さて、どうしたものかな。できるだけ前向きに前向きにと書こうとは思っているんだけど、前半２０分で４失点では試合にならないしフォローしようがない。
「負けられない」じゃなくて、「勝たなければならない」相手なのだ。
なんて書いちゃったのは、そろそろチーム内でのお約束事も整理されてきたんじゃないのかなーと思ったからなんだけども。どうやらそんなことはなかったらしい。
総評：☆☆
後半の２ゴール分で☆２つ。ただそれは４点リードで相手の圧力が弱まったからに他ならない。１００％で来る相手を１００％で迎撃できなければ、試合にならないよ。
2020年8月15日（土）第10節 VS 横浜FC « 湘南ベルマーレ公式サイト
相手の狙っている、寄せてから裏に速い選手を走らせるという形をシンプルに出させてしまった。前線の選手と後ろの選手がバラバラになってしまって、うまく連動して守ることができなかった。
正直ピッチ上では戸惑いがありましたし、どう守ればいいのか分からない状態のまま、連続して失点を許してしまった。1点2点のうちにみんなで修正しなければいけなかったし、3点目4点目をとられてしまうとより厳しくなるので、もっとピッチの中でコミュニケーションをとらなければいけないし、自分がもっとリーダーシップを取ってやっていかなければいけないと思っています。
試合後の岡本キャプテンのコメントなのだが…。何事なのだろう、これは。
『相手が狙っている』とわかっていても『連動して守ること』もできず、『ピッチ上では戸惑い』『どう守ればいいのかわからない状態』だったと。新規加入選手ならともかく、在籍５年目のキャプテンが、だ。
ハイライン３バックの裏狙いなんて常套手段、これまで何度もやられてきた。新チームになっても「ハイプレスの連動」やら「裏狙いへの対応」なんて、キャンプでイロハの「イ」で叩き込まれるモンだと思っていた。
開幕までの時間も短かった上に、中断で少々の共通認識も薄れちゃって、シーズンが始まれば過密日程で修正する時間も無いんだろうけどさ。条件は他も同じなんだよ。
【横浜FC×湘南ベルマーレ｜ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第10節 | 2020シーズン｜Jリーグ
次の試合は
眠っていたって次の試合はやってくる。水曜日に名古屋が平塚に襲来する。まぁ、こんな状況では対戦相手のことなんて気にしていられない。
失った時間は帰ってこない。残された時間も予算も無限じゃない。今の状況では新監督を迎える余裕も無い（浮嶋さんじゃアカンと言ってるわけじゃなくて選択肢の１つとしてね）上に、できたとしてもゼロから構築していく時間も無い。
結局のところ、今ある手札で、今できることをやっていくしかないんだ。
