湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J2・第18節_vs徳島(A)】 『1Pvs.2P』○1-0

対戦格闘ゲームで同じキャラでの対戦。同じ性能のハズなのに、間合いの巧さと操作の的確さで追い込まれていく。ガードの連続でHPは削られていくが、致命的な直撃は防いでいる。防戦一方のまま、唯一のチャンスでコンボを叩き込むことに成功。タイムアップ優勢勝ち。

…みたいなイメージの試合w。久しぶりのJ2は湘南ライクなサッカーのチームが増えたなぁという印象はあったが、徳島のサッカーには驚かされた。ユニフォーム入れ替えたらわからないのではないかと思うほどに、両者のサッカーは似通っていた。

それでいて5戦無敗でホームの試合を迎えた徳島、キックオフから本家を上回る気迫を見せる。湘南は攻撃が噛み合わないというか、ここ数戦の武器だったスペースを作る動きを、徳島にやらせてもらえない。徳島に圧されつつも、守備は最後のところで踏ん張れていたけれど。

前半なかなか自分たちの時間帯を作れなかった湘南、後半開始から2枚替えに出る。やーまん→しまむー、安東→俊輝。4バックから3バックへ、しまむーを最終ラインに入れ、杉岡氏を一列上げ、圧されていることを逆手にカウンター狙いにしたらしい。そしてそれが功を奏する。

後半5分。縦パスを受けた未月、倒れながらも中央岡本へ戻す。岡本、ペナ枠の左角あたりにいた野田へのふわりとしたパス。ボールをキープする野田を左から追い越す杉岡氏、そこに野田からスルーパス。角度の無いところから杉岡氏がゴール右サイドネットにシュートを突き刺す!

ゴール前にも選手はいたが、2対4。あそこでクロスを入れても難しい状況であったし、あそこでシュートに行くのは正しい。それにしてもきっちり決めてくれるのはありがたいね。これにて3ゴール目、FW陣は褒め称えつつも悔しかろう。

センスと言ってしまえばそれまでなのだろうけれど、決めに行って決めてくるのは素晴らしい。杉岡氏は、ワタルと永木とダイスケの長所を兼ね備えた超万能選手になれるかもしれない。

なぁんて感慨にふけっていられるのはそんなに長い時間ではなかった。何しろ長い残り時間ずっと、徳島の猛攻に晒されることになるのだから。シュートを外してくれたもの、秋元のスーパーセーブで阻止したもの、合わせていくつの決定機を作られただろう。

その中心にいたのは、かつて湘南の中盤を支えた岩尾だった。久しぶりに観る岩尾は、見違えるほど逞しくなっていた。けして湘南で何もできなくて移籍したわけじゃない。同時代に高すぎる壁がいたのが、互いの不幸だった。逃した魚は大きく成長していた…戻ってこないかなぁw。

試合内容としては、最後まで徳島のゲームだったのは間違いない。しかし勝ったのは、チャンスを決めきった湘南だった。去年は良い内容を残しても勝てなかったけれど、今年はこういう試合も拾っていかなければいけない。こんな結果でも勝ち点で首位に並ぶ2位浮上なのだ。

ただ、ほぼ同キャラ対戦で上回られたのも事実。新しいスタイルに取り組んでいるのは相手も同じことを考えたら、チームは危機感を持っているだろう。せっかく手にした勝利、何としても次節につなげなければいけない。

その次節は、ホームで難敵京都を迎え撃つ。困ったことに11戦負け無しの勢いで上位を猛追してきている。対する湘南はホーム平塚で3勝3敗2分(3戦勝ち無し)と、外弁慶っぷりを発揮している。勢いのある相手を踏み台にして、高くジャンプしたいところだ。

さて、まるっきり情報を遮断した状況で、立地以外は最悪なネットカフェに駆け込んで、今から徳島対湘南観るよ! 一駅乗ったら帰れるけど、帰ったら情報観ちゃうからな!w #bellmare pic.twitter.com/KGFjdNt7Te— レヴィ (@revys48) 2017年6月10日

前回の記事でも書いたけど、今回試合の時間にイベントに参加してたので、まるっきり情報を封印したままネカフェで試合を観ました。世間の湘南サポーターのほぼ全員が結果を知ってるのに自分だけ知らないというのは、なかなかに寂しいものでした(笑)。