湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

2015年回顧録(ベストゲーム/ワーストゲーム)

今年も残り数日ってことで、2015年シーズンを振り返ってみたい。採点は、観戦時の満足度を当時を思い返しながら点数付けしたもの。65点がギリギリ及第点って感じですかね。

点数に勝敗は関係なくて、「負けちゃったけど悪くはなかったよな!」と思えば高めになってます。いくつか試合をピックアップして、最後にベスト/ワーストの3試合を決めてみたい。

【第01節_vs浦和(H)】×60点。先制したものの、必勝を意識しすぎて気負いで空回り。

【第02節_vs鹿島(A)】○90点。今季初勝利は、耐えて踏ん張って、終盤に劇的決勝ゴール。

【第03節_vs仙台(H)】△65点。互いに喉元にナイフを突きつけるも、相手を崩しきれず。

【第04節_vs山形(A)】○70点。昇格組対決でスタイルは出せるも、後半風下で大苦戦。

【第05節_vsFC東京(H)】×65点。警戒していたはずの武藤にしてやられる。

【第06節_vsG大阪(H)】×45点。得点差以上に地力の差を見せつけられて少し凹む。

【第07節_vs横浜FM(A)】×20点。神奈川ダービーで「金返せ」レベルの稚拙な内容。

【第08節_vs鳥栖(H)】○90点。三連敗から、見事にチームを立て直して4得点勝利。

【第09節_vs名古屋(A)】×50点。ミスからのカウンターで失点、引いた相手に攻撃沈黙。

【第10節_vs神戸(H)】△65点。互いにオープンに殴りあうも、決着つけられず。

【第11節_vs甲府(A)】○75点。大槻のスーパーゴールを守り切ってのウノゼロ勝利。

【第12節_vs柏(A)】△70点。互いに決定機を外しての、白熱のドロー。

【第13節_vs清水(H)】○85点。風下の前半を耐えきって、後半怒涛の4得点で勝利。

【第14節_vs広島(H)】△70点。圧されながらも、スタジアム全体で押し戻す。

【第15節_vs川崎(A)】×65点。ダイスケの幻ゴール。憲剛投入で引き離される。

【第16節_vs新潟(H)】×50点。先制したものの、後半ナゾの大失速で大逆転負け。

【第17節_vs松本山雅(A)】○80点。前半暴風、後半怒涛の展開。点取り合戦を制す。

まずは前半戦から。連勝こそ無かったが、神戸戦から広島戦までの5戦負けなしで良い流れが作れた。負け方でガタガタと崩れそうなところで、自分達のスタイルを取り戻す試合ができた。

最初は何と言っても鹿島戦だろう。浦和鹿島で最低でも勝ち点1を…と思っていたところで、初戦浦和に果敢に挑みつつも逆転負け。若干の悲壮感を抱えて乗り込んだアウェイで、苦しみながらも、まさかの(!)初勝利。これで「今年はイケるかも?」と思ったものだ。

次は鳥栖戦かな。三連敗…しかも三連敗目がサイテーの試合の次の試合。そのサイテーの試合の直後とは思えないほどに、きっちりチームとして立て直してきた。ここで自分達のベストに近い姿を示せたからこそ、次節に名古屋相手に大コケしても雰囲気が悪くならなかった。

そして松本山雅戦。再びの連敗の後の試合、同じ昇格組の対戦で負けるわけにはいかないという意地を感じた。前半最終戦、ここを三連敗で終えるか「終わり良ければ全て良し」で勝って終わるかは大きく違ったハズ。試合後のアレコレも含めてw、とても印象深い遠征となった。

【第01節_vs名古屋(H)】○80点。ホームで誕生日を迎えての勝利、中断挟んで初の連勝。

【第02節_vs神戸(A)】△70点。芝の悪さに負けず、先制されても足を止めず。

【第03節_vs甲府(H)】×25点。甲府の割りきった守備を崩せず。攻撃のアイデア不足。

【第04節_vs鳥栖(A)】△40点。運動量自慢が日程不利の相手に力負け。情けない。

【第05節_vs柏(H)】○85点。ほぼ湘南のペース。試合の全てが湘南の背中を押した完勝。

【第06節_vs清水(A)】○75点。劣勢を跳ね返す。しまむー、5年越しの復讐劇完遂。

【第07節_vs浦和(A)】×30点。最後まで戦えていたが、力負けの印象は否めず。

【第08節_vs川崎(H)】○95点。これぞ『NONSTOP FOOTBALL』。白熱の試合を制す。

【第09節_vsG大阪(A)】×50点。先制を許してからは相手のペースを崩せず。

【第10節_vs松本山雅(H)】△55点。後半ロスタイム弾で、何とか勝ち点1を拾う。

【第11節_vs仙台(A)】△30点。試合内容よりも試合を捌けない主審にイライラMAX。

【第12節_vs横浜FM(H)】△70点。劣勢を跳ね返す永木の同点スーパーFK弾。

【第13節_vs山形(H)】×20点。ワタル永木を欠き試合を作れず。立て直しもできず。

【第14節_vsFC東京(A)】○95点。星矢コバショーが右サイドを制圧。残留自力達成。

【第15節_vs鹿島(H)】○75点。あの鹿島からダブル達成。ホーム最終戦を勝利で飾る。

【第16節_vs新潟(A)】○75点。未勝利だった鬼門スタで、ついに三連勝達成。

【第17節_vs広島(A)】×65点。勝てば優勝の相手に夢スコ敗戦。最後まで闘志衰えず。

そして後半戦。前半戦とは逆に、G大阪から山形戦までの5戦勝ち無し。残留に足踏みが続いたけど、自力での残留決定からは湘南スタイルが加速して三連勝。最終戦こそ王者の底力を見せつけられたけど、ここまでの成長とJ1で闘う力のあることを証明してみせた。

まずは柏戦。内容の悪い試合が2試合続いた後に、ここまで自分達の良さが突出する試合ができるとは。ボランチのキクシュンのFW起用が功を奏し、試合を完璧に支配できた。望外のオウンゴールから試合終了まで、スタジアムは祭り騒ぎだった。すげー楽しかったw。

次は川崎戦。開始1分で先制されてから時間を空けずに同点。そこからの鍔迫り合いは、膠着ではなく攻撃の応酬。目まぐるしくも見応えのある展開の中、決勝点は湘南らしい人数をかけたカウンターから。最後まで川崎の猛攻をギリギリのところで防ぎきった、会心の勝利だった。

そしてFC東京戦。互いに前半の内に守備の要を負傷交代という波乱。前半のうちに先制、後半早々に同点、直後に8人がゴール前に雪崩れ込んでの決勝点。2nd優勝を狙う相手の執念を正面から受け止めて、跳ね返し、最後まで躍動しつづけた。自力での残留確定に相応しい試合。

そんでは…まずはワーストからかな。今季はそれほど内容の悪い試合は少なかったけど、時々呆れるほどにアウトな試合をしていた。後を引く形にならなかったのが救いだね。

ワースト1:【1st第07節_vs横浜FM(A)】

ワースト2:【2nd第13節_vs山形(H)】

ワースト3:【2nd第03節_vs甲府(H)】

満足度の低さ(不満度かw)は同点で、内容としては山形戦のほうが低いんだけど、山形戦はワタル永木が不在という要因(言い訳にはできないけど)があった。フルメンバーであの体たらくのマリノス戦が堂々1位。甲府戦は…ドン引いた相手への打開策は、永遠の課題だね。

ベスト1:【2nd第14節_vsFC東京(A)】

スト2:【2nd第08節_vs川崎(H)】

ベスト3:【2nd第05節_vs柏(H)】

結果的に2ndの試合で固まってしまった。チームの成熟と共に内容が良くなっていくのは、当然のことではあるのだけど。この3試合は、何度観ても楽しい『This is 湘南スタイル』。こういう試合を、来季も一つでも多くできるようになっていてほしいものだ。

と言うわけで、本年(多分)最後の更新です。スポナビの僻地の記事を毎回読んでくださっている方、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします(深々)。

湘南ベルマーレ、まだまだ来期の見通しは不透明です。正直なところ今年は出来過ぎなくらいの好成績だったと思うので、研究も対策もされて選手も入れ替わる来期は苦戦も増えるかもしれません。ようやく掴んだJ1残留、何とか手放さないでいてほしいものです。