試合終了後に、大野が古巣のゴール裏に挨拶に行っていた。ここまではよくある光景。ところが走ってくる大野には拍手：ブーイングが３：７くらいだろうか。去りゆく背中に「裏切り者ー！」と悲痛な叫びが飛んだり。
湘南サポに言われたくないかもしれないが、少し気持ちはわかるんだ。それはきっと、２０１５年末の永木に対する俺の気持ちと似てると思うから。
→ 拝啓、永木亮太様 - 湘#48 れび＠湘南サポBLOG Ver.2
→ 湘南２０１６ ～ゆく人くる人のこる人～ - 湘#48 れび＠湘南サポBLOG Ver.2
大野は、クラブが降格して再起を目指すという時に。永木は、Ｊ１残留を決めてこれからという時に。タイミングこそ違えど、今こそ貴方の力が必要だという時に移籍した大黒柱、というところは同じだからね。
スタメン
明治安田生命J1リーグ第16節
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2023年6月3日
🆚 #アルビレックス新潟 ⏰15:00KO
スタメン発表🔥
GK #ソンボムグン
DF #石原広教 #髙橋直也 #大岩一貴 #杉岡大暉 #畑大雅
MF #小野瀬康介 #奥野耕平
FW #タリク #町野修斗 #若月大和 pic.twitter.com/3BhFDawbs1
高橋直也はホントに期待値が大きいんだろうな。久しぶりの登場＆リーグ戦で堂々初先発。このわずかな期間でプレー内容が向上しているのがわかる。山口チルドレンの最初の世代、正式加入が楽しみだ。
広島戦に続いて若月がスタメンを勝ち取った。この日もゴールは奪えずだったが、内容は更に良くなっている。武器を磨いていってほしいぞ。
そしてそして、待望の大橋の復帰。コンディション的には万全とは言い難いようだが、まずはピッチで問題なくプレーできたことが嬉しいね。スタメン争いが熱くなって、若月の尻にも火が着いたことになるけどもｗ。
総評：☆☆☆☆☆
キックオフからわずか２分後にＰＫからの先制。ちょっと楽になったが少々早すぎた。前半のうちに追いつかれ、後半に長く自分達の時間帯とキープしても勝ち越せず、ＣＫから叩き込まれ逆転され。終了間際に何とか追いついての、ドロー。
はい、またもや複数失点です。確かに新潟さん上手かったですよ。スペース作られて、そこを使われての２ゴール。人数がいても関係ないものなぁ、見事に釣られて裏かかれてるし。大したものだし、参考にもしてほしい。
しかしなぁ…流石にリーグ戦１６試合目でもまだ無失点試合がゼロって、流石に異常事態でしょう。素人にはわからないところで、何かが根本的にズレてるんじゃないかと思わずにはいられない。ズレてるだけだと思いたいが。
攻撃は、ここ最近の中では一番良かったんじゃないかな。ボールの奪い合いでも戦えていたし、距離感良くボールを回せていた。長く湘南の時間帯だったし、惜しい場面も何度も作れていたから、もっと早く２点目を奪えていたら…。
連敗だっただけに、勝ち点１でもついホッとしてしまう。でもドローでは、山道で断続的に続くトンネルの切れ間から外の景色が見えた、くらいのもの。ホントの意味でトンネルを抜けたと実感するには、やはり勝利が必要なんですよ。
次の試合は
水曜日に天皇杯２回戦、湘南の初戦は北海道代表の『BTOP北海道』ですよ。まだＪＦＬ以下の北海道リーグのクラブですけども、１回戦では山形代表の山形大学医学部を７－０で粉砕してきている。CLUB PROFILE - BTOP北海道
いやー…怖いですね。ホント怖い。最速でのＪ１昇格を目指すと明言している野心溢れるクラブで、正直なところ２０１９年の三重戦の悪夢再び…なんてことになりはしないか不安でタマランですよ。
→ 【天皇杯・2回戦_vs三重】 『アリの巣コロリ』×0-4 - 湘#48 れび＠湘南サポBLOG Ver.2
ただでさえ上手く回ってないところに、失うものが何も無い怖いもの知らずのクラブが挑んでくる。当時ＪＦＬだった三重戦の惨敗のあと、湘南は激震に見舞われ続け、降格寸前まで至った。直接的な因果は無くても…ねぇ。
勝てば良かろうなのだが、今はその勝利そのものに見放されている。勝って当然、負けたら呆然。せめてＪクラブに当たるまでは生き残りたいものだ（傷心）。
