湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・1st第09節_vs名古屋(A)】 『たのしもう。』×0-3

試合終了して拍手していると、何やら怒ってる人がいる。試合後にはツイッター上で誰かの罵声がリツイートされていく。おかしい、何でこんなに印象が違うんだ。マリノス戦と結果は同じでも内容は別モノだったのに。

前半の2失点はどちらも最悪の所でミスってカウンターを食らい、ゴールにつなげられてしまった。例えばどっちかミスってくれてw前半を1失点で済んでいたら、試合はどうなるかわからなかったはずだ。2点差になったことで、相手が前に出てこなくなってしまったんだから。

前半からほぼ互角に攻め合っていたが、自分達のミスから失点を重ねて流れを手放した。後半何とか攻勢に出ようとしたが、引いた相手を崩すことはできなかった。総括するなら、こうなる。

ミスを逃さずに、きっちりカウンターで仕留めた名古屋を褒めるべき試合。ミスをしたこと自体は猛省しなければならないけれど、それだけで試合全体を貶めることも、必要以上に現状を悲観することもない。元々リスクを背負って前に出ることが求められるサッカーなんだから。

引いた相手に攻めあぐねていること自体がアカンと言われてしまえばそれまでだけど、J2の時だって散々苦労してきたじゃないか。それをJ1レベルでやられた時にどう崩すかというのは、今後の命運を左右する大きな課題。チームの成長を見守っていくしかないじゃないの。

湘南は今、昇格チームが単にJ1残留を賭けて戦うだけじゃない、とてつもなく難しいミッションに挑んでいる。チャレンジする姿勢が見える限りは、そこまで容易く批難はできないなぁ。

マリノス戦で何がダメだったかって、ミスして逆襲食らうことでプレーが逃げに走るようになって、そこから更にミスを重ねる悪循環になって(いたように見え)たことでさ。今回は引いた相手に苦労しつつも、最後まで足掻けていたからね。俺の中じゃ、十分拍手に値する内容でしたよ。

あぁ、そうだ。話は少し変わるけど、今年のチームは『たのしめてるか。』というスローガンを使ってまして。これについてウチの大倉社長はこんなことを言ってましてね。

これは、競技スポーツの中で、没頭や無心、英語で言うと「Lose Yourself」というような言い方になるでしょうか。そういった意味も込めて、常に「たのしめてるか。」を胸に頑張っていきたいと思っております。

これって、困難に直面することもあるだろうけど、それを乗り越えるための努力やプレッシャーをも『楽しむ』くらいの心構えでいこうじゃないか…ということだと理解してるんですけどね。

ところが湘南サポの中で、揚げ足を取るように「全然たのしめてませーん」やら、酷いのになると「もっとたのしませろよ」みたいな勘違い発言があったりもするんですわ。

チームの一番の理解者たるべきサポからこういう発言が出ることが、本当に腹立たしくてね。

前にも書いたけど、『湘南スタイル』はどんな相手にも勝てるようになる魔法じゃない。こちらの思うようにならない苛立ちを、こんな揚げ足取りで簡単に消化してどうするの。困難に直面してチームが「たのしんでる」なら、サポもいっしょになって「たのしみましょう」よ。

…なぁんてことを、とんでもなく暑かった名古屋からの帰りの新幹線で考えていました、とさ。