浮嶋さんが、DAZNの試合後インタビューで「勝敗を分けたのは10センチ」みたいなことを言っていた。それはポジショニングのことかもしれないし、ダイレクトに身長のことかもしれない。でもきっと、そういうことじゃない。
その「10センチ」は、これまでチーム全体で迷走して遠回りして、前に進めなかった分だけ届かなかった距離。それがあの瞬間に出てしまっただけなんだよ。
総評:☆☆☆☆☆
ただそれでも、勝ち点1が欲しかった試合だったのは間違いない。名古屋のサイドに広いポジションの間を利して、前節がウソのように力強く前半から戦えていた。攻守のお約束事が整理されて、のびのびとプレーできているように見えたもの。
【名古屋】湘南最下位のウソ。マッシモ監督は「これで負けるのかという内容」 - サッカーマガジンWEB#注目記事 #Jリーグ #J1 #名古屋グランパス #grampus #フィッカデンティ監督 #湘南ベルマーレ #bellmare
— サッカーマガジン (@soccer_m_1966) 2020年8月17日
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記事を読んだ時には「ホントにぃ?」と思ったものだがw、マッシモさんには湘南の狙いと自軍の戦術との食い合わせの悪さが見えていたのかもしれない。
選手交代でもリズムを崩さず、相手の瞬間的な速さにも対応できていた。簡単にはやられなかろうという安心感まであったくらいだもの…「あの一瞬」までは。去年末に垣間見えていた、これまでのスタイルと融合した姿が見えてきていたのに。
それだけに結果は痛恨だったけれど、今度こそ再加速のきっかけは掴んでくれたことだろう。今回の内容がフロックじゃなければ、まだまだ積み上げていけるさ。
【湘南ベルマーレ×名古屋グランパス|ハイライト】明治安田生命J1リーグ 第11節 | 2020シーズン|Jリーグ
次の試合は
日曜にアウェイでFC東京戦…あぁ一番近いアウェイすらも行けないのか。平塚に行く半分の時間で行けるというのにw。行きたかったなぁ、味スタ。
ル杯も敗退して来週末の鳥栖戦が中止になったので、この試合が終われば約2週間も空く。ここで体力と気力を限界まで絞り出して、今回の手応えと悔しさをぶつけて、内容をともなった結果を掴んでほしい。未月、顔を上げて闘ってくれ。
さらば、そしてゴメンな、福田。
福田晃斗選手 アルビレックス新潟へ完全移籍のお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト
あー、資金繰りがホントに厳しいんだなぁと。鳥栖生え抜きのキャプテンを引っこ抜いて、半年でドナドナしなければならないなんて。体力が無いチームの哀しさよね。
中盤の枚数は余っているとはいえ、出れば十二分に持ち味を発揮してくれていたハズの選手を、個人降格させてしまった。どれだけの移籍金が入ってきて、それでチームがどれだけ潤ったのか。…焼け石に水だった可能性もあるが。
【湘南】浮嶋体制は継続…水谷社長「このまま代えずにいく。大幅な補強も考えていない」 : スポーツ報知
シーズン途中に外から監督を招聘したり、大幅な補強なんて出来る体力あったら、福田を手放すこともなかったんだろうな…(トオイメ。