今年はどうにも映画館で観たいなって作品が少なくて、行っても回数をこなしたのがシンウルくらい。しかも、気がついたら続編&リバイバル&リマスターばかりで、完全新作が無いという1年になりましたとさ。
・スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
・シン・ウルトラマン
・トップガン マーヴェリック
・ソー:ラブ&サンダー
・ロッキーVSドラゴ ROCKY IV
・王立宇宙軍 オネアミスの翼 4Kリマスター版
・(追記のおまけ)仮面ライダーBLACK SUN
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
・01月07日(金) 【極上爆音/字幕】立川シネマシティaスタジオ
・01月09日(日) 【IMAX/字幕/2D】TOHOシネマズ立川立飛
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム | ソニー・ピクチャーズ公式
スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム - Wikipedia
『世界の孫』トム・ホランド版スパイダーマン三部作の最終章。トムホ版の集大成というだけでなく、ソニー・ピクチャーズ版スパイダーマンの集大成という大作。いやー便利だなドクター・ストレンジとマルチバース(笑)。
正直ソニー版は観てなかったというか、実写スパイダーマンは東映版しか観て無くて、主人公もヴィランもよく知らないまま観てたのは内緒。観てきた人にはより響いたんだろうなぁ。こればっかりは仕方ない。
ただ、トムホピーターの物語の終着の物語というだけでも十分面白かった。全ての人々の記憶から消えて全世界から孤立する代わりに世界を救うことを選択して、残ったのは最後に作ったスパイダーマンのスーツのみ。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」とはいえ、一介の高校生が迎えるにしては、あまりに重いエンディング。続編があるのか無いのかわからんが、笑顔でヒーローできてる未来がトムホピーターに待っていますように。
シン・ウルトラマン
・05月13日(金) 【極上爆音】立川シネマシティaスタジオ、
・05月15日(日) 【IMAX】TOHOシネマズ立川立飛
・05月28日(土) 【轟音上映】TOHOシネマズ立川立飛
・07月11日(月) 【2D】シアタス調布(c/w ウルトラマン第33話)
『シン・ゴジラ』の評価を得ての『シン・ウルトラマン』。好きに生きたきゃ偉くなれを地で行く庵野氏は、シンゴジの路線ではなく、自分の作りたかった、観てみたかったであろうモノを形にしてきた。おもろかったなー。
ちなみに4回目は、テレビシリーズのメフィラス回を同時上映していたモノ。いやー、どちらのメフィラスも胡散臭いことこの上ない。しっかし、あの雰囲気を人間態で醸し出す山本耕史氏は何者なんだろうw。
カラータイマーの無いデザインにもすぐ慣れた。長いテレビシリーズをどうまとめるかについては相当悩んだだろうが、絞りに絞ってよくまとめたものだ。ゼットンの惑星破壊兵器っぷりには度肝を抜かれたがw。
欲を言えばバルタンを見たかったが、単純な侵略目的の外星人をストーリーに組み込むのは色々難しかっただろうな、仕方ないかなー。
あとゼットンを倒すのが人類の努力と叡智というには、ちょっと弱かったかな。ウルトラマンにゼットンのところまで持っていって貰うにしても、その"仕掛け"は人類が作る展開には出来なかったものか。
トップガン マーヴェリック
・06月04日(土)【MX4D/吹替】TOHOシネマズ府中
『トップガン』。映画館では観ていないが、前作はテレビなどで観た。映画として好きかと問われたら、そうでもないと答える…という程度の興味だ。『DANGER ZONE』と『MIGHTY WINGS』は良い曲ではあるが。
なので続編も少々迷っていたんだけれど、MX4D上映があるならと参戦。『椅子に座って操縦する』映画との相性の良さは疑いようがないのでね。とても楽しい映画体験ではあったけれど、映画そのものにはそこまで…うん。
おかげさんで吹替(座席が動く映画は字幕観てられないから吹替が前提)だけ観て、字幕版を観なかった久々の映画となりました、とさ。
ソー:ラブ&サンダー
・07月11日(月) 【IMAX/3D/字幕】TOHOシネマズ立川立飛
ソー:ラブ&サンダー|映画/ブルーレイ・DVD・デジタル配信|マーベル公式
MCUの『マーベル・シネマティック・ユニバース』フェーズ3の残り香を拾っていく旅の途中。トンチキ医者の続編も観なかったし、あとは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の3作目を観たら、この旅も終わりかもしれない。
内容はソーらしいというか、はっちゃけたストーリーで面白かった。戦いの果てに、物語の中で育んだ愛も失い、残った使命は小さな命を導くこと。雷神ソーの物語、ここで(ひとまずの)終焉。
今後出番があったり更なる続編が製作されても、ソーは支える側になっていくんだろうな。お疲れさん、クリヘム。
ロッキーVSドラゴ ROCKY IV
・08月13日(土) 【極上音響】立川シネマシティbスタジオ
ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV | culture-ville
未公開シーン大量投入!『ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV』にスタローンが込めた良心とは? 生まれ変わった闘いのドラマに泣け!! | 映画 | BANGER!!!
いろいろご意見ありましょうが、大好きなんです『ロッキー4 炎の友情』。ソ連(!)の科学力で人間の極限まで(?)能力を引き出されたドラゴに、これまで積み重ねてきた『人間力』の全てで立ち向かうロッキー。燃えます。
ただまぁ謎の家政婦ロボットとかの要素が、いかにも80年代の娯楽映画で、今となっては蛇足に思えても仕方がないかな(結構好きだけどねw)。それらを削ぎ落として、未公開映像を追加して、より作品の『解像度』が上がったのは確か。
しかし、ガードするでもなくヘビー級のパンチを顔面で喰らいまくるロッキーのファイトスタイルは、今となっては怖くてタマランねw。
王立宇宙軍 オネアミスの翼 4Kリマスター版
・11月03日(木) 【極上音響】立川シネマシティfスタジオ
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」Infomation Site | V-STORAGE 【公式】
経験値がたまっていってるからか、最近はリマスターの技術そのものが上がってる気がする。最近配信されたTVシリーズの『マジンガーZ』はHDリマスターだったけど、それでも驚くほどに綺麗だったもんな。
そしてこの『オネアミスの翼』は4Kリマスター。当時映画館で観た時にも驚いたが、記憶よりも更に美しく観えた。これが『今』作られたアニメじゃないなんてね。綺麗すぎて逆に違和感あるもん。すげぇっすわ。
かつての名作がこうして美しく蘇るのは、嬉しいことです。どれだけ商売になるかはわからないけれど、いろんな作品がリマスターされて、生まれ変わって後世に伝えられていくようになったらいいな。
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 - Wikipedia
機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島:伝説のエピソードを今アニメ化する理由 安彦良和監督が込めた「複雑な問いかけ」 - MANTANWEB
なんでおまけかというと、映画館で観てないから、コレ。劇場公開時に結構悩んだんだけど「今更ドアンのために映画館行くのか俺…ええ~…?」という考えがどうしても拭いきれず、結局行かなかったんですわ。
そしたらamazonプライムビデオで配信が始まっちゃったモンだから、コレ幸いと…ずいぶんと時間がたってから観たのが、つい最近。いつでも観られるとなると、何故だか後回しにして観なくなるの、俺だけですかね?w
TVシリーズの1話だったシナリオに、要素を追加して引き伸ばして109分になった『ドアン』なわけだけども。ちょっとなぁ…という展開多かった。
島の子供たちの生活がイキイキと描かれていたし、ホワイトベース隊の面々のドラマも良かっただけに、どうにも端々のアレコレが目立つ。安彦良和氏が監督してコレなら、文句をつけるのが筋違いなんだろうけどもさ。
わざわざ増やしたモビルスーツ戦。正式な整備もメンテもされてないザク(ドアンがいじってたとはいえ)が、百戦錬磨のパイロットが乗る性能が上の高機動型ザク複数を相手に、そうそう勝てるものだろうか。ゲリラ戦もできない場所で。
事情を知ったホワイトベース隊とがっつり共闘、みたいな感じになるかと思ったら、なんか普通に勝ててモヤっとした。スレッガー専用ジムなんて、そのために出てくるのかと思ったら、戦闘前に退場する始末。
とどめに、アムロが生身で走って逃げるジオン兵をガンダムでプチっと踏み潰す場面があってね。制作側がコレを入れた意味がまったくわからない。
殺虫剤をかけて弱ったGを丸めた新聞紙でおそるおそる叩くみたいな感じで、ちょっと顔をそむけながらもためらわずに実行するアムロ、おかしいぞお前。脅して縛り上げるんでも、無力化する手段は他にもあっただろうにさ。
仮面ライダーBLACK SUN
仮面ライダーBLACK SUN 公式WEBサイト|仮面ライダーWEB【公式】|東映
amazonプライムビデオ独占配信。意欲作であることはわかるのだが、どうにも絶賛できるほどには響かず。当時吐き出したツイートを貼って終了とす。
『仮面ライダーBLACK SUN』、全話観終わり。つまらなくはなかった。賛否両論なのは理解できる。個人的にも最終話での○○○○○○○○○とか○○○○○○○○○とか、引っかかるところも多い。『アマゾンズ』見返すかな、そろそろ。 https://t.co/puL45sN5gB
— レヴィ (@revys48) 2022年11月12日