先制点はいろんな意味で完璧だったねぇ。開始4分という時間帯、大きくサイドチェンジからのコバショーダイレクトクロス、ノートラップで大橋シュート、GK弾いたところをしっかり詰めたウメさん。サイコーのスタートだったんだけどなぁ…。
【公式】ゴール動画:梅崎 司(湘南)4分 V・ファーレン長崎vs湘南ベルマーレ JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第1節 2019/3/6
スタメン
【ルヴァンカップGS1 V・ファーレン長崎戦スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2019年3月6日
GK:富居大樹
DF:福島隼斗 フレイレ 小野田将人
MF:古林将太 新井光 秋野央樹 鈴木冬一
FW:大橋祐紀 指宿洋史 梅崎司
サブ:松原 山根 中川 菊地 柴田 山口 鈴木国 #bellmare pic.twitter.com/q9evOhtnwT
まるっと選手を入れ替えたスタメン。ぴかるん久々に見るなぁ。やっと見られるフレイレ、噂の小野田くん、期待の冬一、決意の完全移籍後のようやくの初スタメン秋野、そして怪我から戻ってきた御当地凱旋ウメさん。
こちらも相手もチームとしての成熟度は語れるほどには無いハズ。ならば求めるモノは今季初出場なメンバーの心意気。自分に出来ることの100%を試合が終わる瞬間まで見せてくれれば、きっと結果はついてくる…と思ってはいたんだ。この時は。
試合
先制してからも、前半は湘南のペースだったと言っていい内容だった。惜しいチャンスも何度も作れたし、長崎の攻撃はほぼ完封できていた。前への意欲は迸り、小野田くんも物怖じせずに果敢にミドルを狙っていったりもしていた。
どうだね選手たち。追加点が入らなかった事以外はカンペキな前半に、「俺たちやれるやん、イケるやん」なんて思っちゃってなかったかい?
あれだけノビノビとやれていた。ただ、それでも追加点を奪えなかった。そこで嫌な予感はあった。後半は修正して前に出てくるようになった長崎に、ズルズルと攻め込まれ続ける湘南。それでも我慢していればいつか追加点は取れるだろう…なんてね。
スイマセン、慢心していたのは俺でしたorz。
結局後半はロクに攻撃の形を作れないまま、1点のリードを守りつつ終盤。…まぁ、前に出られないまま長崎に好き勝手に攻められ続けていただけなのだ。それでも決定的なピンチは無かったし、逃げ切れるならそれでも良かったんだけども。
湘南も選手交代で中川やシュンスケを投入して打開を図るが、選手交代してからの長崎のペースアップの方が上回った。そしてこらえきれずにロスタイムに守備決壊。あっという間に逆転されてしまいました、とさ。
総評:☆☆☆
前半のうちに追加点が1点でも取れていたなら、なんてことのない試合になっていたかもしれない。それができなかった時点で、自分達の意識を変えていかなければいけなかたった。上手くいっていないと、気がつかなければいけなかった。
湘南でのデビュー戦の選手も多い中なのだから、ウメさんシュンスケらがピッチ内外で軌道修正してやらにゃイカンとこだったろう。それができなかった時点で2018年の苦闘が活かされてないじゃないか。必要なのは秋元なのか!?w
【会長のPHOTO日記:3月6日】勘違い « 湘南ベルマーレ公式サイト
勘違い、チャピオンは遠い昔に終わったストーリー。
上手く勝つ、賢く勝つ、それは湘南ではない。闘わなければ勝てない。必死でなければ勝てない。
遠く長崎まで駆けつけてくれた皆さんに申し訳ない。
今後はもうこのレベルの話は許されないぞ。 会長にここまで言わせてしまった、ということを胸に刻んで、それでも前に進んでいくしかない。雨上がりの長崎が、2019年の本当のスタートラインだ。走り出せ!
次の試合は
もう明日だけども、週末はリーグ戦に戻って、アウェイ鹿島戦。リーグ戦では開幕戦でホームで昇格組の大分にまさかの敗戦、第2節は川崎とドローで未勝利なれど、直近のACLでは勝利して浮上のきっかけを掴もうとしている。
恐い存在だった鈴木優磨が負傷で戦線離脱したが、鹿島のカンバンはそんなことでは大きくは揺らぐまい。ホームで連敗は許されず、強い決意で臨んでくるだろう。
ウチはまずは坂が試合に出られるかどうか、が焦点になるか。前節での負傷交代後は最終的に大野をセンターに、左に山根を回して岡本を下げてという形だった。
長崎での守備の連携を思えばフレイレに託すのは少々怖いか。最終ラインに入る練習もしていたらしい秋野もフルで使ってしまっていることを思えば、前節を踏襲するのが無難な形か。デュマスの出番があるのかどうかも気になるところ。
チーム全体としては、札幌戦のパフォーマンスが偶然ではなかったことを改めて証明したい。上回られたとはいえ前節もどうにもならない内容ではなかった。アウェイの地での『リスタート』で加速していかなければ。