湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

映画鑑賞履歴(2303~2308)

今年は鑑賞料金の値上げもあって、追加料金もあるIMAX上映は、レイトショー一択になりましたなぁ。帰りも遅くなるから金曜夜しか行けないんだけども。そんな今年前半のラインナップは以下の8本。

シン・仮面ライダー

03月17日(金) 【IMAX】TOHOシネマズ立川立飛
03月18日(土) 【極上爆音】立川シネマシティaスタジオ

『シン・仮面ライダー』公式サイト / シン・仮面ライダー - Wikipedia

ゴジラを、ウルトラマンを、自分の好きにしてきた庵野秀明氏の次の標的は、仮面ライダー。初代仮面ライダーのリブートという意味では何回か製作されている中で、どんな内容になるかと注目が集まっていた、のだが。

専門用語が変わったり、敵組織の在り方が変わったりってのは、時代が違うで片付けられるモノではあるが。本郷猛のキャラ造形も受け入れられたが、ラスボス戦がどうにも気持ちよろしくない。意図的らしいのだが。

結論からすると、大いに楽しんだが、ゴジラウルトラマンほどには響かなかった。amazonプライムで独占配信が始まっているので、賛否両論あって映画館に行く気が起きなかった人は観てみるのもいいかと。

グリッドマン ユニバース

04月07日(金) 【轟音上映】TOHOシネマズ立川立飛
04月21日(金) TOHOシネマズ立川立飛
04月28日(金) TOHOシネマズ立川立飛
07月01日(土) 【MX4D】TOHOシネマズ府中

TVアニメ「SSSS.GRIDMAN」公式サイト / 「SSSS.DYNAZENON」公式サイト

劇場版『グリッドマンユニバース』公式サイト / GRIDMAN UNIVERSE - Wikipedia

ウルトラマン不在期間に円谷プロで作られた特撮『電光超人グリッドマン』。それを原作とした、TVアニメ『SSSS.GRIDMAN』『SSSS.DYNAZENON』。その正統続編として作られたのが、劇場版『グリッドマン ユニバース』。

同じ原作から作られたとはいえ『DYNAZENON』は『GRIDMAN』の続編ではないし、同じ時空の物語ですらない(ついでに『DYNAZENON』にはグリッドマンも出てこない)。物語を橋渡しするような設定はあるけれど。

そんな2作品でどうやって話を紡ぐのか。答えは、今流行りのwマルチバース化。もっとも単にパラレルワールドというだけではない、のだが。

是非観たかったアレコレをきちんとフォローしてくれて、バトルシーンも申し分無し。正直、ここまで心を揺さぶられるとは思っていなかった。オールタイムベストと言ってもいいくらいの満足度で、おかげで4回も通ってしまったw。

惜しむらくは映画をオススメする前に、TVシリーズの履修をオススメしなければならないこと。最低限の説明はあるけど、流石にアレだけでは映画の本当の美味しさは伝わらないだろうから。コレもamazonプライムにある!よ!

中森明菜イースト・ライヴ インデックス23

04月29日(土) 立川シネマシティcスタジオ

AKINA EAST LIVE INDEX-XXIII - Wikipedia

【公式】『中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 4Kデジタルリマスター版』オフィシャルサイト

中森明菜スペシャル・ライブ。このライブは1989年4月29日と4月30日によみうりランドEASTにて、中森のデビュー8周年を記念して開催された』 。

その後の神々しい未来が約束されたような、デビュー8年の集大成の、シングル曲メインのライブ。どちらの日程かは忘れてしまったが、参戦しておりました。…なお、キャリアを一変させた"あの事件"はこのライブの約三ヶ月後な模様。

映画館では4列目の自分の前に誰も座ってなくて、さながら自分のための上映会のようで楽しかったな。ただ、『4Kデジタルリマスター』と銘打っているのだが、ウルトラシリーズのソレと比べるとあまり綺麗になった気がしなかったのが残念。

本編だけなら公式から全編アップロードされているので、まだ観たこと無いという若者達は、アイドル全盛期のホンモノに触れてほしい。そして、平伏せ。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3

05月04日(木) 【極上爆音/2D/字幕】立川シネマシティbスタジオ
05月12日(金) 【IMAX/3D/字幕】TOHOシネマズ立川立飛

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3|マーベル公式

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3 - Wikipedia

IMAX機器故障で見損なった話は以前に書いた( 【J1・第11節_vs柏(H)】)けど、あれからキチンと2回観ておりました。同じ映画館でIMAXリベンジもしましたw。

というわけで、サイコーなチームのサイコーのフィナーレ。物語の主軸はロケット。哀しき出自が明かされていく。最後は新チームのリーダーへ。1つの節目として現チームは解散したけれど、新シリーズも作れる終わり方なのは良かったね。

とはいえもう出番は無いのだろうなあ。やってくれるなら観たいけども…。これにて、インフィニティ・サーガの残り香を辿る旅もオシマイ。進行中の流れには全くノレてないので、MCU方面とは長いお別れになるね。

スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース

06月23日(金) 【IMAX/2D/字幕】TOHOシネマズ立川立飛
06月24日(土) 【2D/吹替】立川シネマシティCスタジオ

映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』 | オフィシャルサイト| ソニー・ピクチャーズ

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース - Wikipedia

前作もいろんなスパイダーマンが出てきて楽しんだものだが、それどころではない。とんでもなく広い世界からとんでもない人数のスパイダーマンが入り乱れる。それでも東映版の出番は無かったのだが!w

ヒーローであると同時に呪いにかけられた者の名。大切な者を失って初めて一人前。それがこの映画の中のスパイダーマンの掟。そんなヒドい運命に正面から立ち向かう、若き新米スパイダーマンの少年のお話。

前編ってことでどこまで楽しめるお話になっているのかと不安もあったが、話のスケールがデカい上に面白すぎて圧倒されてしまった。しかも最後は悪に染まった(?)別次元の自分に監禁されたとこで終わりとか、何ソレ素敵。

あとは、しつこいようだが後編にレオパルドンと共に東映スパイダーマンが出てくることを祈るばかりだ。名乗りを上げてくれたら最高なのだが!w

憧れを超えた侍たち 世界一への記録

06月24日(土) TOHOシネマズ立川立飛

言ってみれば、誰もがストーリーも、盛り上がる場面も、最後のハッピーエンドであることすらも知っている映画なのである。

やりすぎな装飾もなく、優勝決定まではBGMも最小限。そんなことをしなくても準決勝の逆転サヨナラがあり、「憧れるのを、やめましょう」からの最後は大谷対トラウトを制しての優勝決定という、映画かな?っていう展開だもんな。

映画館で観たことに何の後悔も無いが、まさか映画館で観た一週間後にamazonプライムで公開されるとはね…流石に予想してなかったね…w。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE

07月28日(金)【IMAX/2D/字幕】TOHOシネマズ立川立飛

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』公式サイト

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE - Wikipedia

『トムおじさんの愉快な大運動会』こと『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作は初の前後編。そして前篇のくせに2時間40分ちょいあるという大ボリューム。それでもダレない怒涛の展開なのは流石。

前後編だし前編ではこてんぱんにやられるのかと思ったが、今回のキーアイテムを巡る攻防で、最序盤でトムおじさんがしてやられたのと同じ方法でラスボスの裏をかいてみせた。ありがちではあるが愉快痛快であった。

それにしてもトムおじさん。ホントに60代なんだろうかねw。きっとシリーズが続く間は言われ続けるのだろうなぁ。…逆だね。トムおじさんの身体が動くうちは、シリーズは続いていくんだろう。とはいえ70代でもやれんのか!?

ナチスに仕掛けたチェスゲーム

08月11日(金)【2D/字幕】シネマート新宿 スクリーン2

映画『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』公式サイト

すべてがチェスの対局に集約されていく『ナチスに仕掛けたチェスゲーム』|ニューズウィーク日本版 

最初にこの映画の存在を知って、公式サイトの『INTRODUCTION』や『STORY』を読んだ時には、かなりワクワクしたものだ。初めてムビチケを買ってしまったほどだw。ところが実際の映画の内容はニューズウィーク誌のレビュー通り。

ナチスにゲームを仕掛けた』なんてことは無く、『チェス本を武器に命を張った心理戦』なんてこともなかった。そもそも主人公は『何ものにも屈したくない』なんて言うタイプのヒーロー然とした男ではなかった。

主人公は、ナチスの暴虐に耐えるために偶然手に入れたチェスの教本に依存するしかなかった男だ。映画の中で描かれていたのは、戦争が終わっても監禁中の記憶とアルコールに精神が蝕まれ続けた主人公の悲哀だ。

『冒頭からの伏線が回収され、もう一つの予想もしなかった真実が明かされていく。観る者の心をかき乱す、かつてないヒューマン・サスペンス』ってどこ??

このタイトルと公式の記述なら、『どうやってナチスの手から逃れたのか?』の問いかけにチェスを巡る心理的な駆け引き、もしくは直接的なチェスの対局でナチスを出し抜くことを期待するじゃないさ。単に時効(?)で釈放されただけだもの。

一度でも宣伝担当が映画をフル尺で観て、脳内でストーリーを咀嚼したなら、こんなタイトルにも、こんな公式サイトの記述にも、こんな予告編の内容にもならないハズなんだ。誰がこんな設定をでっちあげたんだ!?

映画そのものは悪くなかったんだ。主人公の悲哀は十分に伝わってきたが、最初からそういう内容だと知ってたら、観てなかっただろうな。