栃木は主力の移籍や連敗中ということもあって、いわゆる湘南対策をきっちりしてくるかと思っていた。しかし栃木は前回対戦と同じく、小細工無しに真正面からぶつかってきてくれた。感謝感謝。
ピンポイントで危ないシーン、というか失点モノの場面は何度かあったが、試合はほぼ湘南ペースで進めることができた。球際の強さで要所で競り勝ち、相手のラインを押し下げ、縦横無尽に駆け回る湘南。ここまでやりたいことがやれたのは、もしかしたら千葉戦以来かもしれない。
ゴールも流れの中からもありーの、ワタルのミドルありーの、良い形だったね。ワタルはミドルの精度が上がってきて、強みになってきている。これで長槍も使いこなすようになったら、またひとつ階段を登るね。万能ユーティリティとして日本代表に呼ばれる日も近いよ。
試合終盤には、ついに大竹がピッチに戻ってきた。短い時間でも随所に大竹らしい小気味良いパスを見られた。試合慣れしてきたら、もっとパスワークが彩られるのかと思うと胸が高鳴る。ここに永木が戻ってくるのが待ち遠しい。というか時間かかりすぎじゃないですかね！？
躍動する湘南スタイルが久しぶりに復活した。膝の大怪我から大竹が復活した。３得点というのも久しぶりだ。三連続ドローを今後につなげる、貴重な、大きな勝利となった。
何が大きいって、湘南スタイルに自信を取り戻せたところで迎える相手が、２０日(水)に天皇杯で大宮(A)、２４日(日)にリーグ戦で磐田(H)なのだ。『湘南の一番熱い夏』がやってきた。
前回の磐田戦は、２０１４年の指針の確かさを証明するための試合だった。現在Ｊ１で１７位の大宮。前回自らのホームで競り負けて、リベンジを期して平塚に乗り込んでくる磐田。この２チームにどんな試合ができるかが、２０１５年への新たな道標になるだろう。
それにしても、２０１３年のＰＳＭとリーグ最終戦を戦った大宮とは、節目に出会う縁があるね。開幕前のＰＳＭ以外は悪い試合はしていない。チームもサポも悪印象は無い、はずだ。
今年ここまで培ってきた全てを、大宮にぶつけよう。大宮がどんな姿勢で来るかはわからないけど、現Ｊ１勢のプライドをかけて『湘南対策』はしてこない…と思いたい。大宮と、磐田とやったようなスタイルを貫いた上で胸と胸を突き合わせた勝負が、できたなら。
そして勝利という結果が得られたなら、もう言うこと無いんだけど！ とりあえず有給も無事取れたしｗ、きっちり見届けてきます！
土産では買わなかったけど『みんみん』本店と『正嗣』で餃子をたらふく堪能してきたよ。おかげでスタグル食えなかったｗ。
