ある程度知識をためこんで、サポーターとして頑張っていこうと思った２０１２年の開幕戦。いきなり非道い風邪をひいて寝込んでスタジアムに行けず／(^o^)＼。そして、その開幕戦で優勝候補のひとつであった京都にロスタイム弾で劇的勝利。
観れなかった自分の悔しさをよそにｗ、湘南は開幕９戦無敗で突き進む。最初のゴール裏参加は、その９戦目のアウェイ東京∨戦。ここで勝てたら本物だと思った試合、展開はともかくキッチリ勝ち切ってくれた。そして味わう、ホーム平塚で歌うのとはまた違う、アウェイでの勝利の『ベルマーレ・ビッグウェーブ』の誇らしさ。
ホームは開幕戦以外は皆勤。行ったアウェイは、前述の東京∨(駒沢)・松本山雅・栃木・水戸・横浜ＦＣ・福岡・甲府・富山・町田。やっぱり日曜開催だと、試合の開始時間によっては行けるところが限られてしまうね。
松本山雅はＧＷに合わせて一泊二日。福岡は夏休みに合わせて二泊三日。富山は往路が深夜高速バスで復路が新幹線。良いスタジアムと名高い千葉のフクアリには、行けなかったのよね…某ライブを優先しちゃったのでね。土曜開催がメインのＪ１は、行ける範囲が広がって嬉しいなぁホントｗ。
序盤の貯金とその過程で得た自信を足掛かりに、上位争いを突き進む湘南。でも途中二度ほどあった勝てない時期には、ここで失速かと覚悟したもんです。特に唐突な４バック挑戦で惨敗した岡山戦からの三連敗。オプションを増やすったって、これからラストスパートって時にやるこっちゃなかろうに。岡山ナメてたって言われても仕方ないよ。
転機は天皇杯での柏戦。Ｊ１を意識した上で、Ｊ１チーム相手に互角に戦えた(ロスタイム弾で逆転負け)ことで、チームが再び加速しだした。そこから先は上位に負けず、下位にとりこぼさずに、ラストスパートを駆け抜けてくれた。残留争い中の富山・鳥取・町田とのラスト三連戦、キッチリ勝ち切ったのはお見事。
鳥取戦の決勝ゴールまでのジリジリとした時間は忘れられない。最終戦は京都はきっと甲府に勝てないだろうっていう予感はあった。あとは町田に勝つだけだと思ってた。そして、そのとおりになった。最高の結末が待っていた。
サポーター元年の俺の流した涙なんて、長年チームを支え続けたサポーターの涙に比べたら軽いものかもしれない。それでも、得がたい経験をさせてもらった。プロ野球での優勝とはまた違う、膝が震えるほどの歓喜だった。
