湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J2・第16節_vs山形(H)】 『攻城戦』×0-1

あの手この手で山形を崩しにかかる湘南。惑わされず湘南の攻撃を跳ね返し続ける山形。互いの持ち味を出した試合は、そのままスコアレスで終わるかと思われたし、それでも御の字だと思っていた、のだが。サポがそう思ってしまった気の緩みが伝染してしまったのか。

この日のスタメンは…というかスタメンもサブも登録メンバーは松本戦から丸っきり変更無し。まずは下地を固める時期と見たか、山形の粘り強い守備を打ち破るにはメンバー固定が妥当と見たか。何にしてもヒジョーに珍しい現象が起きている。

キックオフから福岡戦/松本戦で見せていたように、積極的に前に出ようという姿勢は見せる湘南。しかし、山形の陣形が崩れない。微動だにしない。何度か良い展開は見せるも、崩しきれないままなので相手ゴールを脅かすまでに至らない。

湘南に付き合って右往左往してたまるか、ということなのだろう。こういう形で割りきって守られると、どんな相手でも苦労するものだ。そして山形のカウンターは、シンプルが故に力強い。こういう時はどんな形でも先制できたら、自分たちのペースにできるのだが。

時折返す刀でカウンターを食らって秋元のスーパーセーブに救われることは何度かあったが、頻度は少なく何とか対応できていた。焦れることなく攻めていけているように見えていたし、後半の選手交代で打開できることを期待していた。

山形戦もDAZNが選手位置の平均出してくれてる。松本戦(https://t.co/4jIeOpweSB)と比べると、山形の守備ブロックを湘南がなかなか突破できない様が綺麗に現れてるね。スペース狭くしてーとか同じようにやろうとしてるんだけどね。難しいもんだ。 #bellmare pic.twitter.com/XYlGMApJKn— レヴィ (@revys48) 2017年5月29日

後半、ジネイを投入して野田とのツインタワー→野田と表原を入れ換えてドリブル突破との連携→端戸を入れて一撃必殺を…と、ベンチも出来る限りの手を尽くす。前線をそっくり入れ替えての攻撃で城壁には確かに傷はついても、山形の本丸には届かないまま。

このままスコアレスドローか、湘南は新たな課題を見つけ、山形はアウェイで勝ち点1をゲットして万々歳。なんて思っていた後半ロスタイム。コーナーのチャンスも潰し、右からの展開でジネイのシュートもあって。ああ、城を落としきれずに終わるのか…と思った時だった。

センターサークル付近からの山形のFK。ルーズボールの奪い合いから湘南ゴール前にボールがこぼれ出て、山形の39番に渡る。正面には2mくらいの距離で俊輝と岡本がいる。いや待て、どっちかコースを塞ぎつつ前に出なさいって…と言う間に左足一閃。ゴール。

何で、何で、こうなりますかね…。

最近スーパーなミドルを決められてばっかりだ。もちろん決めた方を誉めるべきなのだけど、決められるということは、それだけの時間的余裕とコースを与えているのでね。この時間帯でやられるのは、最後の最後まで集中できていなかったと言われても仕方ないぞ。

不幸中の幸いというか福岡が群馬に粉砕されてくれたので、首位に立った名古屋との勝ち点差がの1の3位という位置につけられている。ホームで連戦という好条件、連敗は許されない。今節の反省をどんな形で見せてくれるのかを期待したい。

と言うわけで、次節は長崎をホーム平塚で迎え撃つ。運営体制のゴタゴタも一件落着して、ここ3試合は2勝1分。岐阜に4-4の両者KOドロー、大分と東京∨に一点差勝利と、好調のままに平塚に乗り込んでくる。

湘南はカレーおかわりしすぎてシュンスケが出場停止だが、ここで出てこれなきゃ神谷の今年の見通しは暗いぞ。このチャンスに輝きを見せつけて、神谷ここにありというプレーを見せて欲しいものだ。