湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【YNC・第4節_vs磐田(A)】 『蹂躙』×0-2

試合を『完敗』と評した名古屋を例えるなら「迫りくる壁」だった。同じように例えるならば、最初の一発で黙らされてしまった磐田は「ギロチンの刃」か。…正直なところ、あまり語る言葉を持たない。試合は実質、最初で最後の得点シーンだった前半10分で終わってしまった。

試合開始直後から、守備のミスとかではなく(無かったわけではないが)磐田の圧倒的な破壊力で湘南のフィールドは蹂躙されまくった。先制して初めて少々アクセルを緩めるも、チャンスとあれば鋭い攻撃でにゴール前まで迫られた。2回ほどクロスバーに助けられたし、他にも決定的なシーンは何度もあった。

対して湘南は、先制されて以降すっかり萎縮してしまったのかパスミスが多くて、攻撃のほとんどが形にすらならない。最後は慣れないパワープレーなども試みたものの、付け焼き刃でどうにかできる状況ではなかった。

早々にベテランFW古橋が負傷退場なんてこともあったし、リーグ戦の主要メンバー以外がほとんどとはいえ、これでは勝敗以前の問題だ。監督はリスペクトしすぎというようなことを言っていたが、0-1というスコア以上に内容的に惨敗だった。

今年の試合は入り方に失敗してなかったこともあって、ここまで初手で致命傷を与えられたことはなかった。試合前の分析が足らなかったのか相手に上回られたのかはわからないが、何点でも取られそうなイヤ~なイメージを植えつけられてしまった。

そんな磐田とは、ほとんど間をおかずに今月末(4/27(土))にリーグ戦での再戦が待っている。自分たちのサッカーを貫けないままの、怯えたようなプレーはもう見たくない。選手みんなの奮起に期待したい。

さて、そんな悪い流れの中で、週末日曜日はアウェイでレッズ戦。埼スタに「敵地」として乗り込むことに、とても違和感がある。あそこで試合を見る時は大抵ホームだからね、サムライブルー的意味で。

想像してみる。周りは圧倒的な赤い壁。圧力となって降ってくるレッズ側の大声援。うわぁ…すげぇw。

でも試合後に、沈黙するスタジアムの端っこで勝利の『ベルマーレビッグウェーブ』を歌うことができたなら。その勝利は、悪い流れを断ち切って余りある、勝ち点3という以上の価値を持つ。

何より、そんな痛快なことはないではないか!