あのプレーは『ミス』ではないだろう。トラップというかボールを止めに行って足を出して、こぼれ球をクリアしようとして、死角から飛び込んできた相手選手を引っ掛けてしまった。先にボールに触られたのが不運だったというだけのこと。
結果としてPKとはなったが、イエローすらも出てないあのワンプレーを責めるつもりはない。そこまで試合を打開できなかった皆で、その責を負うべきところだ。言うなればツケを払わされた、ということなのだから。
スタメン
明治安田生命J1リーグ第31節
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2022年10月1日
🆚 #セレッソ大阪 ⏰14:00KO
スタメン発表🔥
GK #谷晃生
DF #岡本拓也 #山本脩斗 #杉岡大暉
MF #石原広教 #池田昌生 #茨田陽生 #平岡大陽 #中野嘉大
FW #瀬川祐輔 #阿部浩之
SUB 富居 福島 山田 米本 ウェリントン タリク 町野#bellmare #ベルマーレ pic.twitter.com/nkQQqFEtBd
大岩さんと大野は、2週間あっても戻ってこれなかった。そんなDFのサブは、舘ではなく福島。前線は茨田平岡瀬川阿部、やーまんウェリタリク町野が控える、と。
サイドの差し合いを想定するなら畑高橋コバショーの誰かを入れておきたくなるところだが、ワイドの交代枠がいなかった。試合が始まってみれば、狙いだったのか結果的なのかはわからぬが、ワイドが疲弊するような展開にはならなかった。
総評:☆☆☆☆☆☆
相性が悪い、上位とのアウェイでの対戦。もう試合が終わろうかという時間にPKで先制を許してしまい、最後の最後にオウンゴールで追いついた。
ハイプレスはむしろ桜さんのほうが積極的で、湘南は前でもちょっかいは出すものの、中盤でしっかりブロックをつくって辛抱強く守っていた。押し込まれる時間はそこそこ長かったけど、それで不安になるようなことはなかった。
守備に追われるだけではなく、攻撃では自陣からのカウンターでゴールに迫れてもいたしね。それでも互いにシュートまでが遠かった。そんな試合。
これにて3試合連続のドロー。残留争いの最終盤、勝ちたかったのは山々だし、勝ち点1で浮かれてる場合ではないのも確かだ。当然焦りも感じる。そりゃあね。
ただ、これまでに内容が良くても勝ちきれずに来たから今の順位なのであって、今節の試合の勝敗に、その焦りをぶつけたところで意味はない。
この内容の試合で立ち止まること無く一歩勧めたのだから、まだ天に見放されていないことを諸手を挙げて喜んでいいところだろう。一歩間違えたら、岡本が足をつったのが交代枠を使いきった後だったかもしれないのだから。
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次の試合は
来週の土曜に、アウェイでFC東京戦ですよ。ホームで池田町野のゴールで勝利できた辺りではチームが下降戦だったが、最近はかなり好調。ACL圏は少々遠いとはいえ、連勝でホームでリベンジ戦を迎える。
前回も書いたけど、湘南はどこかで勝たなければいけない。足を止めなかったことは本当に貴重だけども、浮上していくには1ではなく3が必要。ここ数試合ドローでつないだことが報われますように。天は自ら助くる者を助く、だよ。
順位も落とさなかった。そしてリーグ戦はまだ4試合も残っている。周りの状況がどうしても目に入ってくるが、今は上だけを見据えていこう。