湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

サッカー界のスケジュールの抜本的改革について

最近何かと日程がキビシイって話が目につく。今年からはチャンピオンシップなんてものも増えたし、ACL参加チームは始動も早い。CWCもあれば、菓子杯も天皇杯もある。その上で日本代表のための日程は確保しなければならないので、来年のJリーグは2月開幕だそうな。

連戦で大変。オフが短い。あぁ大変だと思いきや、今年は湘南のホームゲームは3月開催で10月に終わっちゃった。菓子杯も天皇杯も早々に負けてしまったので、連戦が続いたかと思えば間隔が空いたりした。何とも歪な話だ。もはやスケジュールが破綻しかけている。

話題作りの興行=チャンピオンシップのための2シーズン制自体がどうなのという議論はあるんだろうけど、2シーズン制になる前から日程的にキビシイって話は出ていたハズ。だとしたら、これをやめたところで抜本的な解決策にはならないだろう。じゃあどうすればいいのか。

根本的な解決には『公式戦を減らす』ということに尽きるんだろう。収入減みたいな別の問題も出てくるだろうが、どこかで折り合いをつけなければいけない時期に来ている。

【対策1/ヤマザキナビスコカップの廃止】

何をバカなことをとお思いでしょうが、書きながら自分でも思ってますw。とは言え、過去にはリーグ戦の日程の関係で開催されなかったなんて年もあるみたいですな(1995年)。

国内三大タイトルとしての、歴史と伝統。「同一冠スポンサーによる最長のカップ戦」「1つのスポーツ大会としては世界最高額の優勝賞金」の2つのギネス記録。その重みさえ無かったら、菓子杯がスポーンと抜けるだけで、J2/J3に影響なくJ1チームの試合数だけを減らせる。

とは言え、チャンピオンシップと同じく、できるだけ露出を増やしたいJリーグは、ここをいじろうとはしないだろう。それじゃあどうすればいいのか。

【対策2/リーグのチーム数を削減】

現在J1が18チーム、J2が22チーム、J3が13チーム。これがJ1が14チーム、J2が18チーム、J3が22チームになって、綺麗にチーム数がピラミッド型になったら、どうなるか。あ、J3リーグは2つに分けてもいいかもね。毎年リーグをシャッフルしてもいいし。

J1リーグは、現状の年間試合数が34試合から26試合に激減する。菓子杯の予選日程も減るから、今まで平日に無理矢理押し込まれていた日程を加味しても、かなりスケジュールに余裕はできるだろう。チーム数が減った分だけ、Jリーグからの分配金も少し増えるかもしれない。

リーグ間の入れ替えは、最下位と優勝が入れ替わり、ブービーと2位がH/Aで入れ替え戦。これはJ1のチャンピオンシップと同一日程でやれればいい。当然J2の昇格プレーオフは廃止。

これが実現してしまったら、実施年の前年のリーグ戦はスゴいだろうなぁ。その年は昇格チームは無しで、J1からは4チーム、J2からは8チーム(!)が降格という阿鼻叫喚の地獄絵図。しかも翌年から這い上がるための門は狭くなる。その年は赤字覚悟で補強するだろうな…w。

多分、向こう数年はテキトーな日程の調整だけで日本サッカー協会とJリーグは乗り切ろうとするんでしょうなぁ。年末まで大会やって2月開幕なんて、オフが短い云々も問題だけど、チームの準備(編成やら資金繰りやら)がギリギリなんじゃなかろうか。

そして何より、この話題で避けて通れないのは2月は雪国ではツラいってこと。開幕から数戦を全てアウェイにして対応なんてことになったら、スケジュール的に更に歪みが発生するぞ。

長々とシロート考えを書きましたけど、極論すぎますかね? 皆様どう思います?