湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第4節_vs名古屋(A)】 『完敗』×0-2

きっと、湘南の試合前スカウトは本当に的確なのだろう。そして、選手達はそれをある程度忠実に実行できているのだろう。今季のこれまでの試合も、序盤からバタバタと慌てふためくこともなく、かなりの時間を相手に蹂躙されることもなく守れていた。そこはキチンと評価しなくちゃいけないだろう。

この試合もそうだった。身長のある選手を後ろに集め、人数をかけて、個の力では及ばない相手に、きっちり組織で守ってみせていた。でもそれは、前への推進力を犠牲にしてのもの。人数をかけて縦に早い攻撃を志向するスタイルの湘南が、そのスタート地点を下げてしまっては攻撃の勢いはなかなか出せない。

だから攻めに行っても中途半端で、少しも名古屋守備陣を恐がらせることができない。故にラインを押し上げられずに攻撃の形を作れない悪循環。GK楢崎に冷や汗かかせるような攻撃は、ついに試合終了まで見られなかった。大宮との悪夢のPSMでさえ、ここまで何もできなかったってことは無かった。

それで失点をしなければまだしも、『前半終了間際』『相手にDFラインの中央を裏に抜けられて』1失点目、『後半終了間際』『疲れて足が止まって』『ボールにDFが釣られてゴール前でドフリーにしてしまい』2失点目。どこかで見たような悪癖が今回も露呈して2失点。

スカパーで見た監督の試合後のコメントによれば、ラインを下げたのはチームの意図だったようだ。ならば、そこから攻撃に転じた時のアイデアがもう一つ二つ欲しかった。もしくはあったけれど具現化できなかったのか。何にしても、これが完敗でなくて何だろうか。最後まで名古屋の掌の上で弄ばれたような気分だった。

次は水曜日、同じく昇格組の甲府とのナビスコアウェイ戦。昨年はH&A共に引き分け、アウェイ戦で甲府のJ2優勝を見せつけられた因縁の相手。昨年の決着をつけると共に、お互いJ1で初勝利を目指す一戦。平日故に現地には行けないけれど、何とかリアルタイムでテレビで見たいところ。

試合後。ベルマーレサポーターも半分くらい家路についたくらいになって、グランパスサポーターさんから盛大にベルマーレコールをいただいたんですね。

2010年、名古屋グランパスが初優勝を決めたのが平塚競技場。その時に、既に降格が決まっていた湘南ベルマーレ。両者のサポーターの間で、コールの交換があったんですな(→湘南サイド)(→名古屋サイド)。

当時を体感してはいないけど、Jのことを色々勉強してた時にその出来事を知って、涙が出るほど感動しましてね。当日のアウェイ待機列にも画像みたいな横断幕貼ってくれて、あの時の続きが今日につながってるんだなぁと、ホント感慨深かったもんです。

でも、コールを貰ってこちらからも返すのかと思ったら、コルリダさん返さないんですよ。すでに人も減ってて撤収が始まってて太鼓とかもしまっちゃってたとしても、残ってたベルサポさん達で声だけでも返すべきだったんじゃないかなぁ…と。まだホームで返す機会はあるとはいえ、こういうのはその場で返してこそだと思うんだけどなぁ。

試合でも不完全燃焼、試合後もモヤモヤが積もったまま、今季初の遠征が終わりましたとさ。あぁそうだ、瑞穂競技場隣りの山崎川の桜がとんでもなく綺麗でした。