湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【YLC・第3節_vs柏(A)】『粘り腰首位キープ』△1-1

柏さんのピンボールみたいな先制ゴールからスコア動かず1点差、もう時計は後半のアディショナルタイムに入ろうかという時間。町野は自分でシュートに行くためにDFの股をボールを通して入れ替わって前に出ようとするが、上手くいかなかった。

ボールを回収した根本、柏DFを背負って粘りのキープ、からの反転シュート。惜しくもシュートは弾かれるも、こぼれてきたボールに最初に追いついたのは、PA付近で牙を研いていたコバショー。豪快にゴールに蹴り込んで同点に追いついてみせた。

スタメン

やはりというか、出場機会確保という側面もありスタメン全とっかえ。ウメさんがスタメンに戻ってこれたのは幸いだ。あとは連携も含めた試合勘だけだと思うので、連戦が続く中でエンジンの回転数を上げていってもらいたいな。

田中をアンカーで固定するならCB左が空くわけで、そこを大野で埋めるかどうするかという状況なのですよ。山本氏がなかなかリーグ戦に絡んでこれない状況がもどかしい。期待しているというか、DF唯一の補強なので頑張ってもらわないと困るのです。

総評:☆☆☆☆☆☆

後半途中までは、個々のデュエルは頑張っていたが、連携面では正直物足りなかった。選手交代していく中で徐々にチームで連動した攻守が出てきて、尻上がりに試合内容が向上していった。ベンチワークの冴えも光った。

同点ゴールの場面では、コバショーが絶対こぼれてくると信じて密かに準備していたのが結果につながった。動画ハイライトでも、ゴール直前の引きの画の時に右側のPA角あたりにコッソリ侵入してくるコバショーが確認できる。

「何かしら起こる」湘南はMF古林の土壇場同点弾でC組首位キープ | ゲキサカ

完全ターンオーバーした試合で、あと数分で敗戦という時間帯で粘り腰の同点弾。順位が入れ替わるところを詰めさせなかった、という結果をサブ主体のメンバーで残せた。十二分な結果ではなかろうか。

リーグ戦でもしぶとい試合運びで評価を上げつつある中で、メンバーを入れ替えても今の湘南スタイルのコアを示すことができた。これにて公式戦7試合負け無しである!

次の試合は

もう明日、日曜日にアウェイ清水戦ですよ。直近の5試合では、柏には勝ったものの、徳島浦和に破れ、神戸G大阪にドローと、けして波には乗れていない模様。なんといってもここまで2勝4分4敗、9得点まで湘南と同じ戦績なのだ。

そんな湘南。立ち止まることなく勝ち点を積み上げてこれたのは称賛に値するが、そろそろドロー沼から脱出したい。それが得失点差でハナ差で順位を争う相手からの勝利でなら、それはきっと格別の美酒だろう。

【J1・第10節_vs神戸(H)】『マシカ!?マジだ!!ショウタイム』△0-0

大雨だったし体調も微妙だったので観戦を(またもや)回避したこの日も、湘南は集中を切らさずに最後まで戦いきった。これにてリーグ戦5試合(公式戦6試合)連続負け無し。不安げに右往左往するだけだった頃を思えば、守備は安定したなぁ…。

スタメン

レッド明けで三幸が戻ってきたが即スタメンには戻れず、アンカーには田中が入り、大野がCBへ。中盤での潰し合い奪い合いで勝負と踏んでの選択なのだろう。ここは相手との兼ね合いだから、三幸にもまだまだチャンスはあるだろう。

ウメさんが久々にサブに復帰ヽ(=´▽`=)ノ。いやー名前が戻ってくるだけでも嬉しいモンだ。これで久しく名前を見てないのは畑とタリクか。特に畑は新ウェリが入ってきたらライバル増えちゃうからな、ちょっと心配。

FWは最近のファーストチョイスになってた大橋&町野。ここまでノーゴールの大橋も何だが、町野はこの日もウルトラ決定機を枠に飛ばせず。旧ウェリがそろそろ合流というタイミングでまたコレでは、少々イメージはよろしくない。むー。

総評:☆☆☆☆☆☆

全体をコンパクトに前からの連動での守備が続けられての無失点。ドン引き一辺倒じゃなくて攻撃でも光るモノも見せられたし、決定機も作れていた。

拮抗した展開に風穴を開けるべく、神戸は新外国人マシカを投入。全く情報が無かったわけではなかったらしいが、新しい外国人選手の即時投入というのはピッチ上ではなかなかのパニック案件だったんじゃなかろうか。

チーム合流数日という話だから助かったけど、連動できるようになったら怖い存在になるかもしれない。しかし今の段階では、慌てることなく落ち着いて対応できていた。

上位相手に互角の闘いが続けられているという事実は、チームに自信をもたらしていることだろう。昨今の守備の改善には、今期加入の山口コーチの存在も大きいようだ。

【湘南】3戦連続の無失点! DF舘が明かす堅守の要因は「あうんの呼吸」と「山口智コーチ」

さらに、今季から就任した元日本代表DFの山口智コーチの存在も大きい。現役時代、G大阪でJ1やACL制覇に貢献した経験がある山口コーチの言葉は的確で説得力があると、選手は口をそろえる。日々のトレーニングでは、戦術練習の合間に守備のポジショニング、状況判断などを指示。DF陣や個別の選手に映像を送り、細かい修正点を共有することもあるという。舘は「自分でもいいと思っていたポジションがもっと突き詰めなきゃいけないこともあると日々勉強になる」。浮嶋敏監督も「選手としての経験値をDF陣への指導に生かしてやってくれている」と信頼を置いている。

きちんと効果が出ているのは良いことね。あとは上位相手に安定して出せるようになってきた試合内容を、中位以下の相手…直接的に残留を争う相手にも出せるかどうか。もちろん出していけなきゃ困るわけだが。

次の試合は

舞台はルヴァン杯グループリーグに戻って、アウェイ柏戦。柏さんは、リーグ戦でしばらく不調が続いていたが、最近の2戦を連勝して上昇機運の様子。元々自力があるクラブだけに、調子に乗られると怖い。

対する湘南、負け無し期間はメンバーをほぼ固定して戦ってきた。グループリーグ1位も大事だし、リーグ戦も勢いを止めたくない。GW~5月の連戦を見据えて、リーグ戦のメンバーを残すのか、ターンオーバーするのか。

合流するであろう旧ウェリとのコンビネーション確立のためにも、恐らくリーグ戦のメンバーからは大きくターンオーバーしてくるんじゃなかろうか。サブのメンバーの強烈なアピールが束ねられたら、きっと結果にもつながっていくだろう。 

おまけ