そうなのだ。すっかり遠い昔にような感覚だけども、この日は浮嶋さん就任一周年記念だったのだ。この日に掲げた目標にどれだけ近づけたのかな。コロナ禍のおかげで、けして思うような一年ではなかったんだろうとは思うけども。
浮嶋敏氏が監督に就任することとなりました。湘南のトップ、アカデミーで9年間指導に携わってきました。
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2019年10月10日
「積み上げてきたサッカーを大切にしエネルギーに満ちた戦いができるよう働きかけていく。湘南スタイルに磨きをかけ共に前進していきたい」とコメント。
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そんな札幌戦ではありましたが。正直に言えば勝敗は気にしてなかった。いかに攻撃的な姿勢を…場当たり的なモノじゃなくて、いかに意思を持った攻撃ができるかを見せてくれればいいやってね。まぁ片鱗は見せてもらえたかなと。…前半だけ。
総評:☆☆☆☆
キックオフから常にベクトルが前に向いていて、ボールを奪ってからの相手陣内への侵攻も鋭く、「お、今日は雰囲気が違うな!?」と感じていた。移籍後初スタメンで燃えていたであろう三幸の負傷交代で一時停滞したものの、再び盛り返せたしね。
先制の、そして久しぶりのゴールが生まれたのは36分。攻め込んだあとの相手GKのクリアミスを回収、再び押し込んで相手DFをひとかたまりにしたところで、下げたボールをドフリーの"不思議の子"金子がGKが届かない場所に絶妙ミドルを叩きこんだ!
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2020年10月10日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第21節
🆚 札幌vs湘南
🔢 0-1
⌚️ 36分
⚽️ 金子 大毅(湘南)#Jリーグ#北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ
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前半終了間際に追いつかれたけど、そんなことはどーでもよかった。そんなことで気持ちを落として良い状況じゃないのだから。むしろ直後にハーフタイムを挟むことで切り替えて前半の勢いを取り戻して、追加点を奪いに行ってほしかった。
ところが後半早々に逆転弾を許して奪う目標が3点になった状況になり、そんな状況になってもほとんど前に出られなくなっちゃのがね。札幌さんからの圧力を回避できなくて防戦一方になってしまったのがもったいなかったな。
復活のウメさん含めた選手交代もカンフル剤にならなかった。終了間際にセットプレー連続で押し込み続けたけど、札幌の意地を上回れず。
湘南はね、次は3人目の動きだよ。動きも判断も。そして、「次は」と書きつつも浮嶋さんが大切にしてる要素だしフリーマンを探す次の段階はコレしか無いから絶対既に練習はやってる。
— 富士石 陽太 (@youta_fujiishi) 2020年10月10日
練習時間が無さ過ぎて中々試合に表れないけど、絶対今期中にもう一段階上げてくるから待ってれば大丈夫。
シーズン終了までに"浮嶋湘南スタイル"の完成形の片鱗が観られるとこまで行けるんだろうかなぁ…。残り試合、多いようでもう少ない…というかもう10月かぁ…。
【北海道コンサドーレ札幌×湘南ベルマーレ|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第21節 | 2020シーズン|Jリーグ
次の試合は
水曜日にアウェイで桜大阪さんですよ。せっかくのヤンマースタジアムだってのに平日とは…。ここ5試合で1勝4敗、首位川崎にも惨敗して3位に転落と、ちょっと勢いを鈍らせている。それだけにウチに取りこぼしは許されないだろう。
前半の先制までの流れは、本当に期待を持たせてくれるものがあった湘南。それが偶然ではなかったことを示すこと。まだ視界を遮る霧は晴れてはないけれど、今後進む道の先を照らすのは自分達でしかないんだ。