スカパーの開幕前特番で、福田正博氏が昇格３チームについて、こんなようなことを言っていた。『勝つには得点が必要。攻守にハードワークするチームだけれど、鳥栖の豊田のような絶対的な形を持っていない。観に行った人は「良かったよね」って思うけれど勝てない…って試合が続くんじゃないか。』
悔しいけれど、現状まさしくこのような感じになっている。開幕してからというもの、得点は何とかなっても、こらえきれず追いつかれて、勝てない試合が続く。この試合も結果的には１－１。
試合開始から中盤を省略した清水に押し込まれる展開が続き、前半２０分のワンチャンスに湘南の速攻からの、最後は武富の豪快なボレーが決まって先制。そこからしばらくは湘南の時間帯で、以降前半は五分の展開。良い形を何度か作れていただけに、前半のうちに２点目が欲しかった。
後半は、ほぼ清水のペース。何度か湘南にもチャンスは来るものの、ゴール前までなかなか持っていけない。もっとも清水に完全に支配されたというわけでもなく、失点シーンでのミスが無ければ…とも思わせた。
失点のシーンは、コーナーキックをクリアしたボールをディフェンスラインに放り込まれたところで、ＧＫアベノブがパンチングにいこうとしてＤＦと交錯、こぼれ球を押し込まれた形。避けられた失点だけにもったいなかった。
ミスはどうしても起こりうる。だからこそゴール前でのプレーの精度を上げて、追加点を上げていくしかないんだ。勝つための２点目…じゃないな、２点差にする得点を掴み取ること。そしてこれは、開幕前から監督が言っていたことだ。
次の清水との対戦は真夏のアウェイ。体勢を立て直してくるだろう次の機会に、これだけの戦いができるかどうかわからない。勝っておきたかった。無念だ。
開幕三試合を終わって、狙ったことはやれているし、得点できないわけじゃない。少しでも隙を見せたらヤラれる…っていうイメージを、対戦相手が少しでも持ってくれる程度の印象は残してこれただろうか。
あーそうそう。全世界のチームマスコットの中でも珍しいであろう「おじいちゃん型」のウチの神サマが、このたび久々にお風呂に入ったらしくｗえらく綺麗になってましたよ。肌色が生々しいｗ。
