湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

『"船出"2017』と、『"葛藤"2016』と。

【注意】

湘南ベルマーレ2016イヤーDVD「NONSTOP FOOTBALLの真実 第3章 -2016 葛藤-」』について、最後の方でネタバレ上等でちょっぴり語っているので、お気をつけください。

というわけでw、まずは新チームお披露目のイベントのお話から。1月29日、ホームBMW平塚で『SHONAN×FUKUSHIMA フットボールフェスティバル2017 Presented by日本端子』が行われましたよ。提携する福島Uを招いてのお披露目試合ですな。

恒例のイベントで毎回内容的にはそれほど観るべきものは無かったのだけど、今回は今シーズンの見通しを明るくしてくれる頼もしい選手達の姿があった。もちろん連携的にはもっと高められる余地はあったけれど、選手個々の…特に新規加入選手の魅力は存分に見られた。

秋野はホントいいね、素晴らしい。何が良いというか、あらゆるところでレベルの高さを見せつけてくれた。間違いなくチームの要になれる。高卒ルーキー杉岡は、プロ10年生みたいな落ち着い(てるように見え)たプレーをしていた。開幕スタメンを任せても…と思わせてくれる。

隆之介は背もあるけど足元も巧い。ジネイとアーリアを足して2で割ったような印象。隆之介を呼べた事実だけでも、名古屋を道連れにして良かったと思える(笑)。正直、現時点でワントップを選べと言われたら、ジネイじゃなくて隆之介を選びたくなるね。それくらい気に入った。

シキにゃんはなかなかボールを呼び込めなかったけど、正確なコーナーキックや怪しいスローインwでスタンドを沸かせていた。わずかなプレーを観る限り「俺が俺が」ではなく、周りを活かして自分も活きるタイプの様子。連携が深まってくれば、もっと輝けるハズ。

表原も小気味よく走り回り、ダメ押しの4点目をダイビングヘッドで押し込むなど持ち味を出せていた。ただ、フィールドをネズミ花火のようにクルクルと駆け回る選手が、表原以上に強く印象に残った。スタジアムでも『練習生』としか紹介されず、誰だかわからなかったのだが…。

福島戦に出場した新井光くん(市立長野高、17歳)高校二年生ながら2016年にインハイ初出場した市立長野高の中心選手でU-15、16代表経験もある注目のアタッカー。香川真司に憧れてドリブルからの展開力が武器。スペイン合宿にも帯同してるね。#bellmare#新井光#市立長野 pic.twitter.com/UKZH4XKl4d— R (@bell_sapo_R) 2017年1月31日

市立長野高の二年生の新井光くん、どうやらAC長野パルセイロの秘密兵器だったらしい。湘南のスペインキャンプにも帯同していて、このまま行けば卒業後は湘南入り確実でしょう。来年が今から楽しみになってくる。湘南色に染まったら、かなり面白い存在になれそう。楽しみだ。

ヴェルディの監督も視察に訪れていたこの試合、今年芝の上で初めてボールを蹴った段階の福島相手とはいえ、4-0の勝利はポジティブになれるね。只今スペインで急速加熱中。開幕までにじっくり火を通して、美味しい2017年版湘南スタイルが出来上がりますように。

今年のタオマフは君達に決めた! "今年は背番号分ゴール頼むぜ"端戸仁! あーんど、"末永く湘南で活躍してね(笑)"秋野央樹! #bellmare pic.twitter.com/2FPDoEjlGv— レヴィ (@revys48) 2017年1月29日

…さて、『湘南ベルマーレ2016イヤーDVD「NONSTOP FOOTBALLの真実 第3章 -2016 葛藤-」』の感想なども書いてみましょうか。4日から順次発送開始とか言われてて、4日の14時に到着するとは思っていなかった。頑張ったな、公式ショップ楽天支店!w

というわけで、ここからはネタバレも気にせず行きます。

とにかく驚いたのは、7月30日(土)の2ndステージ第6節川崎戦(H)で、チョウさんが負けたら監督辞める覚悟だったということが語られたこと。試合後に一部の選手には話をしていたらしいのだが、なるほどそこまで追い詰められていたか、と。

この時はまだ4連敗目。全てが終わってから見れば「10連敗の半分も行ってないじゃん」と思うけど、(あるかどうかはともかく)『解任ブースト』で荒療治するには頃合いのタイミングだったかもしれない。名古屋が小倉さん斬るのが8月末だったしね。

結局、チョウさんはチームに残って戦い続け、降格した。問題は監督ではなく、そんな事態になってもなお目覚められなかった選手達サイドだった。監督は試合前試合後の選手達に、ずーっと同じような言葉を投げかけ続けていた。それだけ選手達が変わっていけなかったという事だ。

2年続けて中心選手がいなくなったことで、細い轍に足を取られ続けたような2016年からはイヤでもチームの体質が変わるだろう。今年集った選手達なら、力強い『共走』で自分達で道を切り開けるようなタフなチームになれると信じている。頼んだぞ!