湘#48 れび@湘南サポBLOG Ver.2

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【J1・第31節_vs清水(H)】 『ラスト3戦ゲートオープン』△0-0

前回の記事で『金曜日は勝ち点1でいい』と書いたのは、もちろん内容を残してのモノという意味で。まぁシュート16本も打ってノーゴールってのが残念なことは間違いないんだけど、その日展開されたサッカーは、ほぼ完璧なものだった。

思うようにならない苛立ちからプレーオン中のピッチ内のボールを蹴飛ばして退場処分を受ける監督なんて珍しいシーンが見られるほどには、湘南のゲームだった。

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スタメン

流石に前線4枚を変えてきた。岡本が変えられなかったのは、ミキッチにも星矢にも代役が務まらない程に、岡本の存在感が突出してしまったということなのだろう。とはいえ一番キツいワイドのポジションで7日で3試合目、よく走りきってくれたものだ。

で。監督の思惑通りにとても良い化学反応が起きて、このスタメンでパーフェクトな試合運びができたわけですよ。このスタメンで磐田戦を戦えなかったことが、どうにも解せない。キジェさんの日程についてのコメントを読めば読むほどに。

監督は「替える必要が無かった」と言っていた磐田戦。やる前からシンドいだろうなと思っていて、案の定動きが悪かった。気が付かないわけがないと思うんだよ、ずっと選手を観てきた監督がさ、普段よりツラそうだってことくらい。

そんな選手達を「替える必要が無かった」と送り出したのは、いったいどういうわけなんだ。どんなに頭をグルグル回しても、納得いく答えは出てこない。出てくるのは、どんな理由があろうとも選手は入れ替えるべきたったという想いばかりだ。

試合

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キックオフ直後にいきなりFKで焦ったものだが、返す刀で左奥深くへのロングボールから反撃。気がつけばいつの間にやら完全に湘南のペース。前線をフレッシュにしただけで効果テキメン。磐田戦のテンポの悪さが嘘のように活性化された。

触れば1点というところで足を伸ばした岡本が腕引っ張られて倒されたり、キクシュンのブレ球ロングシュートがパンチで弾かれたり、坂のシュートがクロスバーに当たっても100万円分の旅行券は貰えなかったりw。

前半からシュート数9本対2本(DAZN集計)と押しまくり、あとはゴールだけという後半。前半飛ばして後半息切れというパターンは多かったが、この日は違った。90分をついに足を止めずに走りきってしまった。

一度だけ大ピンチもあった。カウンターから右サイドにつながれ、クロスからポイポイと浮いたダイレクトパスでつながれて最後はジャンピングボレー。

万事休すかと思ったところに、立ち塞がるのは秋元大明神。自身の右へダイブしてのワンハンドパンチングで、大ピンチを救ってみせて仁王立ちである。

試合の終盤にはドウグラス鄭大世というイヤな並びになって湘南ゴールに迫るが、攻め込まれてもそれほど慌てた感じでは無かったな。特にドウグラスは90分を通して、ほとんど驚異を感じるプレーをさせなかった。完封といってよかった。

総評:☆☆☆☆☆☆

ACL圏内を目指して休養十分&3連勝で乗り込んできた清水を相手に、ルヴァン杯決勝からの凶悪日程を強行突破しての、スコアレスドローという結果。勝てた試合を落としたという意味では本当にもったいないのだが、個人的には十分な結果だ。

ここからのラスト3戦に向けて、クラブもサポも自信を取り戻せる内容で戦えたことが重要だった。本当なら勝ち点3ゲットが一番の回復薬だったろうが、この内容なら再び前を向ける。一丸となってもう一度走り出せる状況は整った。


DAZNハイライト20181102 清水エスパルス戦

次の試合は

その前に、現在地の確認から始めましょうかね。マリノスルヴァン杯の影響があるのか逃げ切れず。鳥栖対長崎で鳥栖が勝って降格圏脱出。残りたった3試合のスプリント、6クラブで残り3つの残留確定枠争奪レースが始まる。

ゲートは開いた。長崎が一歩出遅れているけれど、どこも2戦あれば一気に降格確定枠に転がり落ちる危険のある、ほぼ横一線と言っていい状況だ。

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明治安田生命J1リーグ 順位表:Jリーグ.jp

で、次の試合はスゴいぞ、丸7日も空くぞw。土曜日にアウェイでガンバ戦。さぁ困ったぞ。何と言っても絶賛7連勝中。ホームで対戦した時とは丸っきり違うクラブとなって、あっという間に一桁順位。今のガンバは、相当強い。

だが、今の湘南だって、前回の対戦と比べたら相当強くなった。タイトルも手にした。極悪日程でも圧倒できる内容を見せられるようになった。ルヴァン杯決勝や清水戦のようなチカラを発揮できれば、どんな相手とも正面から戦えるハズだ。

今度は、今度こそは選手達も万全の調子で戦える。未月や石原も帰ってくる。強い強いガンバを倒して、残留に向けて力強いラストスパートを、走り出そう。