湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第1節_vs川崎(H)】 『迫りくるエルトロ』×1-2

勝てなかった以上、いや勝った試合であっても、探せば90分のどこかしらに反省点は見えてくるモノだ。とはいえ、明確に「このプレーがひたすらにマズかった」というケースも…まぁよくあるのだが。この日がその典型だった。

後半11分のアノ場面、ミンテからのバックパスは問題無かったように見える。猛然と迫りくるエリソンに気圧されたか、富井はプレーを躊躇ってしまった。もたついた刹那にボールを掻っ攫われて、失点。

ミンテのパスが少々ズレたはズレたけど、んなモンは自分で前に出て蹴ればよかっただけの話だからなぁ…。奪われてからテンパってエリソンを引き摺り倒そうとまでしてたけど、カード出なくてラッキーだったね、アレ。

試合前

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前日の金Jで、広島に移籍していった大橋が今季Jリーグ初ゴール&新スタメモリアルゴール&2ゴールデビュー。町野も久しぶりのゴールをあげていた。出ていった選手のこと…とは思っても、選手達も大いに刺激は受けていたハズだ。

個人的にも今日は2ゴールは欲しいなぁなんて思いながら、今年初の平塚詣。毎年ホーム開幕戦はタオマフとか買わなアカンので、9時半くらいにはもう到着。今年はNo.19/福田翔生。どっかでドデカい仕事をしてくれると期待。

座席をリペイントしたのは良いが、キレイになったのは表の面だけ。一番見えるところだけでも…というのはわかるけど、壊れたトイレとか薄汚れた壁や階段とか、放置されてる物事の方が多いんだよなあ…。最低限でしかない。

せめて一度、どこかのタイミングで高圧洗浄機で隅から隅まで大掃除してみませんか、平塚市さん。まだまだ使っていく気があるのなら。

前日も翌日も天気が悪くて、ピンポイントで試合の日だけ晴れるという平塚にあるまじき奇跡wに恵まれた。去年のアウェイ鳥栖の土砂降りに比べたら天国みたいなモンだけど、寒いモンは寒いw。風が冷たくてツラかったぁ。

スタメン

ソンくんはチームへの合流も遅れたので、サブはやむなしか。フィールドプレーヤーでサブからも漏れた主だった選手は、大野/小野瀬/舘/やーまん/久継…あたりか。特に小野瀬は順調ならまず漏れないだろうし、負傷だろうか。

そして何と言っても、4バック採用。3バックと使い分けていくのかは明言されてはいないけど、まぁ匂わせつつもメインは4バックなんだろうね。チームも一定の手応えを感じてるようだし、成熟に期待したいな。

なお川崎は、直前のACLとほぼ同じメンバーだった模様。疲労感vs.試合勘になるかなと思ったが、すでに3試合戦った試合勘が勝っていた印象。そういや山根…って、そうだあいつアメリカでメッシと対戦してるんだったわw。

総評:☆☆☆☆☆

ドローで終われていれば、好発進の試合としてまとめられていただろう。内容的にもスタッツ的にも、ほぼ互角。池田と脇阪がミドルを突き刺せば、田中とまたもや脇坂が豪快なシュートでクロスバーを叩いたのも1回ずつ。

こういう試合を分けるのは、どちらが失点に近いミスをするか。そういう意味では、富井のアレは報いを受けるには十分。でもミスだからこそ反省して修正できる、とも言える。二度目が無ければ、それで良しだ。

富井は前半に大ピンチを救ってみせてくれたけど、印象としては帳消しになってしまった。それだけにゴールで助けてあげなきゃいけなかったし、実際その後ネットを揺らしもしたけれど、オフサイド判定。惜しかった。

その淳之介のゴール未遂は、まさかの阿部ちゃんオフサイド。お尻が。…腕とか脚じゃなくて尻って珍しいわなぁw。でもまぁ、ルールはルール。正しく適用されるのならば、悔しいけれど文句は言えない。ぐぬぬ

この日は鈴木雄斗が加入した右サイドからの攻撃が大半。チームがもう少しこなれていって、右からも左からもチャンスがつくれるようになるといいんだけどな。両サイドを警戒させられれば、攻撃の好機は増やしていけるだろう。

あとは…ルキア鈴木章斗が揃ってシュートゼロはちょっと寂しい。もちろん2人が演出したチャンスもあるんだけど、やはり最前線を任せているわけだからね。周りも便利に使われてないで、逆に2人を使っていかないとね。

頭を抱えるほど酷い敗戦だったわけじゃない。この道を進むと決めたからには、やり続けて開幕戦の手応えを結果に結び付けられるようになっていこう。

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試合後

試合後には、引退してクラブのフロント入りしたコバショーの引退セレモニー。名古屋移籍の時は突き放しもしたし、寒くて一刻も早く帰りたかったけどw、流石にコレを素通りして帰るほどの薄情者ではない。乙彼さんでした。

古林将太氏 引退セレモニー あいさつ全文

次の試合は

週末土曜日に、アウェイで京都戦ですよ。もうちょい温暖な時期にやってほしいなぁ。真夏は真夏でイヤだけどw。京都さんは前節柏に乗り込んで、終盤に先制されつつも後半ATに追いついてのドローだった模様。

言わずと知れたアノ人が監督。このオフにはスイスで頑張ってた冬一を呼び戻して、ますます『緑と青』っぽさ(笑)を増している。相手は『脱ぎ捨てた過去の湘南』であり『パラレルワールドの湘南』でもある。

どんな試合でも負けたくはないけれど、今の京都さんには尚更負けられない。4バックの熟成の肥やしにして、自信と勝ち点3を手にしよう。