計画を始めたのは半年ほど前だったか。緊急事態宣言やらＪリーグ／プロ野球開幕延期やらで、気が滅入っていて。いつか新コロが落ち着いたらノンビリ旅行してやろうと、何となく思ってたものだ。
旅行と言ってもそんな遠くを想定していたわけじゃない。そんなことを考えられる状況じゃなかったし、新幹線を含む有料特急も飛行機もつかわない程度のところなら、旅行が許される世の中になっていたらいいなぁ…という感じ。
最初は何となく温泉かなぁなんてね。平塚から先の箱根／熱海とか、通い慣れた伊勢原の先の鶴巻温泉なんかも候補に入れてたかな。でも何か『手軽さ』と『目玉』が足らない気がして、予約に踏み切れないでいたんよね。
方針決定
もっとどこか無いのか…と日野を中心に地図を眺めていたら、日野の西側に『相模湖』がある。あーいいじゃん、自然を観ながら…あぁ紅葉の季節に合わせてもいいな。サイクリングで湖の周りを回って写真撮って回ったりしてな。
なんて気持ちは傾いていたんだけど…でも、気がついてしまった。近すぎたｗ。日野駅から相模湖駅まで３０分ほど。いくらなんでも「ふらっと行ける」にもほどがある。ここぞと決めていく旅行がそんなんでいいのか、いやアカンやろと。
ひとまず湖／紅葉／サイクリングというイメージワードで調べ直したら、割とあっさり最適解が見つかった。富士山の麓の富士五湖のひとつ、河口湖。
／^o^＼ﾌｯｼﾞｯｻｰﾝ
電車で２時間という遠からず近からずの距離。線路の終点という浪漫（？）。更に富士山、日本一の山。こんなに美味しいスペシャルな追加メニューは、他には無い。紅葉も申し分なく、『富士河口湖紅葉まつり』なんてイベントもあるらしい。
これは決まりだと、星の数ほどある宿の中から、宿の窓から湖と、ギリギリでも富士山が同時に見られそうなところをチョイス。『ホテルルートイン河口湖』。
バス停にも近し、徒歩でも駅まで３０分以内。調べてみたらバスの利便性がそれほど良くないので、公共交通機関民が自由度を求めるなら、自分の足で歩ける場所であることは重要だった。景色を考えたら、もっと北岸が良いに決まってるんだけどね。
ビジネスホテルチェーンってところに若干引っかかりを覚えないこともなかったがｗ、その分値段は抑えられた（それでも観光地価格だったが）。温泉の大浴場はあったし、最低限の景色さえ楽しめれば良かろうってことで妥協。
その後発表されたＪリーグの日程では、紅葉の見頃の辺りはアウェイ連戦が続いていたのも好都合だった。神戸戦に重なる１１月１３日（金）～１５日（日）と旅行の日程を決めて、宿を予約をしたのが７月１９日。実にちょうど４ヶ月前になる。
…あーそうそう。この頃には『GO TO トラベル』とか影も形も無かったから、何の恩恵も受けてなかったりする。ほんのちょっとだけ悔しいぞ！(´；ω；｀)
旅行前の自分
自分でもめんどくさいんだがｗ、どこかに旅行に行く（サポ活の遠征含む）時に、おおよその全体計画を立ててないと気がすまない。何かが起こった時に、予定を調整するための『拠りどころ』が無いと不安になっちゃうんだな。
A→B→C→Dみたいな予定を立てて、まずはその通りに動くのね。でも現地でEが楽しいらしいとA→B→Eに変更した場合に、そこからC→Dをこなすのは無理だ、移動を考えたらDは遠すぎるからCだけ回ろうみたい検討するの。
車やバイクの旅なら気ままに動けるんだろうけど、公共交通機関メインだと場所も時間も固定だから、ある程度予定を練り込んでおかないと時間のロスが半端ない、というのもある。行きたい＆帰りたい時間にバス無いってことが、結構あるのでね。
天に祈る
そこからは、旅行期間中は晴天でありますようにと祈り続けていた。もちろん新コロが収束…せずとも緊急事態宣言時に戻りませんように、とも。
これが他の湖で決めていたら、雨さえ降らなかったら多少曇天でも問題が無かっただろう。しかし、今回は何せ富士山が相手なのだ。山頂付近に雲がかかっていない方が、それは良いに決まっているのだから。
