金沢の柳下監督は、湘南の持ち味を消しに来た。システムを湘南とタイマンはる3-4-2-1に変更して、積極的に前からハードにボールを奪いに来た。運動量とハードワークでは負けたくない湘南、ボール支配率とシュート本数では上回ったもののスコアレスドローに終わった。
湘南は、星矢が初スタメン、サブに神谷が初選出。ここでのサプライズは、しまむーＦＷでのサブ登録だろう。サポになってからＦＷ登録って見たことあったろうか。ジネイと隆之介が負傷で不在、苦肉の策の『湘南の虎』起用なのだろう。…宮市はこのチャンスに何をしとるんだ。
湘南がノーチャンスだったわけではない。これが決まっていればというシュートは湘南の方が多かった。特に表原と高山のチャンスはモノにしておきたかった…もったいない。しかし、ワクワクする(こちらからすればヒヤヒヤする)展開は金沢の方が多かったように思う。
それは球際の奪い合いからの展開については金沢に分があったということであり、湘南の決定力不足の現れでもある。フィニッシュまでの間で跳ね返せていたけれど、選手同士の距離感という意味では金沢のほうが良い位置関係だったようにも見えた。
金沢のプレスに無理をせずにバックパス→前線にフィードという場面が何度かあったが、そこをかいくぐって前を向いて、チャンスに繋げられるようになっていきたいものだ。
試合後のコメントは、監督も選手もポジティブだ。特に監督のコメントは、群馬戦の辛辣さを思えば雲泥の差といってもいいほど。この日の試合内容が、失った勝ち点２もしくは掴み取った勝ち点１が、必ずチームの成長につながっていくと確信している言葉だ。
しかし開幕から怪我人が増えていく中で、チーム当初の目論見から徐々に外れてきていることもあるだろう。しまむーＦＷ登録は、かつてＦＷだったことを加味しても”異常事態”だ。怪我人の復帰と共に、端戸の復調、シキにゃんのフィット、宮市の覚醒が待たれる。
金沢は無得点での連敗スタートは思えない内容を見せて、ひとつ自信をもって戦っていけることだろう。次の対戦は９月末もしくは１０月頭。ホームで迎え撃つ時に、どちらが今回の課題を克服しているか。楽しみでもあり怖くもある。その時勝つのは、湘南でありたいものだ。
次節はまたもアウェイで愛媛戦。流石にそう簡単に連続遠征とはいきませんｗ。今回はいよいよ初のＤＡＺＮリアルタイム観戦となります。最後まできちんと観られるかが不安な状況が、いつまで続くのやら。ヒヤヒヤしながら、試合を見守りたいと思います。
という訳で、金沢遠征してきましたよ。『一番欲しかったお土産』がちょっぴり足らなかったものの、総じて楽しめました。金曜夜の深夜高速バスでほとんど眠れず、土曜の兼六園散策中にベンチに座ったまま意識が飛んだりしてましたがｗ。
土曜の朝から回ってるけど回らない回転寿司屋『もりもり寿し 近江町店』で、たらふく寿司食べたのも美味しかった。中でも『あぶりノドグロ』は絶品で、おかわりしたかったほど。他のネタも食べたかったから我慢しましたけどもｗ。
でも一番の驚きは、スタジアムで食べた３個５００円の焼き牡蠣ですよ。朝イチかつ試合前に食うモンじゃないよアレ。アウェイサポを骨抜きにする味と値段。美味しかったなぁ…(恍惚)。
スタジアムは芝を張り替えたばかりということで、綺麗なピッチだった。湘南からの遠征が多くて、ゴール裏の声援自体は互角という感じ。金沢の応援が８０年代アイドルの曲を使ってて、直撃世代にはちょっと羨ましいモノがありましたｗ。
7/12 ツエーゲン金沢 スターダストメモリー https://t.co/E1NFJWnlP32015.3.20 ツエーゲン金沢 とっても楽しい応援①チャント「パッション」 https://t.co/IV4VD6K5zA #zweigen #bellmare— レヴィ (@revys48) 2017年3月12日
