湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

東京五輪2020が終わり、Jが帰ってくる

閉会式を見ながら、コレを書き始めている。

しっかし、まさか都内の新コロ陽性者が5000人を越えてくるとはね。まだパラ五輪が控えているけれど、こんな状況でも止まらないなら最後まで突っ走るのだろう。ヤバいことにならなきゃいいがと思ってはいたが、十二分にヤバかろう、コレ。

これはもう一般市民が愚かと言われたらそれまでなんだろうが、直接的に五輪開催が影響していることはなくても、それが歪んだメッセージとなって、五輪もやってるんだとか理由をつけてタガが外れた…のが一因ということはありそうだ。

仮に五輪が中止になっていたら、それだけ今が危険なのだというメッセージになって、感染拡大自体はこれほどにはなっていなかった、かもしれない。

もしくは、五輪だからといって特別新しい対策もしなかったにもかかわらず5000人程度で済んだのは、奇跡的な幸運…なのかもしれない。

東京オリンピックは、日本復興や人類とウイルスの戦いというよりもむしろ、オリンピックを純粋なスポーツイベントにする絶好のチャンスだろう。さまざまなものが削られ、東京2020に残っているものは、選手たちと、「誰が最も速いのか? 誰が最も高いところまで行けるのか? 誰が最も強いのか?」というシンプルな疑問だけだ。 

そんな中でも、選手達は100%の準備が出来なかったであろう状況下で精一杯競いあい、今回も素晴らしい場面がいくつも観られた。…サッカーはメダルまであと一歩、獲らせてあげたかったなぁ…。

使い古された言葉ではあるが、これぞ『スポーツのチカラ』というモノを感じさせてもらえた。それはそれとして、だ。これで全てをヨシ、としてはいけないだろう。

開幕前から医療は逼迫していると言われていた中で、延期が決まって更に1年あった準備期間でロクな手も打てず、何の勝算も無いまま開幕を向かえたことは、何としてもオトシマエをつけさせなければいけない。

中断期間中

湘南ベルマーレは、中断期間中にミニキャンプを敢行して、馬入に戻ってきてからも精力的に練習を重ねてきた様子。しかし、この期間中に他のクラブが少なからず補強を進めてきた中で、加入のアナウンスはついに聞かれなかった。

そして、誰も入ってこなくても、同一カテゴリーに抜かれていくのが湘南。中村駿が福岡に、ウメさんが大分に。敵に塩を送るどころじゃない。アンカーもFWも人数がいるとはいえ、彼らが不在でいい理由なんて無い。

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周りが前に進もうとしている以上、停滞は後退と同じ。浮嶋監督は「いまいる選手の成熟度を上げる“補強”を軸として考えている」らしいが、そう言うしかないのが実情。

これまで上位に食い込めていたのならともかく、ギリギリで残留圏に踏みとどまっていた状況で、上積みが無いまま習熟度を上げることで、どこまで抗えるのか。選手に不満があるわけではないが、明るい情報は少なく、隣の芝生はどうしても青く見えるのだ。

次の試合は

ここからは『やべっちスタジアム』を観ながらw。

【公式】湘南vs鹿島の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2021年8月9日):Jリーグ.jp

J再開の試合は、ホーム平塚で鹿島を迎撃。3月のアウェイ戦は負けてるわけだけど、お互い別のチームになっているだろうから、参考にはなるまい。それより杉岡氏が出戻るって噂のほうが気になるw。

湘南は「成熟度を上げる」しかない以上、戦術の落とし込みが足らないジュニとか、試合中に所在なさげにウロウロするオリベイラとかは許されない。ビルドアップで距離感が悪くてパスコースが無いなんてことも許されない。

というか、前半戦終盤に出来なかったことが出来るようになっていてもらわないと困るんだ。最低限柏戦直前のバイオリズムに戻せないと厳しいぞ。同じように攻撃がノッキングしてショートカウンター食らって失点とか…やめてよね…?

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湘南の試合が無い間もリーグは動いていて、ガンバさんが案の定スルスルっと上がって抜けていってしまった。気がつけば降格圏との勝ち点差が1と、重力に引かれて落ちようとしている。そろそろ大気圏との摩擦で尻が熱くなる頃合いだ。

新戦力がいないという部分を少しでも利点に転換したいなら、相手チームの戦術浸透が少しでも足らない間にスタートダッシュを決めるしかない。ここで踏ん張れるかどうかは重要だぞ。とにかくキックオフから100%クライマックスで戦ってほしい。