湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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河口湖旅行記【1日目/11月13日(金)】

4:30に起床。6:00過ぎに出発。6:23に日野駅から中央線に乗り、2回乗り換えて河口湖駅へ。特急券も買わず、Suikaでふらっと改札を抜けていく旅。

しかも電車に揺られている時間は2時間ほど。平塚や仕事場にw向かうのと大して変わらない、極上の小旅行だ。旅行中に雨の心配は無さそうだったものの、それでも電車の中で「富士山に雲がかかっていませんように」と祈っていたら。

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電車の中から見えてきた富士山は、見事なまでの晴天の中で、雲に隠れることなくその勇姿を見せてくれていた。これで初日は勝ったも同然。初手からロープウェイからの展望台、からの河口湖遊覧船のつもりだったのだ。

電車は予定通りに8:30前には河口湖駅に到着。電車から降りると、思った以上に大きく見える富士山。以前頂上まで登ったこともあるが、それも11年前のことであり、久々に間近に見る(いやホントは遠いんだが)とやはり感動してしまう。

⇒ 富士登山だよ/前編(2009年8月27~28日) - 湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

駅からてくてくと河口湖のほとりを歩いて、まずはホテルへ。荷物を預けてそこから駅方面に戻って『 ~河口湖~ 富士山パノラマロープウェイ 』へ。

9:30運行開始のところに9:10に到着。わかっちゃいたけど、既に行列ができていた。だからこそ金曜日のうちに来たかったんだけども。実際、土曜日曜は同じような時間で4~5倍の長さの行列になっていたし。

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ロープウェイに揺られて『河口湖天上山公園』へ。そこから観た富士山の雄大さが、この画像から少しでも伝わってほしい。そこそこ近づいたとはいえ、まだまだ距離はあるはずなんだが、それでも圧倒的な存在感。そして、美しい…。

富士山を信仰する理由が、理屈抜きでわかる。こんなんが間近にドーンとあって、噴火やらで生活と密接に関わってたら、そら拝みたくなるよね。

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ロープウェイ発着の広場から更に奥に入ったところに、まだ新し目の『武田信玄の戦国広場絶景やぐら』なる見晴台が出来ていた。まぁ確かに絶景なんだけど、狭いし揺れるしで落ち着かない。下の広場に戻って、しばらくボヘーっと富士山を眺めていた。

1時間以上滞在していて流石に気持ちも落ち着いてきたのでw、ロープウェイで下山。『河口湖遊覧船 アンソレイユ号 | 富士五湖汽船 』の出港時間が迫っていた。

30分毎に運行(1回20分くらい)なので、せわしなく乗るよりもどこかで一休みして次回を待つかなぁとも思ったけど、それほど混んでなさそうだしまぁいいやと乗り込んだ。実に出港3分前の出来事である。

湖をウロウロしながらアナウンスで案内してくれる、まぁよくあるタイプの観光遊覧船であるが、湖面に出ないと観られない景色があるのも事実で。河口湖大橋の下から見上げる富士山もそのひとつ。雲が出始めてて、ギリギリのタイミングだった模様。

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遊覧船を降りたら11時半にもならない時間。空腹だったらどこかに入っても良かったんだけども、行きの電車の中でパンを結構食ってしまっていたのでw、それほどでもない。ならばと湖畔を少々散策してみることに。

いやーもうね、びっくり。ちょっと歩くだけで色彩とグラデーションのカーニバルですよ。紅葉はもちろんだけど、イチョウの何とも表現しにくい落ち着く黄色がね。本当の見頃だと、こんなにも…冗談みたいに美しいんだと思い知る。

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徒歩で行ける範囲は観たかなーというところで12時半前のお昼時。せっかくだから現地で最初の食事は名物『ほうとう』にしたかったが、河口湖の周辺のお店ってそれほど規模が大きくなくてね。

昼時の時間帯で混むわ待つわでストレスためるなら、少々時間かけて歩いても、湖から離れた街道沿いの有名店の大型店舗の方が回転が早くて良いんじゃないかと思案。まだ空腹も耐えられないほどじゃないしってことで、てくてく歩くことに。

徒歩20分ほど歩いて目指すのは『 甲州ほうとう 小作 河口湖店』さん。すでにこの時、俺氏半袖。上着はロープウェイの上でバッグの中で、歩いてる間に長袖でも汗だく。それくらいの良い天気だったのですよ。

店に到着して、順番を数えると20組待ち。結構待つかなと覚悟を決めていたら、何やら様子がおかしい。名前を呼ばれてもその場にいない人が結構いる。どうも名前を書いたはいいけど、待ち人数に尻込みして移動する人がいるらしい。

結果、20分ほどして名前を呼ばれて着席。注文したらものの数分という速さで出てきて驚いた。ほうとうのベースは同じなのだろうから、お昼時は先行であらかじめ煮ておいたりするのだろう。というわけで『豚肉ほうとう』さんです。

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平たく太いうどんと、豚肉いれたから尚更豚汁っぽくなった味噌仕立ての汁と、ごろごろのお野菜と。ただでさえ汗腺開いてたけど、更に汗だくになって完食。ぬかりなく白米も注文しておいて、汁まで飲み干しましたとさ。美味しかったー。

さて、次はどうするか。ほうとうを食いながら思案した結果、『富士河口湖紅葉祭り』の会場までバスで行けそうだったので、Googleマップ先生の助言に従うことにf:id:revys48:20201122003746j:plain

富士河口湖紅葉まつり - もみじ回廊を鮮やかに彩る秋の木々 | 河口湖.net

メイン会場の『もみじ回廊』自体は、それほど規模は大きくない。小川の両サイドにモミジやイチョウがあって、橋を経由してちょいと往復する程度のものだ。露店が出ていたりしてお祭り感を演出してはいるが、正直ここで食事する気にもならんし。

それでも、そう仕立てたのか自然のものなのかはわからないが、ぎゅぎゅっと紅葉の魅力が詰まった場所だとは思う。ただ、西日に差し掛かる時間帯だと陽の当たりが少なくなってしまって、魅力半減。これは午前中から昼までの方が良さそうだ。

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夜間はライトアップもやってるんだが、そこまで待機するのもツマラン。少々早いが宿に戻って、更に出かけるかどうかはチェックインしてから考えることに。

まだ16時。まだ動こうと思えば動ける時間ではあったが、部屋に入って荷物を投げ出してベッドに倒れ込んだら、自分が思った以上に消耗してることに気がついた。ほとんど脱いでいた上着がデッドウェイトだったし、そんな状況で結構歩き回ったし。

部屋からは富士山がそこそこ見えていた。なんかもう、その景色に満足してしまって、夕方以降は何もしないことにした。この時間なら空いてるだろってことで、夕方から大浴場へ。夕闇に消えゆく富士山を観ながらの温泉は、贅沢なモノだった。

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どこにも行かないと決めたが、朝食バイキングは付くものの夕食がつかないプランなので、どこかで食わねばならない。とはいえ遠くに行く気にもならず、ホテルの隣の『食事処 湖波(コナミ)』さんへ。⇒ メニュー | 山梨県河口湖のお食事処 レンタルボート 湖波

名物「ほうとう」も店ごとに特色をもたせたりしやすいようで。海無し県なのにw海鮮ほうとうを売りにしてるお店なんかもあったりして。このお店は、野菜を5時間ほど煮込んで、汁に野菜のうまみと共にとろみをつけているのだそうな。

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そのとろみは残り汁でおじやにしても美味いぞ、というかそうやって食え!と設定された『ほうじや鍋』さんです。『小作』さんでは別注文で白米をつけたけど、最初から白米がセットになっている。ほうとうは、とろみの証でふつふつと泡が目立つ。

なるほど、汁にとろみがついてるだけじゃなくて、より味が奥深い…気がする。馬鹿舌なのでどう表現したらいいのかわからぬが、美味いということはわかるぞ!w 一緒に頼んだ『馬のもつ煮』と共にキレイに平らげましたとさ。満足満足。

宿に戻って部屋で翌日の予定を確認するなどしていたら22時。朝も早かった。明日の朝も早い。というわけで電気を消して寝…隣の家族連れの声が丸聞こえじゃねーか、やかましい! 眠気が勝ってすぐ寝ちゃったけども!!ヽ(`Д´)ノ