湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・2nd第10節_vs松本山雅(H)】 『"1"の重み』△1-1

歩みを止めることなく、ギリギリのところでまた一歩先に進めた湘南。一つでも多く積まなければならない状況で、残り数分のところで二歩分進む権利を逃した松本。同じ一歩でも両チームの立場で意味合いは大きく異なる。

湘南にとっては、このドローは勝利に等しい結果だ。残り試合数が一つ減ったことも相まって、勝ち点1に留まった松本は痛恨だったに違いない。その痛みは、湘南も2013年に散々味わってきたものだ。

松本ボールのキックオフから、前半??分にコーナーからの弾丸パスをニアでヘッドで完璧に合わされて先制されるまで、ほぼ松本ペースだった。前線からのプレスがかからず、中盤を封殺され、なかなかペースを握れなかった。互いにやり方を熟知する相手、一度ハメられると苦しい。

ようやくの反撃の狼煙は、28分のワタルのミドルシュート。松本の固い守備の外から良い感じのミドルシュートが前半のうちに何発か出て、ようやく攻撃のリズムが出始める。ゴールこそならなかったが、この辺りからやっと展開を五分に戻すことができた。

湘南は後半の始まりから故障から復活の大竹を投入、状況の打破を目論む。思惑通りに攻撃は活性化したものの、カウンターやDF裏にロングパスを通される等で、冷や汗ダラダラの失点モノのピンチを何度も作られた。3点ほどは外してくれて助かってるのではないか。

しかし逆襲に腰が引けることなく、湘南も愚直に攻めていく。ここまできたら何としてもドローに持ち込んでくれと祈り続けていたが、惜しいチャンスを作りながらも後半ロスタイムに突入。

ロスタイムに入ってすぐにコーナーキックを得る湘南。するとラストのワンプレーって時間でもないのに、GK秋元までがゴール前へ上がっていく。何ということだ、チームは同点に追いつくだけじゃなくて、短時間での逆転まで狙っていく姿勢じゃないか!

そして貫かれた攻撃的姿勢は最後に壁をこじあける。右サイドからのコーナーキックを三竿が蹴ると、パンチングを狙うGKより先にワタルが頭で触る。舞い上がったボールはギリギリでゴールマウス内へ。最後は敵味方入り乱れて競り合うも、ボールはゴール内にこぼれて弾んだ。

最後に触った選手が不明確だったからかw、ゴールはワタルということになったらしい。GKの飛び出しが甘かったにしても、しっかり先に触ってゴールに飛ばすんだから流石のワタルだ。

その後は互いに1点モノのチャンスを決めきれず、そのまま試合終了。勝ちきれなかった松本、最後まで諦めなかった湘南。遠かった1点を追い求め、やっとの想いで積み上げた勝ち点1は、とてつもなく重く、大きい。反省点は大いにあるが、今後につながる結果になった。

勝ち点で並んでいた名古屋が負けたことで、年間順位が再び一桁の9位に上昇。次節の相手はその名古屋を倒してくれた仙台だったりする。1stでの対戦は第3節という早い段階で当たってのスコアレスドロー。互いにチームを熟成させてきての再戦、決着をつける時が来た。

シルバーウィークということで本当なら観光したい所だったが、某アイドルグループのライブと重なってしまい近隣の宿が確保できず日帰りです。そして宿も無く帰りの新幹線のチケットすら瞬殺という有様に、急遽オフィシャルで0泊2日の弾丸バスツアーを企画するという展開w。

仙台との決着もそうだけど、今節のドローを本当の意味でラストスパートにつなげるためにも、良い内容と結果を期待したいところだ。しまむーもヤーマンも張り切っているぞ!w