湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【天皇杯・3回戦_vs徳島】『理想の最大公約数』○4-0

こんな試合が観られるから、ベルサポは辞められないのだ。…いや辞めるつもりなんて毛ほども無いけどもw。この日の湘南は、特に前半は、湘南サポが各々思い描く「理想の湘南スタイル」の最大公約数が具現化したであろう、最高の内容だった。

心折れても、湘南の勝利を願わないわけがない。とは言え、平塚参戦に少々気持ちが乗らなかったのは否定しない。片道2時間以上の道程なんて、今まで気にもならなかったのにね。

互いにメンバーを落とす中で、今度はJ2相手。大学生相手ですらパッとしない内容に終始していたので、どんな内容になるか不安はあった。しかし、それは杞憂だった。試合開始直後こそミス連発であたふたしたものの、そこから先は完全に『湘南のショータイム』だった。

前線からのプレスがハマる。セカンドボールはほぼ手中に。ボールを奪えば縦に速い攻撃。後ろからの押し上げで攻撃は厚く。選手同士の距離が良いので、一人抜かれても少々のミスでも互いにフォローできる。選手達は躍動し、光り輝いていた。何より…楽しそうだった。

こんなチームの姿は本当に久しぶりだった。内容の充実に反して伴わない結果が積み重なって、リーグ戦のピッチ上は重苦しい決意だけが空回りしているようにすら見えていたから。この日は神谷・ミッキー・石原の10代トリオまでもが自分の湘南スタイルをぶつけあっていた。

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ずっと、ずっと、こんなベルマーレの勇姿が観たかった。多くのベルサポもきっとそうに違いない。そんな試合を観たのが1527人しかいないなんて、もったいないにもほどがある。

ついでに…というわけではないが、天皇杯の三回戦を突破したのは自分が湘南を観始めてから初めてのことなのだ。しかも次の試合は、日程的にはリーグ戦終了後の11月9日か12日。1試合でも多く、少しでも長く戦えるというというのは、間違いなく良いことだ。

という訳で、久しぶりに大満足で平塚から戻ってきたわけですが、この内容を何としてもリーグ戦に還元してもらわねば。相手の強度が段違いだとしても、これが自分達のやらねばならぬ試合だというのは、あらためて共有できただろうから。

この日のスタメンを考慮すれば、次節アウェイ磐田戦のスタメンはツボさん(しまむー)/バイーアさん/三竿/石川/北斗/ダイスケ/高山/長谷川/大槻/ジネイ…あたりか。自分達と同じ練習をしている仲間のハツラツとしたプレーに、何も感じないわけがない…と信じたい。

ホームでの磐田戦はワンチャンスをモノにしてウノゼロ勝利したものの、ベストな布陣でなかった磐田相手に、内容的にはほぼ完封された。良い思い出(2014年)も苦い思い出(2013年)もある地で、今年はどんなドラマが待っているんだろう。

…とは言え、ちょっと骨折した心に磐田への旅路はツラいので、今回の遠征は見送ります。平塚でのPV参加は検討中だけど、スカパーオンデマンド観戦になるかなぁ…多分。