湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第25節_vs鳥栖(A)】 『決壊』×0-1

とてつもなく痛い敗戦なのは間違いないのだが、それ以上に痛かったのは湘南の上下のチームが軒並み勝利したことだ。ただでさえ勝ち点差を縮めなければならず、勝利というだけではあまり喜んでいられなかったというのに、だ。

今期最大の遠征計画だった鳥栖戦。土曜日早朝の飛行機で移動、ナイトゲーム鳥栖対湘南を観戦後に福岡で一泊。翌朝広島へ移動、ズムスタでデーゲーム広島対巨人を観戦。新幹線経由で5時間かけて茅ヶ崎に戻るという無茶スケジュール。しかも台風接近で天候が読めないというオマケ付き。

もっとも台風については、土曜日は試合開始前と試合中にわずかに雨が降った程度。日曜日も試合前に結構降った時に少々濡れたりしたくらい。むしろ関東方面が集中豪雨で交通がマヒしていたので、無事に帰れるかどうかが心配だったが、それも帰る頃には復旧していた。直接的な台風だからという被害は無かったな。

『最終的に20本ものシュートを打たれたようだが、実際には本当に危険な場面はそれほど多くなかった。(中略)ピンチの連続でこそないものの、前に出られないまま放り込まれるボールに対応しているだけで、打開策が見いだせず。』

さて鳥栖戦である。上記はホーム開幕戦となった3月の記事からの抜粋だが、今回もほぼ同じ内容と言っていい。20本撃たれたシュートが15本に減ったくらいで、スタッツの傾向も大きな差は無い。

長い時間押し込まれ続けて、わずかな反撃のチャンスもミスで自滅。勝たなければ話にならない試合なのに、シュートは5本に留まった。守備の集中は最後まで途切れずに耐えていたが、後半ロスタイムについに決壊。オウンゴールで決着。

残念無念なんてもんじゃない。『自殺点』とはよく言ったものだ。必死にもがいているチームを更なる過酷な立ち位置に追いやる、残酷な結末。

股間を抜かれてしまったGK安藤が自分を責めていたが、そういう問題じゃない。オウンゴールは確かに不運だったかもしれないが、勝ちに行けなかったのはチームの上積みの差だ。ホームの引き分け時は、今回決め切れなかったワンチャンスをゴールにつなげられたのだから。

磐田には勝ち点差1に迫られ、甲府には8差に広げられた。鳥栖はさらに2差先。簡単に縮まる差ではなくなってしまった。可能性はゼロではないが、厳しいのは間違いない。流石に2週連続で九州遠征とはいかないが、何とか希望をつないで帰ってきてほしい。

↓最後はベアスタのパノラマ。噂通りの良いスタでしたわ…。