湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第10節_vs札幌(A)】『出し渋るフォーシブル』×0-1

DAZNの解説者が、しきりに決勝点につながってしまった町野のクリアを指摘するんだよ。もっと人のいないところにクリアしていたら防げたーなんてね。そりゃまぁ誰もいないところに飛ばしてりゃあ食らわなかっただろうけどさ。

でもソレはもっと良い選択肢はあったというだけの話で、アレをミスであるかのように語るのは、あまりに酷じゃないか。シュートブロックに行った二人がビビって身体ごと避けてちゃってて、どちらかと言えばそっちの方を問いたいw。

あそこはあの球速で、ゴール前の選手達の頭上を越えて、宇宙開発にならずに枠内に飛ばされた事実に脱帽するところ。素直に相手を褒めることも必要ですよ。

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スタメン

ガンバ戦で殊勲の決勝ゴールの山本、戦列復帰。試合間隔が空いていて良かった。3CBは山本大岩おスギ、アンカー田中、広教と畑のワイド。前線は茨田タリク瀬川町野。ウェリはスッカリ序列落ちちゃってるけど気落ちしてないかな。

広教とコバショーでくっきり明暗が分かれてきた昨今。コバショー、ル杯福岡戦ではスタメンでコチラではサブにも入らず。リスクヘッジのために、手薄になってしまったワイド要員を遠征組と分けたのかもしれないけども。

それにしても、ながきくんと平岡は影も形も見えなくなってしまったな。公表していないのが、手術の必要がない程度のモノであるだけならいいが…新コロ陽性で重症化してしまっていなければいいが。

総評:☆☆☆☆

最初にも書いたけど、失点の場面はもう「仕方がない」でいいと思うんだよ、ブロックで避けちゃったところについても含めて。

少々圧され気味でピンチも多かったけど、粘り強く守れてもいた。ネットを揺らしながらもオフサイドで取り消された場面もあった。では勝敗を分けたのは何か。

どれだけ思い切りの良いシュートを撃てたか、撃てなかったか。どれだけそういう状況を作れたか、作れなかったか。結局そこに集約されるのかな。公式でシュート本数は7本だけど、そんなにあったかなというくらい印象がないものな。

ゴールに迫る前にボールを奪われたり。重心が下がって前線からの圧力が足らなかったり。効果的な縦方向のパスが通せなかったり。そして、シュートコースが狭められて、ついついパスを回してしまったり

湘南のお家芸の走力だったり切り替えの速さだったりは、すっかり他のクラブにも浸透して、アタリマエになった。優位性というには足らなくなってしまって、湘南が持てる100%近くを出さないといけない状況だ。

そこからどうやってゴールを奪うのか。確率を上げるためにチームは試行錯誤もしているだろうし、相手もあることだから想定した内容を出せないこともあるだろう。

ただ、シュートの思い切りなんてものはそことは別だからね。そこはもう個人の話だからさ。ル杯の池田のミドルとかが良い例じゃないさ。www.youtube.com

次の試合は

GWの連戦も第二戦。火曜日の3日にホーム平塚で清水戦ですよ。4月頭のホームの試合を2回逃しているもんで、平塚行きは一ヶ月半ぶり。生観戦というだけでも一ヶ月ぶりですよ。雨も降らなそうなのがありがたいな。

その清水さん、札幌さんと同じくドロー過多で、現在1勝6分3敗。直近4試合が4連続ドローと、流れはよろしくない。そして何より17位湘南の直上の16位。勝ち点3差の直接対決なのだ。喰らいついていかんとさ。

湘南は…まずは思い切りよくシュートを撃とう。下手な鉄砲とは言わないが、狙撃するほどでも無いのなら、数だって撃っていかなきゃ確率も上がらないって。そのためにもキックオフからスタイル全開でいかないとね。最初からクライマックスで!

【YLC・第5節_vs福岡(A)】『慢性アンコンフィデント』×1-2

先制点ゲットだぜ! …ってところで謎のオフサイド判定。そこでガックリしないで攻め続け、見事な崩しから先制してみせたのは、チームの成長を感じたものだが。何故だか先制してから逆にリズムが悪くなるというね。

それでも前半をリードして折り返して、後半は立て直せるだろう…と思っていたんだけどなぁ。リズムを取り戻せたのは、先手を打った選手交代が功を奏した試合も終盤。しかも逆転されてからではなぁ…。

スタメン

試合間隔がずいぶん空いたこともあったか、公式戦連勝の中に不在だった谷をル杯の舞台に投入。結果的に未勝利が続いてしまった正GKの心境は如何に。それ以外のフィールドプレーヤーのスタメンも、結構な人数の入れ替え。

サブ組というほどメンバーが落ちたとも感じないが、公式戦が一週間空いた割には「この一戦でGS突破を決めてやるんだ」という選択でもないなと感じた。この一戦で決めていたら、GS最終戦で若手の思い切った起用もできたろうに…残念。

総評:☆☆☆☆

先制するまでは、ホントに良い展開だったんだよ。視野広くパスを散らし、かつ効果的な縦方向のパスがズバズバ入って、何度と無く福岡ゴールを攻め立てていた。だからこそノーゴール判定にもめげずに、先制ゴールにつなげられたんだ。

先制後に相手がちょっと攻勢に出てきたことで簡単に守勢に回り、それがハーフタイムを挟んでも、同点に追いつかれても、逆転されても修正できない。5人のメンバー交代を済ませて、相手が疲れてきた終盤では遅いんだよなぁ…。

公式戦連勝したといっても、本当の意味で自分達に自信が持てていないのだろうな。結果を怖がってしまうというか、無意識の「負けるのが怖い」という感情が伝播してしまうというか。それでは『自分達のサッカーを貫く』のは難しかろう。

でも先々代の"稀代のモチベーター"が率いていた時だって、それは簡単ではなかった。結局ソレを形作るには、結果を積み重ねていくしか無いんだよなぁ…。公式戦連勝の今のタイミングで結果を残せなかったことが、後に響かなければいいんだが。

それにしても、同点弾は見事なシュートだったので仕方がないとしてもだよ。あの逆転ゴールの場面がどうにも解せない。なして一番危険なファンマをドフリーにしていたんだろう。試合中も上手く抑え込めて、ずっとイライラさせてたというのに。

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次の試合は

早くもGWに突入。リーグ戦に戻って昭和の日の金曜日にアウェイで札幌戦ですよ。札幌さん、ここまで1勝7分1敗という戦績。負けてもいないが勝ててもおらず、得失点差もマイナス。順位は13位と沈んできている。

湘南はようやく片目は開いたといっても、本当のスタートは2勝してからだろう。中位以下がもたついてくれている間に勝ち点を積み上げて初めて、順位争いに参戦することができる。できるだけ早く、2勝目を。

というわけで、GWの三連戦、勝ち点6以上を求めたい。ここでのジャンプアップで、一気に中位争いに割って入ってしまおう。そのまま自信のなさを克服できたなら、その後に上昇気流にも乗れるだろう。