愛媛戦の敗戦から、再び連勝街道。しかし再加速していきたいところで、低調と言うしかない内容しか残せていない。まるでスイッチの入れ方を忘れてしまったかのようだった。
この試合でもそうだった。早々にコーナーから２点先制したのはいいが、前線に３人残して７人のフィールドプレーヤーで守る讃岐の前に、流れの中から得点を奪えない湘南。富山戦ほど気合を感じない相手に、セカンドも拾えて競り合いも負けていないのに。
後半無失点で終わってればまだしも、互いにＰＫで１点ずつを与え合って終了。勝って連勝と勝ち点を伸ばした、という結果だけを残した。でも、今は結果だけで喜べる時期ではない。
選手も監督もサポも、何が悪くてどうなりたいのかはわかっている。理想を自分で体現していたのだから、選手たちの歯痒さは相当なモノだろう。讃岐戦で流れの中から１点でも取れていたら、全く状況は変わったと思うんだが…。
スタジアムも最後まで盛り上がりに欠けていた。観客数自体が前回ホームの東京∨戦からほぼ半減してしまったというのは、最近の試合内容の低調さと無関係…だといいんだけど。スタジアムＤＪの三村ロンドさんまでがこんなこと言っちゃうくらいには、煮え切らない試合だったんだ。
勝った試合でこんな気分になるのは初めてだけど、どうしてもヒロインも勝利のダンスも見届ける気になれなくて、そそくさと平塚を後にしてしまった。埼玉スタジアムに直行しなければならなかったということもあるんだけどｗ、その件は次の記事で。多分。
三連勝で運命の磐田戦を迎えることになった。できることなら、もう少し明るい兆しを見せてほしかったが、これも運命。勝ち点差こそ開いているが、地力があるチームなのは明らか。何よりここで惨敗なんぞしようものなら、これまで積んできた成功体験と自信が消し飛んでしまう。
Ｊ１を視野に入れる磐田だ、最近の対戦相手のように人数かけてブロック作ってカウンターという戦術にはならないだろう。互いに今の出せる全ての力を正面からぶつけあう熱戦に期待する。
その上で、何度も書くけれどあの苦い記憶を、歓喜で上書きしてしまいたい。それができれば、再び自信を蘇らせて加速していけるだろう。今の湘南に必要なのは、リスクを承知で前に出て行けるだけの自信だ。
問題は、試合開始が１９時ということ。電車組は一歩間違えば帰れないので、どこの駅前のネカフェで朝を待つか検討中ｗ。計算上は２１時３３分までに磐田駅に戻れれば帰れるけれど、スタジアムで試合後の余韻を楽しむ余裕も欲しいのよね…。
サポーターもこの一戦の重要さがわかっている。そんな時間帯の試合にもかかわらず、既にゴール裏のアウェイエリアは完売。アウェイサポ用エリアが拡大されて追加販売されたりしている。とんでもない雰囲気になりそうだ。湘南にだって、絶対に負けられない戦いがあるのだ！！
