湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J2・第16節_vs東京∨(H)】 『加速再び』○1-0

誰もが思っていた。最初の負けの次の試合が大事だと。連敗しないことが大事だと。これが第二の開幕戦なのだと。そんなにハモらなくてもいいだろうというくらいにw、今の湘南はチームもサポも足並みが揃っている。

前節愛媛戦でミスから失点したことを反省してか、特に前半はボールを大事に扱っていた。東京∨がスペースを与えてくれているところで、まずは雑にならないように気をつけているのが伝わってきた。

その代わりといっては何だが、まぁシュートが枠に飛ばない。久々に20本の大台に乗ったけど、実際にGKをビビらせたシュートが何本あったか。ただ、今回は「ボールを大事に縦に運んでシュートで終わる」ということを徹底していた…ということで良しとしよう。リスタートの試合ならば許されるだろう。

ドン引きでゴール前を固められる展開が最近多いことは多いが、この日の東京∨の特に前半は徹底していた。何と言ってもシュートがゼロ。ひとまず前半をスコアレスで終えて後半勝負という目論見はあっただろう。走力自慢の湘南対策としての体力温存という意味合いも、もしかしたらあったかもしれない。

後半は湘南の攻め疲れもあってか、前半ほど押し込めない。大きなミスは無かったが、何度か鋭いカウンターも食らったりもする。固い守備を崩して得点できなければ今後苦しむぞ…と思い始めた64分、一つの答えを見せてくれた。

サイドチェンジで狭いブロックをわずかに緩ませたところを、ボランチのシュンスケがシンプルなワンツーでDFの裏に抜けだしてゴール。互いにベタ足のままではチャンスは得られない。相手を動かして縦の早さで崩したゴールは、今後の指針の一つになるはずだ。

またこの試合は、ひとつの記念日となった。湘南の次代を担うであろう宮市剛のJ2デビューだ。記念ゴールこそならなかったが、途中出場ながらも惜しい場面を何度か作っていた。今後の成長に大期待である。

この日は「10000人プロジェクト」と銘打って集客運動が行われていた。団体客誘致の甲斐もあって12400人もの観客で膨れ上がった(その分観客誘導などでかなり混乱があったらしいが)スタジアムで、湘南ベルマーレのリスタートを見届けることができた。

だが、まだこの勝利だけでリスタート成功とは言えない。磐田戦までに、再び湘南スタイルを加速させる流れを作り出さなければならない。今年の戦いだけじゃなく、去年の大惨敗の屈辱を晴らすためにも、アウェイ富山戦、ホーム讃岐戦は大事になってくる。

ちょっと先週無茶しすぎたので(徹夜イベント→仮眠→東京∨戦→徹夜イベント)、明日のアウェイ富山戦は欠席。良い土産話を持って帰ってくれるはず!