さぁ困ったぞ。フツーに負けた。何度かピンチもあったけど、相手の攻撃にはきちんと対応できていた。こちらの攻撃がなかなか形にならずに展開としては圧されっぱなしの様相だったけど、試合後に見た驚愕のwスタッツから受ける印象よりは、やれていたように見えた。
この日はスタメンをかなりいじってきた。村山三竿をスタメンから下げ、ベラピとツボさん。そして武田がリーグ戦初スタメン。一抹の不安はあったが、ツボさんはもちろん安定していたし、ベラピもファインプレーを見せていたりで、及第点だったと思う。
それでも武田は前半途中で過呼吸(?)で交代しちゃったけどね。というか、前もそんなことなかったっけ、YNC磐田戦か。練習のほうがよっぽどキツいことやってんのに、試合でロクに使えないんじゃどうしようもない。交代枠を無駄に潰したのも苦戦の原因の一つだったろう。
鹿島の攻撃にはそれほど圧力は感じていなかったし、我慢の展開のままスコアレスドローなのかなぁなんて少し思ってしまったのが甘かった。何やらごちゃごちゃしたとこから押し込まれた。
帰宅してから動画を確認すれば、鹿島のコーナーから高山が相手を倒してしまったような形で倒れ、PKかどうかというところで主審の反応をフィールドプレーヤー皆で目で追ってしまった。ボールの直近のプレーヤーだけは即座にプレーを再開したが、ゴールを許す…と。
セルフジャッジというか、つい主審見ちゃうよな、これはw。残り10分少々というところで、どう転んでも1点勝負という場面だもの。もちろん主審の反応なんかボールを安全圏にクリアしてから確認しても十分なんだけど、実際にプレーしてる選手からしたらどうしても…ね。
失点は崩されてのものでもなく、コーナーからのもの。よくある敗戦と言えばよくある敗戦であり、これが残り9戦というギリギリのところでさえなければ「切り替えて次行こ次!」となるんだが、残念ながら甲府が連勝したことで勝ち点差が7に広がってしまった。
そうなると増えてくるのが、勝てないことと目の前にイヤでもチラつく『降格』の二文字に怯えて、自分の中の尖った感情を吐き出すことを止められなくなる人々。これにて7連敗、残り8試合で勝ち点差7というのは、簡単な数字ではないけれどもさ。
初勝利から1st終了までを思えば、2ndでここまで苦戦するとは思わなかった。アウェイの新潟戦には行かなかったので、俺自身かれこれ2ヶ月ほど湘南の勝利を生で観ていない。それでもチームが最大限に勝利へのアプローチをしていないなんて、俺には口が裂けても言えない。
監督が「このメンバーならやれる」と信じて送り出してダメだったんだから、そりゃもちろん監督の責任だ。だけどそれでそれ見たことかと自分の考えと違うからって論っても、何の意味もありゃしないよ。そんなもの自分がスッキリしたいだけじゃないか。
…実はここから結構な分量を書いたんだけれど、どうもどこかで書いたような内容な気がして、どこだっけと思ったら、YNC杯の大宮戦の記事だった。書きたかったこと全部書いてある。
負けてる時は、サポの気持ちもザラつくもの。チームの方向性が明らかに間違っているならまだしも、ブレずに戦ってくれているチームに矢を放つことだけはしちゃいけないよ。
次節はガンバ大阪。アウェイで3-3の打ち合いを演じたのは記憶に新しい。サポーターの力はチームの勝利を信じる力。簡単に諦めてたまるものか。1つずつ勝っていくしかないんだ!