湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第6節_vsG大阪(H)】 『チームを助けるのがエース』◎4-1

この日も守備は何やらユルかった。序盤から何度もゴール前で前を向かれ、ピンチが続いた。粘り強く守れていたけれど、正直いつ失点するかとヒヤヒヤしていたし、先制を許していたら全く違う展開になっていただろう。

イヤな空気を振り払ったのが、代表帰りの町野だった。21分に相手のミスから先制ゴール、38分から2分おきにゴールを奪って、あれよあれよと前半だけで4点ものセーフティリードを築いてしまった。なんてヤツだ!。・゚・(ノ∀`)・゚・。

試合前

4月に入って平塚総合公園も春真っ盛り。開花の早かった今年の桜はすでに花吹雪を演出して、両チームのサポーター(と大多数のJに全く関心のない家族連れw)を楽しませてくれていた。綺麗だったなぁ…暖かかったし、ずっと眺めていられた。

スタメン

GKは富居。ソンくんが代表帰りということもあるのだろうが、サブに入っているのだから怪我なども無く普通にプレーできたハズ。それでも富居を選択したということは、現状そこまでソンくんに優位性を見出していないということだろう。

DFは舘/大岩さん/おスギ。広教ながきくん中野は現状では変えられないか。前線4人は小野瀬タリク阿部町野。サブには先週のル杯に続いて鈴木章斗と若月大和が食い込んできた。チャンスは貰えている、早期にゴールという爪痕を残したい。

これで東口だったらドッチラケだったところだが、こちらの念が通じたのかw、ポヤトス監督は谷晃生をスタメンGKにしてくれた。…まさかこんな展開になるとは、欠片も想像していなかったけれど。

総評:☆☆☆☆☆☆☆

町野の4ゴールで大楽勝…という試合ではなかった。内容はスコアほどの差は無かった、というかむしろ湘南が圧されている時間はかなり長かった。

無失点で終われていたなら諸手を挙げて喜べたが、外してくれたPKも含めたら2失点と、守備のユルさは継続中。たとえ先制点を許さなかったとしても、前半で1~2点のリードだったら後半どうなっていたことか。

相手のミスが多々絡んでいたとはいえ、町野の4ゴールはトンデモナイね。長いJの歴史でも前半だけで4ゴールというのは史上初だってんだから。

ただのゴールゲッターではなく、チームが苦しい時こそゴールで助けられるストライカーを『エース』と呼びたい。プロ野球でいうところの『四番の仕事』ができる、頼れる攻撃の大黒柱。代表でも、もっと我を出していってもいいと思うぞ。

それにしても谷…。1失点目は出てくるなら日和らないでヘッドで飛び込んででも先に触らなきゃイカンとこだし、3失点目も飛び出して触るならキチンとクリアせなアカンとこ。まだまだ修行が足らんな、鍛え直すからまた湘南に来なさいw。

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試合後

オフシーズンのレンタルバックだったので直接「帰っても頑張れよー」が言えなかったこともあって、勝利のダンスが終わって湘南の選手が去っても、かなりの人数がスタンドに残っていた。ただ、あまりに谷の精神的ダメージが深すぎた。

しばらくすると、ピッチレベルのスタッフが「もうバス乗っちゃったってさ」とスタンドの顔見知り?に話してるのが聞こえてきた。ほぼ同時くらいにゴール裏にも伝わったようで、しかたなく解散となった。フツーの展開だったらなぁ…。

いろいろ書こうかと思ったけど、『サッカー批評』で原壮史氏が書かれた文章が素晴らしかったので、御紹介してオシマイとする。再会を楽しみにしているぞ、谷!

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試合後、湘南サポーターは自チームが引き上げてからもしばらく席に残り谷を待っていたが、それは叶わなかった。A代表のゴールマウスへ向けて再出発するタイミングで訪れた絶好のカードだったが、あまりにも悔しすぎる試合に、谷は無言でバスに乗り込んだ。一気にどん底に突き落とされたが、ここから立ち上がり、A代表の正GKに登り詰めた時、湘南の地はまたしても彼のターニングポイントになったと言える。両チームのサポーターが、彼ならそうできると信じている。

次の試合は

水曜日にル杯第3節、ホームで清水戦ですよ。清水さん、J2降格とはいえ昨期得点王チアゴも残して1年でJ1復帰を…というシーズンなれど、リーグ戦は7戦未勝利で早くも監督交代という迷走状態。ル杯では1勝1分でグループ首位なんだけど。

湘南はル杯では2分で3位。ここらでル杯でも勝利して公式戦連勝…と行きたいところだが、気になるのはGKの人選。ガンバさんが東口と谷の両天秤で苦労しているけど、本当ならリーグ戦のレギュラーGKは固定したいハズ。

ガンバ戦の富居がソンくんの代表疲れetc.故の起用だったのかどうか、清水戦のスタメンでイヤでもハッキリ見えてくる。個人的には、リーグ戦はもうちょい富居に任せたい気はするんだけども。要注目だ。