試合前から冷たい強風が吹き荒れて、ホント寒かった埼スタ。気候もそうだが、何せ試合を観ても感情がピクリとも動かない、心も身体も冷めていく一方の虚無の90分。風邪をひくギリギリのところで耐えきれたのは、ただの幸運だ。
正直今年は、この手の試合は観なくて済むんじゃないかと期待していたんだけどね。そう簡単にチームは成長していかないものだなと、ある意味当たり前のことを思い知った試合内容でした、とさ。
試合前
久しぶりの埼スタは、やっぱり美しい。晴天に映えるデザインで眼福ですな。そんな埼スタも築20年、いつかは建て替えかリニューアルが入るのだろうが、この神デザインはぜひとも踏襲してほしいものだ。
到着が開場時間近くだったので、スタグルを堪能する時間もなかったけども、例年より出店数そのものが少なくて寂しい限り。質の低さは例年通りだったけど。やたら高い謎のウナギ弁当は売れてたんだろうか。スタグルには合わんと思うがなぁ。
しっかし、相変わらず埼スタはスタグルがサイテーレベルだな。ウナギ屋を連れてくる前にやることあんだろー。ビジター側が語る価値無しなので、わざわざホーム側ゲートまで行って買ってきた「豚マヨ焼きそば」が神に見えるってオカシイからな。マリノスだって改善できたぞ、もっと頑張れ。 #bellmare pic.twitter.com/8vMEKgerwR
— レヴィ (@revys48) 2022年3月6日
スタメン
明治安田生命J1リーグ第3節
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2022年3月6日
🆚 #浦和レッズ ⏰15:00KO
スタメン発表🔥
GK #谷晃生
DF #舘幸希 #大岩一貴 #山本脩斗
MF #岡本拓也 #茨田陽生 #田中聡 #平岡大陽 #杉岡大暉
FW #瀬川祐輔 #町野修斗 pic.twitter.com/nQ2RzqlGKI
畑が負傷でしばらく不在の間をどうするのかと思ったら、この日はおスギを中盤に上げて山本をCBに入れてきた。前半は堅くいくぞという意思表示かと思えば米本はサブだし、ル杯を休ませてここで使ってくるんだろうと思ってたながきくんもサブ。
2戦連続スタメンだったタリク、好調だったやーまんは姿も見えず。軽い体調不良や負傷だったらいいんだが。そしてやっぱり若月もいない(言及していくw)。
ついでに(?)広教もいないんだが、CBもワイドも埋められる貴重な選手をベンチに置いておかなくていいんだろうか。開幕戦という前例があるのに、大岩が消えた時の備えを全くしていないのは気になるな。大野か広教を置いとこうよ。
新コロ陽性者が出ちゃったらしいけど、その辺も関係してたりするのかな??
総評:★
選手のチーム全体の相手へのリスペクトがあり過ぎたのかなというところがあります。準備してきたことが重たくなってしまったのかなというところが正直あります。
2022年3月6日(日)第3節 VS 浦和レッズ « 湘南ベルマーレ公式サイト
キックオフと同時に違和感を感じた。開幕後公式戦4試合で見せていた全力疾走が見られなかったからだ。DFラインはしっかりとラインを敷いて、前線は立ち位置をキープ。いつもなら、2トップから相手に激しいプレスをかけて、ボールを奪うやいなやDFも攻撃に参加するはずだったが、なりふり構わない全力プレーが見られなかった。
【番記者の視点】湘南が浦和に完敗 ビビった?リスペクトし過ぎた?埼スタで消えた湘南スタイル : スポーツ報知
「まずは本当、ビビらずサッカーをやるのが大事だと思うし、良いサッカー、悪いサッカーじゃなくて、そういう気持ちの部分だったり、戦う部分を開始1分から見せつけないとだめだと思う。そういうのがこのチームの売りでもあると思うので」
「自信なさそうにボールを受けている」 湘南の新加入ボランチ、浦和戦後に苦言のワケ | フットボールゾーン
はい、終了。…というのもアレなので書きますが、まぁホントにね。リスペクトなんだかビビってんのか知らないけども、あそこはダメだったかもしれないがここは良かったよっていうポイントが何一つ浮かんでこない。
試合内容は悪くないけど結果がついてこないという状況だった浦和さんに、最初から気持ちよくプレーさせすぎた。そういう相手を疑心暗鬼にさせるような展開に持ち込みたかったハズなんだがな。そのためにも入りが大事だったのに。
あっさり綺麗に先制点を奪われたあと、浦和さんが楽しそうに?ゴール前で遊んでくれてたから、その間に同点になってくれたらワンチャン流れ変わるかなーと思ってたけど、ついにそんな場面は作れず。
公式記録はシュート6本らしいけど、そんなにあったっけ??という印象。ウェリとコバショーが同時に入ったなら、アーリークロスでパワープレーみたいな場面を期待するじゃない。そんな割り切った攻撃すら出せなかったもんな。
またしても、課題だらけで成果の見えない敗戦で、試合数を無駄に消費してしまった。あえて言うなら、まだ3試合しか消化していないということだけが救いか。
次の試合は
週末土曜日、ホームで昇格組の京都を迎撃ですよっと。言わずとしれた元湘南監督であるチョウ・キジェ氏が率いて1年で昇格にこぎつけてきた。直近の磐田戦こそ大敗したものの、開幕のレッズ戦に勝利、第2節のセレッソ戦にドローという戦績。
メンバー的には湘南卒業生がかなりいるみたいだけど、スタイルそのものはかつての湘南スタイルそのものではないように見える。ワクワクしないもんなw。
キジェさんは今の湘南というチームの礎を築いた人であり、少々スタイルの変化はあったにせよ、その強みも弱みも手に取るようにわかっているだろう。そんな相手と丸裸で向き合って、上回らなければいけないのだ。簡単にいくわけがない。
京都・チョウ監督が古巣との「初対決」に言及「どんな気持ちになるか分からない」 12日に敵地・湘南戦― スポニチ Sponichi Annex サッカー
京都曹貴裁監督、12日古巣湘南と初対決「いい思い出もたくさんある」19年途中まで指揮 : 日刊スポーツ
正直なところ、まだキジェさんと向き合いたくはなかった。去年の終盤は、湘南のJ1残留と京都の昇格失敗を同時に祈っていたくらいだ。あと数年先、湘南がもう少し生まれ変われたくらいに再会できたらよかったのにな。
何より、過去の人になるにはまだ早すぎるんだよ。歓迎するにしても、反発するにしても、冷静ではいられない。"あの瞬間"まで、僕らは一心同体で戦ってきた…つもりだったんだから。「何でアンタ相手ベンチにいるんだよ、おかしいだろうよ。」
拍手していいのか親指を下げていいのか、自分の感情がよくわかっていない。当日のロンドさんのコールの、その瞬間になるまで迷い続けるんだろうなと思う。ありがとうを伝えたいのも本心、でも裏切られた気持ちも捨てきれないんだ、やっぱり。
湘南 12日にホーム京都戦 リーグ戦初勝利へDF大岩一貴主将「1つ勝つことで変わる」 : スポーツ報知
なーんてサポの心情なんかどうでもよろしい。まだ3戦しか経過していない。巻き返すだけの試合数は残されている。何が出来なかったからダメで、何をしなければいけないかなんて、もうわかっているだろう。去年も通ってきた道なのだから。
そうそう、当日は『クラウドファンディングパートナースペシャルデー』でもあるわけでね。勝利のエアグータッチの権利に投資してんのよw。権利を行使させてよね!
There is a lot to learn from this complete defeat.#bellmare pic.twitter.com/SZfl7EfWbz
— 三村ロンド/Rondo Mimura🎙【公式】 (@rondomimura) 2022年3月6日