湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第9節_vsG大阪(A)】『執念ペネトレイト』◎1-0

攻めに攻めていてもノーゴールのまま時間が過ぎ、すでに後半43分。相手の中盤が一人、足をつってしまい担架でピッチ外に出されて試合再開。自陣深くで相手の攻撃を遮断した山本が、そのまま一人でドリブルで攻め上がる。ロングカウンター!

数的不利のガンバ、攻め上がっていて守備が手薄。スタメンで疲れもピークの最終盤、残るチカラの全てを注ぎ込むように山本一人旅。PA目前で右に展開、パスを受けた瀬川、後ろから追い抜く広教にボールを託す。ゴール前では湘南4対ガンバ6。

自陣に戻るだけで精一杯のガンバ、広教にチェックに行けない。余裕をもらった広教、大きく弧を描いて落ちるクロス。手前でジャンプした大橋の頭を越えたボールの落下地点に頭から飛び込んでいったのは、カウンターの起点となった山本だった。

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スタメン

スタメン発表時には「おー、やっぱり池田が序列を上げてきたかー」くらいの印象でしかなかったが、よく見ればほとんどスタメンが水曜のル杯FC東京戦と同じ。連戦の最後とはいえ思い切ったことをするものだ。

それだけの手応えがあった上での選択だったろうが、ギャンブルといえばギャンブルだもんな。実際高橋諒が前半で足を痛めて交代するアクシデントもあったし、同じことが他の選手で起きなかったことはラッキーなだけだったかもしれないのだ。

長らく欠場していた畑は、後半途中からの復帰を見越していただろうに、おかげで早々にピッチに入ることに。問題なくやれていたように見えたのはよかったけども。

守備の要の谷と、早くもガンバの中心になりつつある未月が、そろって欠場。中盤が最後の最後に瓦解したガンバさんと対象的に、限られた出場機会でも最後まできっちり仕事をこなしてくれた富居。貴重な存在であると改めて思う。

総評:☆☆☆☆☆☆☆☆

(ほぼ)連続スタメンということもあったのか、キックオフからハメ倒すプレッシングマシンとしての姿は影を潜めた。序盤こそロングキックに右往左往していたが、相手に自由にスペースを使わせないことシフトして耐えきった、我慢の前半。

そして後半。『立上りが大切。エンジンをかけていい入りをしよう。』と、この日誕生日の山口さんに背中を押され、前半の鬱憤を晴らすかのように攻勢に出る湘南。

ガンバさんの後半のシュートがゼロだったくらいには、圧倒的に湘南の時間が長かっただけに、早めに得点できたら良かったんだが、そこまでは一足飛びに進化はできず。とはいえ、個人的には実はそんなに焦れてもいなかった。

選手交代でも流れは変わらなかったし、惜しいチャンスもあったし。根拠もなくwどこかで必ずゴールは奪えると思えていたんだな。匂いがしない時にはしないものだしね。まさかあんなにも激しいゴールになるとは思わなかったけど。

チーム最年長選手が、試合の最終盤の千載一遇の好機に「今ここで行くしかない」と自らドリブルで侵攻、攻め残ってドンピシャのダイビングヘッドですよ。使い古された表現になるけれど、この勝利への執念こそが、鹿島の遺伝子なのだろう。

最後まで足を残して後ろから追い抜き、アシストにつなげた広教もGJ。まぁアレだけフリーにしてもらって、クロスがワロスになるようでは困ってしまうがw。

本当は開幕5戦くらいまでに到達していてほしかったところに、ほぼ倍の時間はかけたもののwやっと到達してくれた。ただの初勝利じゃないよ、ターンオーバーして万全の状態の相手に、アウェイの地で自分達のプランを貫き通しての完勝だからね。

ホントに『力強い第一歩』ですよ。ここから逆襲していこう。それにしても…あぁ、これは悔しいな、現地で観たかったなぁ!w

2022年4月17日(日)第9節 VS ガンバ大阪 « 湘南ベルマーレ公式サイト

レポート:2022 明治安田生命J1リーグ 第9節 G大阪 vs. 湘南[パナスタ]|ガンバ大阪オフィシャルサイト

【番記者の視点】G大阪、5年連続で最下位クラブに敗北…10人での攻撃に見えた心の隙 : スポーツ報知

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次の試合は

本当なら公式戦連勝の勢いに乗ってリーグ戦に臨みたいところだが、ここでACLの絡みもあってリーグ戦の間隔が空いてしまうのよね。リーグ戦は2週間先で、週末はル杯の第5戦、アウェイで福岡戦ですよ。まぁ怪我人もいるし、丁度いいのかな…。

【公式】ルヴァンカップ 順位表:Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

湘南はおかげさんでル杯グループステージは首位独走中。勝てば突破確定、ドローでもまだ優位、負けたら大混戦という状況。

湘南は選手選考をどうするかな。貴重な実戦機会なのは承知の上だが、個人的には今の流れを途切れさせたくはないので、ベストメンバーを組んでもらいたいが。

福岡の地で突破を決めてしまって、出番の少ない選手達にノンプレッシャーで暴れられる舞台を用意する…ということでどうだろう(?)。