今年最初の、生観戦できない試合。今年はあと7試合ほどあるので慣れなければいけないのだが、毎年必ず発生するものなのに寂しくなってしまうw。
でも、同じように行けない人が多かったであろう平日ナイトゲームにも関わらず、そこそこ湘南サポさんが現地に集結していた。少なくない人数を必ず現地に送り込んで、ゴル裏の声出しのリードをしてるEFSな皆さんには、敬意を表するよホントに。
スタメン
【ルヴァンカップ第2節 V・ファーレン長崎戦スタメン】
— 湘南ベルマーレ (@bellmare_staff) 2018年3月14日
GK:後藤雅明
DF:坂圭祐 岡﨑亮平 島村毅
MF:石原広教 齊藤未月 小林祐介 新井光 高橋諒
FW:表原玄太 アレンステバノヴィッチ
サブ:真田 金子 柴田 野田 端戸 山口 鈴木 #bellmare #ルヴァンカップ pic.twitter.com/o4OBt2ODQb
ルヴァン杯鳥栖戦のスタメンフィールドプレーヤーからキャプテン高山/山根/野田が抜け、しまむー/石原/小林くん。チームキャプテンは英語話せてキャプテンの経験もある未月かなと思ったら、ステバノさんだった。
鳥栖戦でベンチから目を光らせていたリーグ戦主力がごっそりいなくなり、新鮮な名前が名を連ねた。なかなか浮上してこれなかった端戸や、つい最近2種登録されたばかりの柴田もいる。これぞ本当の意味でのターンオーバーというところか。
今回スタメンのメンバーは、日数的にも遠征疲れ的にも、週末の試合には合流できないだろう。のだりゅーはまだ可能性あるかしらん?
試合
試合の入りはよく見えたんだ。相手のボールを掻っ攫った未月が、そこからドリブル独走からのゴールを"ついに"決めて先制できた。ホントに未月が嬉しそうでなぁw。
ここから勢いに乗ってイケるかなぁと思ったのに、数分後には半端なクリアボールを拾われて、豪快なミドルシュートをブチこまれて同点。ミスからゴールを献上しあう、互いの未熟さが露呈する立ち上がりになってしまった。
ただ、正直なところあまり心配はしていなかった。ボールを奪いに行けば7~8割は勝てていたように見えてたからね。奪ってからの攻守の切り替えの早さは湘南スタイルの肝の部分であり、そこが出来ているなら追加点も近いだろうと思っていたんだ。
ところが時計の針が進むにつれて、違和感だけが強まっていく。確かにボールは奪えているのに、攻め込んで相手ゴールを脅かすことができない。端的に言えばシュートの本数が増えていかない。時折惜しいチャンスもあるのだけれど。
奪って攻め込んで、攻めきれないままカットされて、裏返されてカウンターのピンチ、の繰り返しが続く。後半に入って選手交代で流れを変えたい湘南だったが、均衡を破れず時間だけが過ぎていく。
我慢比べを制したのは長崎だった。88分、これまたスーパーな直接FKをブチこまれて、それが決勝点。長崎に今季初勝利を献上してしまった。
【公式】ハイライト:V・ファーレン長崎vs湘南ベルマーレ JリーグYBCルヴァンカップ GS 第2節 2018/3/14
総評:☆☆☆☆
あれだけデュエルで勝てていたら、普通はそうそう試合を失うことはないと思うんだがなぁ。対個人としてのやるべき事はできていたし、同じ敗戦でも、複数ゴール決めていれば☆☆☆だったかもしれない。
ただ、チャンスをゴールに結びつけるのは、チームでの戦いなわけで。初出場の選手も多かった中で全てが上手くいくわけではないにしても、連携の部分で怖さを出せなかった。持たせて怖くないとなれば、長崎の掌の上よね。
例えばステバノさんの大チャンスがあったけど、あそこでコースを狙って阻止されるくらいなら、まずは全力シュートで相手をビビらせて欲しいんだよな。「あの新外国人に余裕を与えたらヤバいぞ」と思わせられれば、それだけでも違うんだからさ。
そういう思い切りが見せられれば、リーグ戦への出場にもつながっていくと思うんだよな。リーグ戦では結果はついてきてるけど、ゴールが生まれているかといえばそうでもないわけでさ。相手に怖さを与えられるなら、監督の選択肢は増えるのではないかな。
リーグ戦のチームとルヴァン杯のチームは、レギュラーとサブの立場ではなく、ダブルフェイスでなきゃいけない。双方で影響しあって、強くなっていければいい。
対個人ではやれるところは見せられた。その点については収穫だったし、リーグ戦メンバーにも刺激になったことだろう。リーグ戦メンバーは、俺達はその上を行くぜってところを見せていかなきゃいけないぞ。
次戦
というわけで、次戦はアウェイでFC東京戦。降格も残留も歴史に刻んできた味スタは、個人的に一番近いJスタで、平塚を除けば一番好きなスタジアムでもある。
こないだルヴァン杯で今季初白星はついたFC東京。ということはリーグ戦では未勝利、1分2敗、ホームで巻き返しのきっかけを掴みたいと思っていることだろう。そういう必死の相手を止められれば、こちらが上昇する起爆剤になるハズだ。
元湘南戦士マルはリーグ戦ではサブだけど、ルヴァン杯にはフル出場で初勝利に貢献。"ミラクルボーイ"久保建英も決勝ゴールをあげて意気上がっているハズ。
湘南としては寝た子を起こさず、可能であれば完封してしまいたい。ルヴァン杯からの連敗は、チームの勢いを削ぎかねない。白熱のドローも、3試合続けば焦りにもつながりかねない。すなわち、ここは何としても勝っておきたい。
ゴールを奪って、勝利を掴め!