湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第1節_vs鳥栖(A)】 『三帽手品ビッグブリッジ』◎5-1

今年からVARのオフサイド判定が2Dから3Dになったりとか、内部的にシステムが少々刷新されたことは事前に情報が出ていた。皆が操作に慣れていくまではモタつくこともあるだろうなぁとは思ってた。…思ってた以上にモタついてたけどもw。

「VARに救われた」「VARありがとう」なんてつい口に出してしまうけど、何のことはない、VARできちんとした裁定が出ただけのこと。そんなことで、サポはともかくピッチ上の選手は…まぁ3連発は御愁傷様なのだが、影響されてはいけないのだ。

試合前

最初は予定してなかったけど、3週間前になって見逃してはいけない予感がして急遽方針転換。実に10年ぶりの鳥栖福岡空港に飛ぶのも6年ぶり。急いで飛行機を予約したら早朝すぎて、羽田の近くで前泊するという意味不明な散財をしたり。

雨予報だったのに雨具を折り畳み傘以外をまるっと置いてきて(またか)ダイソーで上下のレインウェアを調達。ただ上がポンチョだったせいで長袖が濡れてしまって、試合後には腕がズブ濡れになってしまった…。

今年初のスタグルは、すき焼きバーガーとガリバタステーキ。目の前で手間かけて作ってくれてて…うん、美味しかったんだけどもね。何か物足りないんだな。こういうモノでコスパを語るのも無粋だが、それぞれ900円の満足感ではなかった。

スタメン

やはりというか、期待の新GKソンくんスタメン。DFラインは舘/大岩さん/おスギ。アンカーながきくん、右に畑、左に広教。前線2列目は新加入の小野瀬と平岡、最前線は名実ともの湘南の顔となった町野、その相方は山下ではなく、大橋。

サブが富居/岡本/阿部/やーまん/淳之介/山下/タリクという布陣。淳之介の抜擢は驚いた。高卒2年目にして開幕戦にメンバー入り、ながきくんと交代でリーグ戦初出場も決めて無難にプレーできていた。今後が楽しみ。

湘南内定の帝京大可児、鈴木淳之介は奪って、運べて、捌ける“スーパーボランチ”。監督も「個でペースを引き戻した」と称賛【選手権】 | サッカーダイジェストWeb

去年の終盤と比べると、山本大野茨田中野池田の姿が見えない。これが即序列の変更というのは早計だが、しっかり結果も出せた布陣でもあるし、これが2023年版湘南スタイルの基本形になっていくんだろう。

試合前にはHAN-KUN登場のライブパフォーマンスもあったりして、寒さを一時忘れる大盛り上がり。さぁ、開幕のキックオフだ!

試合

開幕戦だし互いに堅い立ち上がりになるんだろうな…なんて思っていたら、キックオフ直後にさっそく歓喜が待っていた。前半3分にショートカウンター、杉岡からの早いパスに大橋が滑り込んで合わせてニアをブチ抜いて先制ゴール。

36分には自陣で広教がパスカットしてからのロングカウンター。町野が抜け出して右サイドからクロス、追ってきた大橋がゴール正面ドフリーシュート。一度はオフサイド判定も、VARで覆りゴールが認められる。

45分には今度は平岡。敵陣で舘がボールを奪ってショートカウンター、小野瀬からの絶妙なクロスを(偶然だったらしいがw)足元で収め、素早くボレー気味にシュート。得点力不足に泣いてきた湘南が前半で3点のリード。

ただ鳥栖も黙って蹂躙されていたわけではなかった。前半の間に鳥栖も4回湘南のゴールネットを揺らしたが、そのうち3回をVARで取り消されていた。

特にFKからの2回の取り消しは大きかった。1回目が先制の直後、2回目は前半終了間際(しかも直後に平岡のゴール)。このどちらかでも決められていたら、試合はまだわからなかった。前半は湘南も危険な場面も多かったし。

前半終了間際に1点返したこともあってか、鳥栖はハーフタイムの選手交代で流れを変えてくることもなかった。結果的に湘南が4点目をあげた直後に4枚変えというのは、2点ビハインドの状況で少々悠長ではなかったか。

その試合の流れを決定づけた4点目が生まれたのは60分。ハーフライン付近でボールを奪ってのカウンター。PA内で裏抜けする大橋へ町野の縦パスが通る。相手DFの前に身体をねじこんでのシュート。大橋、まさかまさかのハットトリック

ゴールラッシュの最後を飾るのは、新加入の小野瀬。ながきくんの左からのCKをドフリーでダイレクトにボレーで合わせて5点目。同じ形を前半で試みて失敗していたが、今度は見事にブチこんでみせた。お見事である!

総評:☆☆☆☆☆☆☆☆

気持ちとしては☆x10つけちゃいたいんだけど、前半あわや失点の場面を何度も作られていたし、☆x8で。コメントで監督も選手も反省の弁を述べていたので、今回アレだったところは修正してくれるでしょう。

それにしても、攻撃に関してはホントやりたい放題だった。寒さも忘れるグッドゲーム。町野に必要以上にマークが集中したからってわけでもなく(その町野も2アシスト)、チームとして準備してきた形を作り続けて、結果的に積み上がったゴール。

驚くのは、DAZN集計でシュート数21枠内17(約80%)、『Football LAB』さんではシュート数21枠内14(約67%)という枠内率の高さ。開幕までに積み上げてきたモノに、自信を持てる内容と結果になったことだろう。

サガン鳥栖 2023マッチレポート | 2月18日 vs 湘南 | Football LAB

もっとも、このスコアが鳥栖との戦力差を表すものではないのは明白。平塚で迎撃する時には用心しなければね。相手の意地を返り討ちにしてこそホンモノよ。

【J1リーグ2023】湘南から漂う上位進出の気配。5発圧勝、必殺の布陣とは | Football Tribe Japan

【Jトピ~データで読み解く】開幕節首位の湘南は5点中4点が奪って10秒未満 ハット大橋は町野と相性◎― Sponichi Annex

試合後

鳥栖から博多へそそくさと移動、「長浜ナンバーワン 祇園店」さんで『三種盛(チャーシュー・ワンタン・煮たまご)らーめん』。福岡鳥栖遠征では必ず寄っているお気に入り。東京にも支店が出来たというのに遠くて行けてないw。

翌日の日曜には、ららぽーと福岡で『実物大νガンダム』を観てきた。いやもう、感動的にカッコよかった。こんな機会でもなければ観られなかったところよ。眼福。

実物大νガンダム立像公式サイト

昼過ぎの便で福岡空港を出発、夕方には羽田空港に帰着、19時までには日野に帰還という余裕のある復路。鳥栖戦のフルマッチを観るためでもあり、2022年版イヤーBlu-rayの受領のためでもある。せめて開幕一週間前には届けてほしかった。

次の試合は

24日の金曜日、ホーム開幕戦はフライデーナイトJリーグ、神奈川ダービー横浜FC戦ですよ。今年のJ1の開幕戦が一週間前の横浜FM対川崎なので、2週続けて神奈川ダービーの金曜日となる。…迷惑な話である。

その横浜FC、開幕戦はホームで名古屋を迎撃するも、キックオフ直後の失点を返せずウノゼロ敗戦。終盤かなり押し込んでいたらしいので、湘南は鳥栖戦の前半のような脆さを見せたらつけこまれるぞ。引き締めてもらいたいところ。

大橋ハットによってマークが分散して、結果的に町野がゴールに迫りやすくなることだろう。もちろん他の攻撃陣もシゲキを大いに受けているに違いない。願わくば、鳥栖戦の結果が偶然の産物でないことを示すゴールラッシュを。

うふふふ。湘南サポの誰もがやっているであろうw順位表保存。開幕ダッシュと呼べるだけの結果を続けていって、台風の目になれるといいな。うふふふ。

最後に

菊地 俊介 選手 負傷のお知らせ | 愛媛FC公式サイト【EHIME FC OFFICIAL SITE】

ホントにもう、この子は怪我が多すぎる…(涙)。キクシュンは怪我さえ無ければ湘南から代表まで駆け上がれたと思っている逸材であるのに…どうしてこうなってしまうのか。もう今年ほぼアウトじゃん…orz。再起してくれよう。

菊池大介選手 フットサルプレーヤーへ転向 湘南ベルマーレフットサルクラブへ移籍加入のお知らせ « 湘南ベルマーレ公式サイト

驚いたのがコレ。あの『湘南乃星』が31歳の若さでJリーグに居場所が無くなってフットサルに転身とはねぇ…。もっとも高山も台湾の社会人クラブだそうだが。古株のJ湘南サポもフットサルに押し寄せるのは確実。新天地で花を咲かせてほしい。