試合同日にイベント入れちゃって試合を休むのは、サポ始めて2回目だ。もう既に試合の日から一週間以上が過ぎているので、旬も何もあったモンでもないんだけども、かといって簡単に済ますにはもったいない試合だったので、頑張って書こう。
スタメン
【J1リーグ第31節 セレッソ大阪戦スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2019年11月9日
GK:富居大樹
DF:岡本拓也 坂圭祐 大野和成
MF:古林将太 齊藤未月 金子大毅 鈴木冬一
FW:松田天馬 指宿洋史 山田直輝
サブ:秋元 山根 フレイレ 中川 菊地 梅崎 山﨑 #bellmare pic.twitter.com/sy8h2kDMmK
聖域かとも思われたGK、ついに秋元がスタメンから外れるという、これ以上ない荒療治で富居抜擢。3バックは岡本坂大野。ボランチに未月金子。ワイドは右にコバショー左に冬一。前線に天馬やーまん指宿。
確かに最近はどうにも失点癖が治らなかったけれど、ここでGKを代えてJデビューの富居に託すのは勇気がいる選択。しかしこの『GK交代ブースト』が、悪い流れを押し戻す要因の一つだったと思っている。
セレッソ大阪戦、このあと15:00キックオフ。
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試合前から、ホームのような声援がずっと響いています。#bellmare pic.twitter.com/r3ysZHY21c
試合
SHONAN SPIRITを最後まで。#bellmare pic.twitter.com/UIkJ3oZgS7
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2019年11月9日
後半のことなど考えないようなプレスが桜さんを襲う。いきなりパスミスを誘ってのカウンターから、ゴール正面の指宿までつながるも、上手いところに落とせずにシュートがジャストミートせず。
返す刀で桜さんに攻め込まれ、ゴール前ドフリーの柿谷に合わされる…というタイミングで富居が勇気をもって飛び出し、ピンチを防いだ。ファーストプレーでこそ無かったが、最初のピンチでのビッグプレー。これで自信をもって試合に入れただろう。
19分にはFKから指宿がゴール前でドンピシャヘッド。距離があった分だけ反応されたが惜しかった。24分には右サイドを猛然と駆け上がるコバショーへのスルーパスが通ってクロスまでつながった。久しぶりに見る活きの良い攻撃。
26分には右サイドからのロングスローからのこぼれ球がゴールに吸い込まれそうになるところを、ギリギリで富居が掻き出す。
【動画】湘南GK富居がゴールラインぎりぎりのセーブを魅せる https://t.co/cMDgiAmidK #gekisaka #jleague pic.twitter.com/jdSse6TdEG
— ゲキサカ (@gekisaka) 2019年11月9日
セレッソの最初のCKが39分にようやくという事実が、湘南がいかに押し込めていたの証だろう。この日は皆で連動して前からハメていく意識が高かったし、シュート本数でも桜さんを上回っていた。
ラインたかっ! pic.twitter.com/YYYb8tIr2Y
— べろん#絶対勝つぞベルマーレ (@beron1980) 2019年11月9日
しかし最初の、そしてこの日唯一のゴールは、後半5分というイヤな時間帯に桜さんにもたらされる。右サイドのクロスを頭で流されてのもの。
クロスに対応したのが指宿なんだけど、緩慢に足から飛び込んでいってアッサリかわされてクロス上げられてるんだよね。この試合唯一かもしれない守備のほころびが失点につながってしまった。直後に交代で指宿が下がったのは無関係ではあるまいよ。
湘南も黙ってやられていたわけじゃない。56分には天馬のジャストミートのダイビングヘッドが阻まれ、64分にはリョーゴが後は流し込むだけのシュートを外し、92分にはウメさんの完璧なコースのシュートがGKに触られた。
最後まで五分に渡り合ったが、1点が遠かった。久しぶりに、本当に久しぶりに素晴らしい内容だっただけに、結果に結びつけたかった。
総評:☆☆☆☆☆
ここに至っては勝てなかった試合に価値は無い…と言いたいところだが、その内容についてはきちんと評価しなくては。『待ち焦がれた湘南スタイルの復活』は、暗闇の中でもがきつづけていたチームの落下速度を緩めることは出来た、ハズだ。
いつ以来かという観ていてワクワクした試合を観せてもらった。…なんというか現地で観たかったなぁという想いを強くするね。いや参戦したイベント自体も大いに楽しんだので後悔は無いんだけども!w
問題は、今回の復活が一過性のモノなのか、ラスト3試合での反撃につなげられるのかというところだ。消える前のロウソクの炎にしてくれるなよ。
次の試合は
2019年湘南ベルマーレ公式戦ファイナルカウントダウン。せっかく調子を戻してきたというのに、アウェイで首位FC東京とぶつかるというタイミングの悪さ。勝ち点3差以内に鹿島横浜を引き連れて、3連勝中と好調継続中だ。
湘南は落下速度は緩められたが、落ち続けていることには変わりない。これを上向きにするには、セレッソ戦の内容をぶつけて、勝点を積み上げていくしかない。もしも勝ち点3を首位相手に積めたら、まだまだ降格圏脱出の目は残っている。
もちろん優勝のためにFC東京も負けられない。だから、まずは月並みだけれども勝ちたい気持ちで負けないことですよ。自信を胸に、味スタに乗り込もう。