湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

2023年回顧録

最初に書いちゃいますけども、今年はかなり精神的に追い詰められてました。守備が改善されないままズルズルと降格が決まってしまうようなら、もうサポーターなんてやめちゃおうと思ってましたもの。

勝てない時期があったシーズンなんて何度もあったけれど、今年のは今までのモノとはひと味もふた味も違うツラさでしたねぇ…。スタジアムに行きたくないなんて感情が湧いて出てくるとは思いもしませんでしたわ…。

一言ずつで振り返る2023年シーズン

『前半あわや失点の場面を何度も作られていたし、今回アレだったところは修正してくれるでしょう。』第1節/A鳥栖

『去年からそこまで変わっていないハズなのに、どうにも今年は守備が脆い。斬り込まれたら、そのまま深々と刺される印象。』第2節/H横浜FC

『結果がついてきている間に、もう一度守備を見つめ直してもらいたい。手痛い大転倒の前に。(81分に失点してドロー)』第3節/A川崎△

『開幕戦のことは忘れましょう。2分1敗っていう方がチーム状況に合っていると思うし。実際、出来すぎだったんよ。』第4節/H京都✕

『こんだけザクザクと毎試合失点を重ねるチームが、どこを目指せるっていうんだね。(後半ATに大逆転負け)』第5節/A福岡✕

『町野の4ゴールで大楽勝…という試合ではなかった。外してくれたPKも含めたら2失点と、守備のユルさは継続中。』第6節/Hガンバ◎

『互いに決定機を作り続けてのドロー。勝てたわー悔しいわーという気持ちはあれども、観ていて興奮した「良い試合」。』第7節/A東京△

『もちろん課題(そもそもミスはアカンし危険なピンチも多々あった)は出たけれど、下を向くような内容ではなかった。』第8節/A横浜FM

『敵地で2点を奪ってのドロー。複数失点は正直よろしくないけど、ポジティブな結果だと捉えていいのではないでしょかね。』第9節/A名古屋△

『この日に関しては、攻撃が守備を助けてやれなかった。プレッシャーをなかなか掻い潜れず、ゴール前でも精度を欠いた。』第10節/A神戸✕

『DF裏に簡単に通され続け、失点した形もどちらも安くて値段もつけられぬ。「論ずるに値せず」とはまさにこの事。』第11節/H柏✕

『まるでバターが溶けるように、角砂糖が砕けるように、立て続けに3失点する大逆転負けだもの。』第13節/H札幌✕

『守備を改善しようしようと頑張ってるうちに、修正される前に攻撃まで形にならなくなっちゃった。どうするんだコレ。』第14節/H桜✕

『本来なら貰わなくてもいい赤紙と、与えなくてもいいPKで、改善された姿も見せられないまま、ウノゼロ敗戦。』第15節/A広島✕

『はい、またもや複数失点です。流石にリーグ戦16試合目でもまだ無失点試合がゼロって、流石に異常事態でしょう。』第16節/H新潟△

『これが最下位が目前に迫る連敗中でさえなければ、さぁ次だ次って言えるくらいの敗戦…だったハズなんだがなぁ…。』第17節/A鹿島✕

『湘南魂だなんだと精神論なら何でも言える。土曜日夜の雨でもない試合で観客数が5桁に届かなかった事実は重い。』第18節/H鳥栖

『ぶっちゃけてしまうと、山口さんで現状を打破できる気がしない。』第12節/A浦和✕

『圧力をちょろっとかければ簡単に得点できるんだから、相手は楽だろうな。』第19節/A横浜FM

『攻撃の熱量を数的有利でなくても発揮できるようになって、かつ守備でもっともっと耐えられるようにならないと。』第20節/A柏△

『幸いにも中断期間だ、ミンテ/田中/ディサロを加えた最適解を導き出すことから始めよう。』第21節/H福岡✕

『4ヶ月ぶりの勝利、16試合ぶりの勝利、今年初のリーグ戦完封勝利。ようやく迎えたトンネルを抜け出す日。』第22節/H広島◎

『確かに勝てましたとも。またも後半アディショナルタイムに2点差を追いつかれて、勝ち点2を失ったのは間違いない。』第23節/A新潟△

『相手に上回られての敗戦なんて、あって当然。「勝ったり負けたりできる」ことが重要なので。』第24節/Aガンバ✕

『実際かなり耐えてられてはいたんだが、年間ベスト級のスーパーゴールでこじあけられてしまった。理不尽だ。』第25節/H浦和✕

『今季初の逆転勝利まであと一歩だった。あと数分というところでの失点を、今まで何度繰り返してきただろう。』第26節/H鹿島△

『最終的にシュート本数7:17という差になるまで攻め込まれたが、最後まで跳ね返し続けられた。』第27節/A札幌◎

『これ以上なく勢いに乗れる最高の機会を、この内容の試合で逃したことが、残念でならない。せめて競り負けたかった(?)』第28節/H川崎✕

『観ていて楽しい試合をしてくれたのがホントに嬉しい。この日の内容がアベレージになれば、残留争いしなくて済むのだが。』第29節/A桜◎

『守備は上手いことハメることができてたね。試合を通してほとんどやりたいことをさせてなかったんじゃないかな。』第30節/A京都◎

『大ピンチも数えるほどしか無かったし、PKの失点が無ければとは、どうしても考えてしまうね。もったいなかったなぁ。』第31節/H神戸△

『あんだけユルユルだった守備が、ようやくここにきて整ってくれたのは、ホントありがたいことだ。』第32節/H名古屋◎

『死にものぐるいで勝ちに来る相手の勢いを受け止め、わずかな隙を突いてゴールを奪い、逃げ切ってくれた。』第33節/A横浜FC

『こういう「なんとなく負けちゃう試合」が残留を決めるまでは出なかったということ自体が成長…ということでいいのかな。』第34節/H東京✕

シーズン総評:☆☆☆☆

それなりの手応えを残して追われた去年の終盤。オフに抜ける選手もいたけれど、補っていけるだけのメンバーにはなったハズの今年。5位とはいかなくても、そこそこ戦えるかもって期待はあったんだけどなぁ…。

開幕戦こそ快勝したとはいえ、その勢いが止まってからは転がり落ちていくばかり。試合にならないレベルの守備崩壊は、いったい何が何やら。GK交代はそりゃ大きかったろうが、ここまで響くとは思えない。

ミンテ&田中の加入まで、守備が改善される兆しすら無かったのが、本当にツラかった。負傷やら病欠で選手のやりくりも大変だったのだろうが、監督の手腕への期待はシーズン半ばで完全に失われた。

画像は、リーグ戦での選手がどれだけ試合に絡めたかを可視化できないかなと思って作ってみたモノ。とはいえ各節でのスタメンを赤途中出場をオレンジ登録未出場を水色に塗り分けただけなんだけど。

本当なら出場時間も加味してなきゃ意味無いんだろうし、最初はもっと細かく色分けしてキチンとやろうとしてたんだけど、正直面倒になってしまったw。けど、こんな半端なまとめでも、見えてくるモノはある。

永木→奥野茨田→田中と、後の合流で出番を失っていく流れとか。帰国を決めたタリクが、終盤戦では次の世代である池田や淳之介に出場機会を譲った気がする雰囲気とか。いやホントのところはわかんないけどさw。

ミンテ&田中が加入した初戦である第22節広島戦(H)で結果を出せたことが、ターニングポイント。あそこでコケていたら、全てが空回りしてしまっていただろう。勝ち点3以上の価値のある勝利だった。

でも一番大きかったのは、守備崩壊の責任を背負い長くサブにも絡めなかった大岩さんが、第29節に突如3バックの右に入ってから攻守に躍動したこと、かな。やってみたら上手くいっちゃっただけかもだけど。

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MVP&ベストイレブン&ベストゴール

MVPは、もう異論を認めないレベルでミンテでしょう。守備の劇的改善にここまで貢献してくれたのは、本当にありがたかった。同時加入の田中も十分に貢献してくれたけれど、直接的な効果という意味では次点か。

二人の加入からの7試合で、勝ち点+8。8試合目の第29節から『ミンテ大岩大野システム(仮称)』が加わって稼いだ勝ち点は、6試合で+13。この"発明"が無かったら、残留争いはどうなっていたことか。

町野の離脱後もゴールで牽引してくれた大橋、通年でチームを支え続けてくれたおスギ平岡阿部ちゃん、不安定だったように見えたパフォーマンスも中盤以降は高値安定したソンくんが続く感じでしょうかね。

ベストイレブンは、上で名前を挙げた選手+ほぼ通年で試合に絡み続けた鈴木章+勝負の終盤で右ワイドを死守した岡本を加えた11人ということに。とりあえずミンテを来季も確保しなさいよ。このオフの最優先事項だ!

サッカーフォーメーション画像作成ツール (スタメン選手のポジション) - 画像ツール (ウェブアプリ)

ベストゴールはこの3つを順不同でベストスリーってことにしましょうか。大橋が2つになっちゃったけど、こればっかりは多く決めてる方が有利なのは仕方がないw。来年はもっとミドルシュートが観たいなぁ。

Jリーグ新時代へ

どのカテゴリーも20クラブずつとなり、その先に秋春制への移行強行も見えてきたJリーグ。来年からは3クラブが自動降格、今年は何とか下位3クラブ以上の戦績を残せたが、こんなキセキは毎年期待はできない。

山口智監督 2024シーズン続投のお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト

湘南は来年も山口さんで行くそうな。上でも書いたけど、今年の途中で監督としての手腕に見切りをつけてしまっているので、他に選択肢もなく最低限とはいえ残留も決めたし、続投も仕方なしかぁという心持ち。

監督としての経験値も相当増えただろうし、今年みたいなことにはならないだろうって期待してもいいですか? …まぁ今年の二の舞いになってしまったとしたら、今度こそ交代に踏み切れるだろうけども。

あとは…新スタジアムについて一歩でも前進できますように、かなぁ。平塚のトップとの話がこじれてから何の音沙汰もない。35周年…5年後には新スタジアムで開幕を迎えたいものだ。いやホントに。