湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J2・第6節_vs讃岐(A)】 『常に頭の片隅に』×0-3

GK秋元のつまらないミスからあっけなく先制を許し、浮足立ったところでアッサリ2失点目。トドメは北斗が致命的なミスからPKを献上。…これ以上ないほどの完敗。今年の初黒星は、開幕5戦負け無しの良い流れを全て吹き飛ばすほどの、情けない内容であった。

試合前日に湘南界隈の雰囲気をドン底に叩き落とした、キャプテン高山の長期離脱の一報。前節千葉戦の途中交代した後も普通に歩けていたし、まさか全治8ヶ月なんてことになるとは予想もしていなかった。今年は試合中に壊される事が多くてイヤになるな…。

この日のスタメンは、DFラインの身長が高い讃岐にポストプレーは不利と見たか、前線は端戸/表原/ミッキーの並び。ジネイが万全ならスタメンだったかもしれないが、試合前に負傷したらしくサブ登録。高山不在のワイドは北斗/奈良輪、DFに岡本/バイーアさん/しまむー。

何の言い訳にもなりはしないが、高山の無念も背負って戦おうという気持ちがチーム全体で強すぎたのかもしれない。でなければ、試合開始4分であんなミスをするだろうか。吹き荒れる強風でボールが影響されるのを、見通せない秋元ではないはずだ。…普通なら。

いきなりのミスからのビハインドで湘南は動揺し、逆に讃岐は前がかりになった。ただでさえそれまで未勝利だった讃岐だ、このチャンスに燃えないわけがない。球際の勝負でも完全に上回られ、スピードを上げていていきたいのに攻撃の芽を潰される。流れを掴めない。

そうこうしてる間に19分にゴール前に簡単に放り込まれたボールを押し込まれて、31分にはボールを掻っ攫われて独走を許した北斗がPA内でラグビータックルで豪快に倒す、と。

こういう状況はいつでも起こりうる。問題は試合中にチーム全体で修正できるか、もしくは誰かのミスを皆で救ってやれるかなんだよな。3点目を取られる前に持ち直せていたら。去年のダイスケのゴールで神谷のミスを救った~みたいな展開にできていたら。

三点差で余裕の讃岐に、最後まで人数をかけてしっかり守りきられた。湘南も選手交代で流れを変えたかったが、シュート本数すら増えなかったもんなぁ。フツーに手も足も出なかったもの。あ、手は出てたか北斗の(自虐)。弱点露呈どころじゃなくなってしまったよ。

ここは讃岐の意地と馬場賢治の涙に拍手を送るとしよう。湘南は、この試合を引きずらないことだ。こんな試合を序盤のうちにやらかした事を、残りのシーズンの糧としなければ。忘れてはいけない。常に頭の片隅に置いておいて、二度とこんな試合をしないように。

何せ次節の相手は、湘南に代わり首位に立ったヴェルディなのだ。どんな試合をしているのかは全く情報を仕入れてないが(失礼)、開幕でコケたもののそこから5連勝、6試合で失点1という好成績なのだから、チーム状況が悪いわけがない。

先行きが一気に不透明になってしまった湘南とは、勢いが違う。だからこそ、そんな相手に湘南ココにありを示せるかどうかは、今後に大きな影響をもたらすだろう。高山不在でも湘南スタイルを体現できるってところを見せてくれ。正直、これから先が不安で仕方ない。

何より高山が安心してリハビリに専念できるように。常に頭の片隅に、アウェイ讃岐戦を。