DAZNの解説者が、しきりに決勝点につながってしまった町野のクリアを指摘するんだよ。もっと人のいないところにクリアしていたら防げたーなんてね。そりゃまぁ誰もいないところに飛ばしてりゃあ食らわなかっただろうけどさ。
でもソレはもっと良い選択肢はあったというだけの話で、アレをミスであるかのように語るのは、あまりに酷じゃないか。シュートブロックに行った二人がビビって身体ごと避けてちゃってて、どちらかと言えばそっちの方を問いたいw。
あそこはあの球速で、ゴール前の選手達の頭上を越えて、宇宙開発にならずに枠内に飛ばされた事実に脱帽するところ。素直に相手を褒めることも必要ですよ。
スタメン
明治安田生命J1リーグ第10節
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2022年4月29日
🆚 #北海道コンサドーレ札幌 ⏰13:05KO
スタメン発表🔥
GK #谷晃生
DF #山本脩斗 #大岩一貴 #杉岡大暉
MF #石原広教 #茨田陽生 #田中聡 #畑大雅
FW #タリク #瀬川祐輔 #町野修斗
SUB 富居 舘 山田 米本 池田 ウェリントン 大橋#bellmare #ベルマーレ pic.twitter.com/WzlgafyeDD
ガンバ戦で殊勲の決勝ゴールの山本、戦列復帰。試合間隔が空いていて良かった。3CBは山本大岩おスギ、アンカー田中、広教と畑のワイド。前線は茨田タリク瀬川町野。ウェリはスッカリ序列落ちちゃってるけど気落ちしてないかな。
広教とコバショーでくっきり明暗が分かれてきた昨今。コバショー、ル杯福岡戦ではスタメンでコチラではサブにも入らず。リスクヘッジのために、手薄になってしまったワイド要員を遠征組と分けたのかもしれないけども。
それにしても、ながきくんと平岡は影も形も見えなくなってしまったな。公表していないのが、手術の必要がない程度のモノであるだけならいいが…新コロ陽性で重症化してしまっていなければいいが。
総評:☆☆☆☆
最初にも書いたけど、失点の場面はもう「仕方がない」でいいと思うんだよ、ブロックで避けちゃったところについても含めて。
少々圧され気味でピンチも多かったけど、粘り強く守れてもいた。ネットを揺らしながらもオフサイドで取り消された場面もあった。では勝敗を分けたのは何か。
どれだけ思い切りの良いシュートを撃てたか、撃てなかったか。どれだけそういう状況を作れたか、作れなかったか。結局そこに集約されるのかな。公式でシュート本数は7本だけど、そんなにあったかなというくらい印象がないものな。
ゴールに迫る前にボールを奪われたり。重心が下がって前線からの圧力が足らなかったり。効果的な縦方向のパスが通せなかったり。そして、シュートコースが狭められて、ついついパスを回してしまったり。
湘南のお家芸の走力だったり切り替えの速さだったりは、すっかり他のクラブにも浸透して、アタリマエになった。優位性というには足らなくなってしまって、湘南が持てる100%近くを出さないといけない状況だ。
そこからどうやってゴールを奪うのか。確率を上げるためにチームは試行錯誤もしているだろうし、相手もあることだから想定した内容を出せないこともあるだろう。
ただ、シュートの思い切りなんてものはそことは別だからね。そこはもう個人の話だからさ。ル杯の池田のミドルとかが良い例じゃないさ。www.youtube.com
次の試合は
GWの連戦も第二戦。火曜日の3日にホーム平塚で清水戦ですよ。4月頭のホームの試合を2回逃しているもんで、平塚行きは一ヶ月半ぶり。生観戦というだけでも一ヶ月ぶりですよ。雨も降らなそうなのがありがたいな。
その清水さん、札幌さんと同じくドロー過多で、現在1勝6分3敗。直近4試合が4連続ドローと、流れはよろしくない。そして何より17位湘南の直上の16位。勝ち点3差の直接対決なのだ。喰らいついていかんとさ。
湘南は…まずは思い切りよくシュートを撃とう。下手な鉄砲とは言わないが、狙撃するほどでも無いのなら、数だって撃っていかなきゃ確率も上がらないって。そのためにもキックオフからスタイル全開でいかないとね。最初からクライマックスで!