湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

スポーツナビ+(ブログ)サービス終了に伴い、引っ越してきました。湘南ベルマーレを応援していきます。

【J1・第9節_vs名古屋(A)】『逆流キングクリムゾン』△2-2

先に触れておきますか。2-1の状況で、3点目のゴールが決まったところで自陣PA内でファールがあったとしてVARが介入。時間が巻き戻ってPKが与えられ、失点して追いつかれて2-2ドロー決着。こんなんが他でもあったらしいというw。

ハイライト動画の5分48秒からね。町野が持ち込んでこぼれたボールをやーまんが先に触ってゴールに向かうタイミングで、町野についてきた名古屋中谷がやーまんの進路を左足で塞ぎにきた。ボールには届かず、進路を遮断するだけのプレー。

やーまん、突然現れる左足に反応しきれず接触して転倒。ここで73分28秒。主審は笛を吹けず試合は続行。そこからロングカウンター、最後はマテウスのシュートが大岩さんに当ってコースが変わりゴールに吸い込まれた。ここで74分06秒

やーまんのダイブって言ってる人がいたけど、こんなもん何とか避けようという動作が入っただけでしょうよ。膝が入ったりしたら、そっちの方がよっぽど危ないわ。

そもそもPA内でボールにも触れずに足出して相手を引っ掛けてノーファウルなんて、主審から見えなかっただけの『はっきりとした明白な間違い』。そしてそこをフォローするのがVARで、主審にはVARから直後に連絡は行ってるはず。

どこかでプレーが途切れていたら、そこでOFRが入るだけの場面。誰が悪かったわけでもないが、何が悪かったかと言えば、わずか38秒で失点してしまった湘南が悪いのだ(笑エナイ)。

湘南×名古屋、ゴール後に相手のPK認定に日本代表OBと元主審が見解 「なぜVARが早くゲームをストップできなかったか」 | フットボールゾーン

【宏太‘Sチェック】J1札幌ゴール取り消し…正しい判定をというのは分かるが : スポーツ報知

後半8分に浅野がスーパーゴールを決めながら、それがだいぶ戻ってのPKで取り消されてしまっては、単純にJリーグが面白くなくなってしまうなというのが感想だ。正しい判定をというのは分かるが、審判が流しているようなプレーで歴史に残るような得点を消しては、見ている人も「楽しい」と感じられるのかなと。試合というのはレフェリーを含め、みんなで一緒につくっていくもの。全部をVARに任せるのはどうかというのは、今後のリーグの課題になると思う。

札幌で起きた事象について、元Jリーガー氏がコメントしている。スーパーゴールだったのだから、ルールを曲げてゴールを認めてもいいんじゃないか、だそうな。元選手という立場で、こういう馬鹿なことが言えてしまうことが信じられない。

それとも何かね。これがゴール前の混戦から押し込んだような泥臭いゴールだったら、意見が変わってしまうのかね。そんなバカな話はあるまいよ。明らかな見逃しをきちんと修正するためのVARを、何だと思ってるんだ。あーアホくさ。

スタメン

DFと両ワイドはA定食。アンカーはながきくんじゃなく、奥野が直前のル杯浦和戦から連続スタメン。前線は平岡小野瀬町野タリク…だったんだけど、試合前の負傷で小野瀬から阿部ちゃんに変更。いきなり交代選手が一人減ることに。

困ったことに、タリクさんが前半のうちにおそらく腿裏を痛めて途中交代してしまい、更に交代を余儀なくされる逆風な展開であった。最後はサブのフィールドプレーヤーを全員投入する非常事態。うーん怪我人増えてきたなあ。

試合

序盤は互いに相手を探るような展開。しかしDFの裏を狙われつづけて徐々に名古屋のペースに。いつものようにコンパクトに粘り強く守っていたが、ユンカーの長い足に負けてw前半のうちに先制を許してしまう。

更に後半立ち上がり早々に、ショートコーナーから綺麗にブチこまれてしまう。重苦しくなってきた雰囲気を跳ね返したのは、前半のうちにタリクの代わりにスクランブル投入されていた、やーまんだった。

左サイドからのクロスは、一度GKに弾かれる。奥野が頭で町野に落とすが、やーまんの声で町野はスルー。やーまん右足でシュートに行くと見せかけてキックフェイント。相手選手2枚をスライディングさせた上で左足のシュート!

【山田直輝】がリーグとルヴァンの2ゴールを自分で解説!【 湘南ベルマーレ vs 名古屋グランパス/浦和レッズ 】 - YouTube

2失点目からわずか6分で1点を返して、ようやく湘南の攻撃にリズムが出始める。しかし追加点を奪うまでには至らないまま時間が過ぎていく。それでもPKで追いついた80分からは完全に互角の攻防となったが、決着はつかずドローとなった。

総評:☆☆☆☆☆☆

VARの場面にどうしても目が行ってしまうが、2失点目から早期に1点返せたことが大きかった。0-2のまま終盤まで行っていたら、この終幕は無かっただろう。

0-2から同じ展開でVARからのPKで1-2になっても、試合の流れを逆流させるような展開にはならなかっただろう。2点に絡んだやーまんはもちろんアッパレだが、ブレずに戦えた選手みんなで掴んだ珠玉の勝ち点1だよ。

先制した4試合で全勝だった、一度も複数失点してなかった、勝てば首位だった名古屋から、敵地で2点を奪ってのドロー。またもやの複数失点は正直よろしくないけれど、ポジティブな結果だと捉えていいのではないでしょかね。

あーそうそう。湘南から名古屋に戻った米本が、なんかえらく若返ったようなハツラツとしたプレーで湘南を苦しめてくれてたなぁ。いや、元気で何よりだけどさ!w

湘南、山口智監督「リスクを負わないと成功はない」…名古屋3トップにも3バックのハイライン貫き、2点差追いつくドロー : スポーツ報知

次の試合は

早いなーもうGWですって。GW初日の土曜日に、アウェイで神戸戦ですよ。湘南のおかげで(笑)ギリギリ首位だけど、前節は毬さんに0-2からの大逆転負け。ホームで首位固めの勝利は是が非でも欲しいとこだろう。

さて、これにて公式戦4連続ドローの湘南。ゴールも奪えていてそれなりにポジティブでいられているうちに、何とか次につなげたい。首位からの勝利ともなれば、ジャンプアップには十分な起爆剤となるでしょうとも。

結構大きいのは、ここまでの9試合フル出場してチームの要になっている我らが未月が出場できないということ。これまで勝ってきた形で勝負できないのは、神戸さんもそれなりに苦労するのではないか。手探りのうちに攻めきってしまいたいところだ。