相手に有形無形のプレッシャーを与えるためにも、リーグ戦じゃないとはいえ負けてはいられない。何より、ACLへの道はまだ閉ざされていないんだ。

あと6試合で勝ち点5差。最終戦までに勝ち点差2以下になれば、何かが起きる。今は相手がどのチームだろうと、歩みを止めないことだ。一歩でも前へ、前へ!