さらば、ウェリントン。 - 湘#48 れび＠湘南サポBLOG Ver.2

湘南公式ではまだ発表されてないけれど、相手の公式にはもう出ちゃったしね。２０１３年途中から加入して、２０１４年シーズンはチーム最多の２０得点だったウェリントンの退団が確定してしまいましたよ。

『Atacantes Fágner e Wellington chegam ao Majestoso para reforçar a Macaca no Paulistão』

結局故郷に戻ったんだね。…というか時間かかった割には欧州移籍は叶わなかったのか。それにしても、創設１９００年とか歴史ありすぎでしょうポンチ・プレッタｗ。

２０１３年からその片鱗は見せていたけど、チーム戦術にも慣れた２０１４年シーズンは完全無欠のワントップとして獅子奮迅の活躍をしてくれた。前線からの献身的なチェイス、ポスト役としても優秀、Ｊ２では無双できる身体の強さ、痛そうな素振りこそあれど欠場しない頑強さ。

ゴールへの嗅覚という意味では岡田や大槻のほうが印象深いが、『バズーカ』と称された豪快なヘディングは無類の強さを見せてくれた。Ｊ１でも活躍を期待していたんだけどなぁ…。

某雜誌のインタビューで「湘南というチームと結婚した」だの「来季も湘南でプレーしたい」だの「結婚したからには簡単に別れるわけにはいかない」だの言っていたんだけどね。幸せな結婚生活も金銭的な潤いがあってこそということか。金の切れ目が縁の切れ目…世知辛いのう。

でも、去年の活躍はもちろんウェリ本人のポテンシャルがもらたしたものではあるけれど、半年の経験で湘南の戦術にようやく慣れた＝湘南がウェリを活かした結果でもあるわけでね。

今のワントップ候補のアリソンや藤田祥が、ウェリのさらに上を行く順応／適応を見せてくれる可能性は大いにあるわけで。生まれ変わろうとしている湘南ベルマーレだからこそ、新しい得点パターンの確立に期待したいところだ。ゼロトップを試しているなんて噂もあるしねぇ。

何はともあれ、湘南ベルマーレに偉大な足跡を残した超有料もとい超優良外国人助っ人の未来に幸あれ。試合を追いかけたりまではしないけど、活躍を祈っているよ。