【【【いきなり脳内会議】】】
「9連敗…。」
「今回も今回で、2点目を取られるまでは、それなりにやれてたよね…。」
「惜しいチャンスも何度かあったし、シュート数自体はこっちの方が多かったけどな…。」
「監督コメントが、ちょっと気になるね…。」
「選手も監督もブレてないし、同じ方向を向いている。でも、少しズレてきてる…のか。」
「結果が出ないと、こういう事も起きてくるのかな。監督のモチベが心配になるよ…。」
「何にしても、とっくに危険水域。これが現実だ、悔しいけれどな。」
「1stでの初勝利からの好調さは、今となっては何で勝ててたのかわからないね。」
「まさか2ndでここまでコケるとは思ってなかったな…。」
「まぁ嘆いていても何も好転しない。状況を整理してみよう。これを見てくれ。」
「…福岡が入ってないんだね。」
「上を目指さなきゃいかんのに、下を見ている余裕は無い。」
「とりあえず、残り6試合しかないというのが痛いね。」
「6試合で勝ち点差8をひっくり返すんだから、正直厳しいどころじゃない。」
「新潟甲府よりも最低でも3勝分上回る必要があるってことだもんね。」
「甲府はともかく、新潟とは得失点差がありすぎるから、並ぶだけじゃ抜けないしな。」
「甲府と名古屋とは、直接対決を残しているのがキモだな。」
「そう考えると、甲府と5差、名古屋とは1差とも言えるね。」
「ま、湘南が勝たなきゃいけないってのが一番高いハードルなんだけどな…。」
「ホーム最終戦が終わった時点で勝ち点差2以下なら、燃える展開だね。」
「最後に甲府→名古屋というのも、またスゴい日程になったもんだなw。」
「最終戦で甲府名古屋を一気にブチ抜いて劇的残留…という流れになるといいんだけど。」
「ただ、甲府のしぶとさは十二分に知っているし、名古屋は闘莉王効果がさっそく出た。」
「闘莉王システムが浸透した最終戦に当たるのは、正直あまり嬉しくないよ。」
「名古屋は次の試合だろうな。ガンバ相手に勝ち点を拾えるようなら、ホンモノだ。」
「名古屋は、半分より上の9位までとの試合はガンバと神戸だけなんだね。…あっ!?」
「気がついたか。ウチは柏/大宮、名古屋はガンバ/神戸、甲府は柏/マリノス。」
「新潟は磐田以外の5試合全部…しかも鹿島/浦和/ガンバ/広島を残してる!?」
「ギリギリの残留争いをしている中で、この日程は冷や汗モノだろう。」
「さっき得失点差の話をしてたけど、スコアによっては十分縮まるんじゃない?」
「そこまで甘い期待はしないが、少なくとも勝ち点を伸ばしにくい相手なのは確かだ。」
「結局のところ、新潟と甲府がモタついてくれて、湘南が勝たないと始まらない、と。」
「最低限必要な3勝は、福岡/甲府/名古屋から奪えたら、一番いいな。」
「残りの磐田/柏/大宮からも、最低でも勝ち点2は拾わないと厳しいかもしれない。」
「勝ち方を忘れたチームが、ここからの6戦で最低でも3勝2分以上…ツラいなぁ…。」
【【【脳内会議ここまで】】】
という訳で、次節はホームで福岡戦。表には入れなかったけど、福岡だって必死だ。そうでなくてもアウェイで負けている相手、その相手に勝たない限り、残留への道は切り拓けない。
『フットボールラボ』というサイトで、今年の湘南の病巣が見てとれる。…いや見なくても何となくわかってたことだけど。チャンス構築率を上げていくという目論見自体は、大成功とは言えなくても他のクラブに追いつけている。しかしシュート成功率が頭を抱えるレベル。
逆に甲府はチャンス構築率は低くても、シュート成功率が上位に食い込んでいる。今の湘南と甲府との差は、ここにある。今まで何度も触れてきた事だし、一朝一夕には行かないだろうが、何はともあれ枠内へシュートを。奇跡の残留への道は、その1本から始まる。