湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J2・第40節_vs北九州(A)】 『遅れてきた勇者』○4-0

好調北九州相手に4得点(内1点はオウンゴール)と、望外の結果となった。前半こそ北九州ペースであったが、後半の選手交代から試合が加速し始めた。最初に扉をこじあけたのは、遅れてきた勇者だった。

中村祐也、背番号11。若手の多い湘南の中にあって、上から数えたほうが早い28歳。しかしこの選手、良い背番号を背負っていながら長らく怪我で戦列を離れていた。2012年から二度のアキレス腱断裂を克服して、3月のホーム札幌戦でようやくピッチに戻ってきた苦労人。

それから何度かサブメンバーに入っても、途中交代での短時間の出場で本領発揮とはならなかった。しかしこの日は68分という比較的長めの時間を任され、いつもとは違う雰囲気を出していた。その予感は、4分後に先制点という形で的中することになる。

2009年のJ1昇格と2010年のJ1での苦闘を自分は観ていないので、そこで奮闘していたユーヤの姿は知らない。だから自分の中ではそこまで思い入れは無かったりはするのだが、重傷から復帰しての初ゴールともなれば、めでたくないわけがない。ホントにおめでとう!

さて、前置きが長くなったけど試合について。前半は、攻撃の良い形は作れているけど、先制点は奪えない。北九州の思惑通りにボールを持たされ、じっくり守られる展開だった。

後半、徐々に攻勢を強めてきた北九州に対して、湘南も選手交代でギアを上げていく。波状攻撃で互いにチャンスを掴みながらも、それでもユーヤの先制点が生まれるまで72分を要した。ポストに救われた危険な場面で先に失点していたら、どんな展開になっていたかわからない。

それでも、試合終了間際に3点奪えたのは良いね。北九州が先制点を奪われて更に前がかりになるところを、きっちり跳ね返して最後まで攻撃の姿勢を緩めなかったのは、高評価ですよ。

難敵からの大勝で、まだ勝ち点100への道は続くことになった。いよいよ次節はホーム最終戦横浜FC戦だ。せっかく本来の戦い方を取り戻せた上で迎えたんだから、ホームの最終戦で恥ずかしい内容では終われないぞ。終わりよければ全てよし、を見せてもらいたい。