湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第1節_vs浦和(H)】 『まわる因果のブイエーアール』×2-3

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去年、VARが無くて、危うく負けそうだった…けどそのおかげで勝てた。そして今年は、前倒しで導入されたVARのおかげでPKを得て、ソレを外して負けるという。何という運命の巡り合わせなんだろうか。

今年最初の平塚。暖冬の影響からか、早くも満開かと思わせる咲き方をする木もあったけど、花見には気候自体がまだ寒いね。…当たり前だ、まだ2月半ばだぞ!w

新型コロナウイルス対策

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ゲートをくぐる前で、手に消毒用アルコールの入ったスプレーを持った人が待機していて、入場前の人を回って掌に数回シュッシュとして回っておりました。トイレにもアルコールが常備されていて、自分でも出来るようになっていたな。

試合中にふと向かいのバックスタンドを見てみたら、一瞬目を疑った。みんなしてマスクしてるもんだから白い四角が等間隔で並んでた。何だが見慣れない光景で、こう言ったら不謹慎なんだが…一種異様だったなぁ。

次の日の神戸では大声を出す応援自体が禁止されたし、札幌はチケット販売を中止したし、他のイベント類も中止されるものが出始めた。ただでさえ日程が逼迫してるのに、これで試合中止とかになり始めたら大変だなぁ。早く収束してくれるといいが。

Jリーグ、選手スタッフが新型コロナウイルス感染なら中止も : スポーツ報知

試合前

今年もスタグル食べますとも。今までローストビーフメインだった『DA FIORI』さんが、業態変更?でビーフステーキメインに。ローストビーフも扱うみたいで一安心だけども、大好きだった『牛肉の赤ワイン煮丼』は無くなってしまった模様(涙)。

ローストビーフには新しいバターミルクソースを試してみた。美味しかったんだけど、すぐにお肉もソースもライスも冷めちゃってw、真の実力は確かめられなかった気がする。暖かくなったら再挑戦してみることにしよう。

今年からゴール裏と6G以外が指定席化されて、何がびっくりしたって、当たり前だけどメインスタンドに待機列が『無い』。スタジアムに入っても座席入り口で指定席確認をする必要が無くなったから、柵も無く。なかなかに衝撃的だったなぁ。

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【200221】勝利への花道 [ 定点カメラ ]【湘南vs浦和

スタメン

YLC大分戦から続けてスタメンだったのは、GK富居、DF坂、MF広教/福田、FWタリク。サブからスタメンに昇格したのは、MFやーまん/冬一、FW石原。ベンチ外からスタメンに飛び込んだのが、DF岡本/大岩、MF未月。

そしてスタメン含めて続けてベンチ入りしたのが、GK谷、DF大野、MFウメさん/中川/茨田、FW指宿/岩崎。ここまでが現状のリーグ戦スタメン候補と言っていいだろうか。…つか天馬いないじゃん、どこ行ったのさ!?

少々驚いたのは、石原(もう一人は広教と表記して、石原と書いたらFWの方w)のスタメン。実力でねじ伏せたのか、タリクとのコンビネーションか、元浦和の意地か、それとも…出戻り復帰戦で即スタメンの話題性なのか。

試合

主審が山本雄大氏じゃないことにちょっぴり落胆しながらもw、キックオフ。

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開始7分で、石原に心のなかでジャンピング土下座した。左からの冬一のクロス、飛んだタリクが囮になってDFを引きつけると、その上を通過したボールはドフリーの石原の元へ。狙い澄ましたヘッドは的確にGKの届かない左隅に飛び、先制。

フリーで蹴らせてくれて、フリーで合わさせてくれた。その状況を作った湘南が上回ったのか、浦和がまだ試合に入れていなかったか。何にしても望外に早い先制弾。

それが出戻りのかつてのエース、石原の湘南での4100日ぶりくらいらしいゴールから生まれたのだから、チームが乗らないわけもなく。そこからしばらくはネオ湘南スタイルの可能性を示す時間帯が続いた。

イチかバチかのパスに依存しない。ビルドアップで無理をしない。ボールを動かして相手の動かして自分達が動いて、可能性の高いパスコースを生み出していく。その上で前線や逆サイドが空いていると見るや、中盤を飛ばして一気に戦線を切り拓く。

その上で、これまでの信条だった前線からのプレッシングと、奪ってからのショートカウンターは標準装備なのだから、攻め手が一気に増えた感はある。ワントップが封じられたら簡単に手詰まりになってた事を思えば、雲泥の差と言ってもいい。

ところが浦和も修正してきて、徐々に押し返され始めた。39分は右サイド裏をスルーパスで抜かれてクロスを合わされて。42分には右からのクロスを合わされて、立て続けに失点。特に2失点目は、広教が競れもせず簡単に振り払われてたのは勿体なかった。

後半開始からは再び一進一退にペースを引き戻して、どちらが先に1点取るかというところで、先に試合を動かしたのは湘南だった。

右サイドでボールをつないでからサイドチェンジ。冬一が相手が詰めてくる前に早めのクロスを放り込むと、ヘッドで合わせたのは…なんとやーまん。先制点と同じく、相手DF2人いたのに競ってこなかった。この弱点は他にも突かれるぞ、浦和さん。

同点に追いついて意気上がるスタジアム。それを後押しするかのような事態が起きる。競り合いの中で浦和の選手がPA内で思わず手でボールを触ってしまって、VARからのPK判定。主審が観ている映像がビジョンにも流されていて、湘南サポ大歓喜

J開幕戦の湘南対浦和で使われた”公開VAR”の評判と効果(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

よしよし、これで勝ち越しやーと思ったが、ところがそうは上手くいかなかった。タリクに結果を出してもらいたかったところだけど、見事に左上に外してしまった。

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PKなんて大半決まるだろうになぁと思ったら、プレミアリーグにおいて、通常のPKでは8割越えなのにVAR後は5割ちょいなのだそうな。分母は少ないにしても、これだけ差が出てしまう。一度試合が完全に止まるのも関係してるのかなぁ…。

決定的なチャンスを逃して再び試合は一進一退。決勝点は湘南が攻めていたところからのカウンターだった。GKから右サイドに展開されると、中川が筋肉系トラブル?で追えずに突破を許す。中央の人数が揃ってはいたが、人混みの間を通されてしまった。

総評:☆☆☆☆☆

3失点が割とアッサリ決められてるのが気にかかる。守備のところでもう少し修正してほしいのと、『身体を張りまくりましょうタイム』を取り戻したい。3失点目は人数が揃ってるだけになってて、GKのブラインドにしかなってなかった。

攻撃面は、なかなかにネオ湘南スタイルを体現できていたんじゃないかな。流れの中から崩してのゴールは生まれなかったけど、可能性は大いに感じるだけに、このまま連携を煮詰めていけたら面白い。

PK外しちゃったタリクさんだけど、無尽蔵のスタミナで最後まで動けていたし、まだまだ底知れないモノを感じる。2試合連続でスタメンで使っているのも、一刻も早くタリクを活かせるようにしたいということなんだろうし、長い目で見たいところ。

あとは交代のところで運が無かったかなぁ。冬一が足をつったらしく準備していた岩崎を後ろに入れるしかなかった。もうちょい時間があったら大野を準備しなおすこともできたかもしれないが、これが3失点目の遠因になった可能性はある。

指宿にアレコレあるわけじゃないけど、やーまんの代わりに入れるなら、同じく古巣対戦のウメさんを出してあげたかったな…とは思った。

湘南ベルマーレ、21年目の開幕戦。この誇るべき観客席を生んだもの。 - Jリーグ - Number Web - ナンバー


【公式】ハイライト:湘南ベルマーレvs浦和レッズ 明治安田生命J1リーグ 第1節 2020/2/21


2020シーズン開幕戦の舞台裏!2020明治安田生命J1リーグ第1節 湘南ベルマーレ 2-3 浦和レッズ 


Jリーグ副理事長が解説する湘南vs浦和の試合。Jリーグをもっと好きになる情報番組「JリーグTV」

次の試合は

水曜日にホームでルヴァン杯柏戦。なんか雨予報出てて行くのをためらうんだけど、どうしたものかなぁ。今身体を冷やして弱らせて、老体にコロナやインフルのウイルスを呼び寄せるのだけは避けたいんだけども。

柏さん、いきなり札幌相手に殴り合いを制するド派手な勝利してて、大いに勢いを増して乗り込んでくるだろう。今後のことを考えても、このまま走らせてはいけない。

湘南も選手達は軒並み手応えを口にしていて、今の路線に対しての自信を感じている。今は試合を重ねていく中で、内容と結果をどちらかでも積み上げていく時期。柏の勢いに押し負けず、跳ね返していきたい。